近年、新潟県でも若い人たちの自殺が大きな問題となりました。自殺予防を掲げている「新潟いのちの電話」でもできる事は何かないだろうかと始めたのが、中学3年生に相談先を書いたカードを配る事でした。新潟市には約6,500人の中学3年生がいます。受験を前に不安や悩みを一人で抱えやすい時期です。誰にも言えずに悩む前に気軽に話せる相談先がある事を知ってほしい。そのきっかけとしてこの「相談先カード」を届けています。カードには【ひとりで悩まないで誰かに話してみませんか】【キミのお悩みを聴いてくれる相談電話や相談メールがあるよ】【キミのお悩み内緒にするから】【一度、お悩み聴かせて】つらいときや苦しいときに自分の命を守るための行動につながるメッセージを込めています。皆さまからの善意のご寄付により、この取り組みは5年続けることができました。そして6年目となる今年も、中学3年生へカードを配布するため、ご支援をお願い申し上げます。

