活動・団体の紹介
当団体は震災から14年間、被災地石巻市において子どもを見守るコミュニティが地域の中で深まるための居場所づくりを実施してきました。幅広い世代の人々が集い、それぞれの時間を過ごす中で、遊びから得られる様々な発見や、他者との関わりを重ねながら生きる力を育む安心して過ごせる場になることを目指しています。
活動の背景、社会課題について
活動の中で、子ども達が日常的に忙しく疲弊している姿を目の当たりにしてきました。また、多くの大人も同じように子育てや、ストレス、不安など日常的に抱えている様子が見られます。数年に及ぶ感染対策による交流の制限がなくなった現在も、家庭以外に交流することに消極的であったり、他人に迷惑をかけたくないため交流を控える人も多い印象です。
家庭以外に、ひとつの場所だけでも安心して子育てや生活の不安やストレスを一人で抱え込まずはき出せる場所があることは、孤立による心身不調、虐待の防止にも繋がると考えています。また、家庭以外に自分を認めてくれる存在と出会うことは、子どもも大人も地域の大切な一員であると実感ができると考えます。
子どもの権利を大切にし、誰もが「ここに居てもいいんだ」「ここなら話しやすい」と安心して過ごすことのできる居場所づくり活動を継続し、地域であたたかく見守り合える社会実現を目指します。
活動内容の詳細、実績について
Ⅰ.子どもの遊び場を中心としたコミュニティ作り活動
「にじいろ農園」を活用し農業体験・プレーパークを通した居場所づくり活動
回数:全96回(月8回×12ヶ月)
・年間参加のべ人数:子ども960名、大人288名、地域ボランティア96名
【事業内容】土や植物に触れ、異年齢の子とも自由にのびのびと遊べる居場所づくり。農業体験を通して子どもと地域の大人とも顔が見える関係性の構築。
Ⅱ.親子関係形成支援にかかわる多世代間交流活動
石巻市内で親子関係形成支援、孤立防止のための居場所作り活動
回数:全27回
・年間参加のべ人数:子ども270名、大人270名、地域ボランティア108名
【事業内容】児童との関りや子育てに不安を抱える養育者同士が同じ悩みや不安を相談・共有、情報交換することができる居場所づくり。
Ⅲ.活動広報物、会報やパンフレット作成による団体活動の周知
【事業内容】賛助会員、団体関係者への募金活動周知チラシ、会報、お礼状等の作成、発送。
寄付金の使い道について
居場所づくりでの活動費(工作・調理材料費、人件費)、農地使用代、および活動内容周知のための広報物作成に使用させていただきます。
・「にじいろ農園」を活用し農業体験・プレーパークを通した居場所づくり活動
回数:全96回(月8回×12ヶ月)
・石巻市内で親子関係形成支援、孤立防止のための居場所づくり活動
回数:全27回
・賛助会員、団体関係者への募金活動周知チラシ、会報、お礼状等の作成、発送
こちらの寄付は赤い羽根共同募金を活用しています
こちらの寄付金は、宮城県共同募金会を通じて、寄付者の応援が直接、指定の団体に届けられるものです。宮城県では、「テーマ型募金みやぎチャレンジプロジェクト」として毎年12月から翌年の2月までの3カ月間実施されます。
【テーマ型募金みやぎチャレンジプロジェクトの特徴】
・赤い羽根の共同募金が運営
共同募金は、戦後間もないころからじぶんの町を良くする「しくみ」として募金運動をおこなってきました。エントリー団体は、共同募金会の審査を得た団体です。
・ご寄付金は税制優遇の対象
個人から共同募金への寄付金は、所得税については「所得控除」または「税額控除」の対象に、住民税については「税額控除」の対象となります。また、株式会社などの法人からの寄付金は「全額損金算入」とされます。
・宮城県内で活動する団体を支援
団体は全て宮城県で活動している団体です。地域に寄り添った小さな活動、地に足付けた活動をする団体に対して直接支援することができます。
【お問い合わせ】
社会福祉法人 宮城県共同募金会
〒984‐0051 宮城県仙台市若林区新寺一丁目4番28号
TEL:022‐292‐5001 FAX022‐292‐5002
E-mail:post@akaihane-miyagi.or.jp



