社会福祉法人福井県共同募金会

"高次脳機能障害"を知ってください【福笑井】

支援総額
3,000
1%
目標金額 300,000
サポーター
1
残り
69
2025年03月31日 23時59分 まで
交通事故や脳の病気後におこる後遺症は、治療が終わった後も様々な障害が残ります。  記憶が出来ない、集中できない、仕事が出来ない、学校に行けない、授業が分からない、友達がいない...  全国におよそ50万人といわれる高次脳機能障害の本人と家族。  不安や孤立の現状を多くの方に知って頂き理解してもらいたい、家族会や社会全体で支えたいと願い、社会参加の場を増やす為の募金活動をしています。

福笑井(ふくわらい)の活動

 高次脳機能障害とは、病気や事故など脳が大きく傷ついて、うまく動かなくなる障害です。
 本人と家族の30家族が共に活動し、支え合っています。

外見ではわかりにくい障害です

 病院から家庭にもどってからも、又、社会復帰を果たしたとしても、本人、家族は「高次脳機能障害」とずっと付き合うことになります。
 見た目では障害がわからないため、誤解を受けたり、心無いことに傷ついたりします。

 不安や心配事を抱え、孤立に陥る事を防ぎ、前を向いて生き生きと生活できるよう、いろいろな社会参加の場を提案しています。

「福笑井」(ふくわらい)をサポートして下さる皆様へ

福笑井 会長 村下 恵美子

 いつも高次脳機能障害者と家族の会「福笑井」の活動を応援して下さり、誠にありがとうございます。
 お陰様で昨年は皆様に募金して頂いたことにより、バスを利用しての他県との交流会、アニマルセラピー、音楽療法など、いろいろなことに取り組むことができました。
 心から御礼申し上げます。ありがとうございました。

私の夫は交通事故でこの障害になり、18年が経ちました。

 事故の日を境にそれまでの仕事や交友関係をほぼ失いました。  
 頭の中が白紙になり、今まで出来ていたことが自分一人では何も出来なくなったのです。

 体に残った片麻痺ももちろん不自由です。杖が離せなくなりましたから。
 しかし、同時に、食事すること、服を着ること、お風呂に入ること、そんな基本のことすら最初は出来なかった。
 脳が傷んで指示してくれないのです。  

 50代の働き盛りで、仲間の先頭に立ち仕事をしていたそんな姿は二度と見れません。
 そのような状況は私達だけではなく、多くの当事者は、奥さんやご両親といった家族の見守り無しでは生活が困難なのです。

障がい といっしょに生きる

事故や病気で背負った高次機能障害。

私の夫も交通事故後、出来なくなったこと、手放したことは計り知れないくらいあります。けれども、その代わりに得たこともたくさんあります。

多くの方々のお世話になりながら、温かい人の心に感謝できること、家族を大切に思えること、小さなことにもありがとうが言えること。こんな気持ちが持てるのは、お互いに支え合える仲間と出会えたことが大きいと思います。

家族会で仲間と一緒に太鼓のパコーンをたたいたり、会話をしたり、物作りをしたりすることで一人じゃないんだと思えたり、不安な気持ちも解消され、元気になります。

交通事故や脳の病気後におこる後遺症に悩む人や家族に理解と支援を

 私たち家族も支援できる側になれる様、ピアカウンセリングの勉強会を計画しています。
 又、子供たちを交えて社会参加の場を増やすことをします。体験行事をしていきたいと考えています。  
 事業費に33万円かかるのですが、このたび、福井県共同募金会のご協力を得て使途選択募金として、この費用へのご寄付を皆さまに呼びかけさせて頂くことになりました。  
 いろいろな行事に参加することで、出来ることが増えていき、会員同士で交流が深められストレスが軽くなったり、生きがいを持てたりなど、本人の笑顔が多くなっていくのが家族にとっても最大の喜びです。 先般あるご家族より(その方はご病気で亡くなられたのですが)こんな言葉を頂きました。
「私達は、福笑井からの案内ハガキを楽しみにしていました。自分達で出かけることはだんだん少なくなりましたが、外へ出かけるきっかけを作ってくれた会にはとても感謝しています。」

