近年は物価高騰の影響が続いており、食料支援の依頼数は毎年増加傾向となっています。2024年度の延べ支援人数は7092人となり、過去最多となりました。昨年度は一昨年よりも生活保護受給者の利用者も増えました(実世帯で203世帯。昨年度の170世帯より増加)。最後のセーフティネットである生活保護制度を使っていても生活に困窮するのが現状なのです。賃上げも物価高騰に追い付かず、実質的には賃下げになっている昨今では、働いている世帯もみな、生活が苦しくなっています。「1日3食は食べていない」「子供に食べさせるために親は食事を減らしている」などの声が日々寄せられています。日本で今、まさに「飢餓」が問題になりつつあるのです。そのような状況を少しでも改善するため、支えあいのネットワークが必要です。ご協力できる方は、ぜひご支援をお願いします。



