私たちは、障がいのある方たちを真ん中において太鼓やダンス等の表現活動を行い、設立以来毎年1回の自主公演を続け、今年度で20回目となります。2025年4月には記念公演を行います。
この間、多くの方の支えにより、舞台公演には300人を超える方々に来ていただいたり、2011年以降は年に10回程度のイベントなどに出演させていただいたりするなど、障がい福祉関係者を中心に、活動は周知されつつあります。
しかし、これまでは舞台を「見てもらう」ことがほとんどであり、障がいのある人とない人が直接かかわることがあまりありませんでした。そこで、20周年以後は、ホール公演だけでなく、以下のように活動していきたいと考えています。
〇表現活動という自分たちのできることで、地域社会にもっと積極的に入っていきたいです。会主体でミニ公演やワークショップを企画し、キャストが暮らし、働く地域で実施していきます。
〇企画・運営には障がいのあるキャストたちも参加し、より自主的に自信をもって取り組むことで社会参加の質を高めたいです。
〇ミニ公演やワークショップの参加者と共に同じ活動を楽しむことで、相互理解を促進し、障がいのある人とない人の壁をなくし、より暮らしやすい街つくりの一助としたいです。