10人に1人は2500g未満の低出生体重で生まれています。
突然の早産、想像と違う出産や育児で孤独や不安を感じるママや家族がいます。
思い描いていた出産からは、かけ離れていて、赤ちゃんと同室で過ごせない、一緒に退院できない、また、通院の続く産後を送らざるを得ないママや家族がいます。
こうしたママや家族を少しでも支えたいと、同じ経験をした先輩ママや当事者家族の交流、また応援してくださる方との交流を通して、リトルベビーの子どもたちとその家族が「ひとりじゃない」と感じられるような活動をしています。
そして、「リトルベビーハンドブック」を県に要望し、作成いただくこともできました。


リトルベビーのことを知ってほしい。
今まで、リトルベビー家族を支えるために、家族をつなげる「お花見交流会」や、リトルベビー家族と応援してくださる方をむすぶ「毎月17日のCOAYU交流会」などを開催してきました。
そして、リトルベビーのことを広める「写真展」や「講演活動」も行っています。
また、instagramで、定期的に活動内容やリトルベビーに関わることを発信しています。
それでも、まだまだ知られていないことがあります。
早く小さくうまれた赤ちゃんにとって、母乳は命綱です。
母乳がなかなか出ない時などには、”ドナーミルク”という「母乳バンク」で低温殺菌処理され、検査を受けた母乳を使う選択もできるようになっています。
母乳バンクとは、ご自身のお子さんが必要とする以上に母乳がたくさん出るドナーよりご寄付いただいた母乳を、適切に低温殺菌処理・細菌検査・冷凍保管し、NICU(新生児集中治療室)の要請に応じて、「ドナーミルク」として早産・1,500g未満の極低出生体重の赤ちゃんに提供する仕組みです。
滋賀県は全国的にみると、県内4つのNICUでドナーミルクを使用することができ、また県内4つの病院でドナー登録ができる先進的な県ですが、まだまだ一般的には知られていない現状です。
この「母乳バンク」を知ってもらい、ドナーとしてご協力いただければと思っています。

寄付金で行いたい活動
①リトルべビーのママや家族を支える活動
早く小さく生まれた子どもたちとそのご家族を支える活動のひとつとして、「リトルベビーリボン」を手作りしています。
「リトルベビーハンドブック」と一緒にリトルべビーのママへお渡しさせていただいています。
このリボンの材料費や製作費として、また、当事者家族を支える交流会の開催費用として活用させていただきたいと思います。


②母乳バンクを支援する活動
滋賀県では、県内4つのNICUでドナーミルクを使用することができ、また県内4つの病院でドナー登録ができる先進的な県です。
献血のように「母乳バンク」を知ってもらい、ドナーになってもらう方を継続的に確保できるように、啓発活動を行っていきたいと思います。
また、母乳バンクに登録や寄付をしてくださる方を支えるネットワークをつくるために活用させていただきます。
応援よろしくお願い申し上げます。
リトルベビーサークル滋賀のCOAYU
MAIL lillakaori144@gmail.com
この寄付は「赤い羽根共同募金」を通してこの事業に活用されます。
この活動は滋賀県共同募金会が実施する「赤い羽根ネットde推し活プロジェクト」として寄付募集をさせていただいております。
このプロジェクトは、寄付者の様々な思いを受け止めることができるよう、「分野」、「活動」、「地域」から“推し”を探して応援いただくことができるしくみです。

滋賀県共同募金会特設サイト 赤い羽根「ネットde推し活プロジェクト」を是非ご覧ください。
※滋賀県共同募金会では、
誰もが住み慣れた地域で安心して暮らすことができるよう、わたしたちの町や暮らしを、少しでも良くしようと、頑張っている人たちを応援する「じぶんの町を良くするしくみ。」として、滋賀県における地域福祉の推進を目的に様々な支援活動を行っています。