現在、宮城県内にも多くの外国ルーツの住民の方が住んでおり、地域産業や地域運営において欠かせない存在となってきています。しかし、そのような外国人の中には、深刻な生活困窮や職場での違法行為に悩まされている方も多く存在します。多くの技能実習生や実質的には出稼ぎ労働者としての性質をもつ日本語学校や専門学校の「留学生」などが、食料支援を求めてフードバンク団体に殺到しています。それらの労働者は低賃金やハラスメント、不当解雇などの労働問題でも悩んでおり、支援団体に日々相談が寄せられています。外国ルーツの住民との多文化共生社会を築いていくためには、こうした人権侵害の是正も必要であり、そのような支援を通じて、支えあいを通じた公平で対等に承認しあえる、多文化共生のコミュニティを地域に築く必要があると感じています。ご賛同いただける方は、ぜひご支援をよろしくお願いいたします。