 こんな言葉を聞くと嬉しくなります。
 どうか皆様には募金を通してお力添えを頂けますと幸いです。

ご支援の使い道

 高次脳機能障害は、病気や交通事故などによって、脳が傷ついて、うまく動かなくなる障がいです。福井県では200人以上とされている障がいですが、表に見えにくいため分かりづらい一面を持っているため、本人・家族とともに日常生活の困難を抱え込み孤立しまいがちです。 

 そのため、社会参加の機会を作りたいと考えています。
 ①陶芸教室
 ②太鼓・パコーンの練習 
 ③講師を招いたピアサポート研修会等を開催したいと思います。

実施:令和7年4~2月(7回) 
会場:円山公民館・めいりん
参加:160名(当事者と家族、他スタッフ)
経費:304,130円
・材料購入費 20,000円(陶芸土代500円×40個)
・施設借上料 21,000円(円山公民館・めいりん3,000円×7回)
・謝礼 230,000円(陶芸講師4名、パコーン3回、ピアサポート3回)
・消耗品費 10,000円(インク代、コピー代)
・送料 23,130円

※4,130円は自己資金で、募金目標額を300,000円に設定して寄付金募集を行っています。

応援メッセージ

福井県高次脳機能障害支援センター センター長の佐藤万美子です。
事故や脳の病気を負った方が、高次脳機能障害と向き合い、笑顔を忘れずに社会参加するために、何よりもご家族のパワーが絶大であると感じています。福笑井の活動がより充実したものとなるように心から願っております。


福井県高次脳機能障害支援センターで支援コーディネーターを務めている富田浩生です。
高次脳機能障害の当事者・家族にとって、同じ境遇の方とのつながりは安心感が得られる貴重な場となります。
安心できる場所があり続けられるように、福笑井の活動を支援していきます。

こちらの寄付は赤い羽根を活用しています

こちらの寄付は、福井県共同募金会を通じて、寄付者の応援が直接、指定の福祉団体に届けられるよう寄付ができる使途選択募金を活用しています。毎年1月1日から3月31日に実施されます。
クラファン特設ページをぜひご覧ください

【赤い羽根クラウドファンディングの特徴】
●赤い羽根の承認事業 ▶詳細はこちら
赤い羽根で知られる共同募金会は、昭和22年から市民主体の取組みとして民間の社会福祉の推進のために募金活動を続けている歴史ある団体です。寄付募集を行っている事業は、福井県共同募金会の配分委員会で審査し、理事会、評議員会の議決を経て承認された事業ですので、安心して寄付ができます。

●ご寄付は税制優遇の対象 ▶詳細はこちら
寄付金は税制上の優遇措置の対象になっています。個人のご寄付は、所得税の所得控除または税額控除、住民税の税額控除が受けられます。株式会社など法人のご寄付は、法人税の全額損金算入扱いになります。

●福井を良くする活動に特化 ▶詳細はこちら
赤い羽根クラウドファンディングで支援する団体はすべて福井県内で活動している団体です。地域に寄り添った小さな活動、地に足付けた活動をする団体に対して直接支援することができます。

福井県共同募金会とは・・
たすけあいの精神を基調として、福井県における社会福祉事業の健全な発達及び社会福祉に関する活動の活性化により、地域福祉の推進を図るための共同募金事業を行うことを目的として様々な活動をおこなっています。

(お問い合わせ)
〒910-0026 福井県福井市光陽2丁目3-22
TEL:0776-22-1657 FAX:0776-22-3093

団体情報
社会福祉法人福井県共同募金会
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社会福祉法人福井県共同募金会
このページは寄付・ 会費決済サービス
コングラント」で作成されています。
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