alaまち元気プロジェクトとは

アーラの「まち元気プロジェクト」は、2008年から始まりました。「生きづらさ」や「生きにくさ」を感じている人々を、文化芸術の力を活用して精神的にも社会的にも孤立させないという取り組みです。文化芸術には「共創性」という、複数の人間が関わりあって新しい価値=仲間・コミュニティをつくる力があります。この文化芸術の力で「生きる力」と「コミュニティを創出」し、社会の健全化を目指しています。本プロジェクトは、市民サポーター、NPO団体、関係施設など多くの人の力に支えられています。自分のココロが元気になって、周りの人のココロも元気にしていきたい。そんな思いで、この地域の「まち元気」をつなげていきたいと考えています。
alaまち元気プロジェクトWEBページ https://kpac.or.jp/machigenki/
アーラのミッション
芸術の殿堂ではなく、人々の思い出が詰まった「人間の家」

可児市文化創造センターala(アーラ)のミッションは、「芸術の殿堂」ではなく、人々の思い出が詰まった「人間の家」として、「つながりを醸成する」ことです。文化芸術を愛好する人たちだけでなく、あらゆる層の市民が生きがいをもち、安心して集うことができるもう一つの我が家のような存在として劇場を位置づけ、私たちが起こした活動で、人々がどう変化し、どんなつながりが生まれたかを大事な価値としています。
We are about people,not art (私たちは芸術のために仕事をしているのではなく、「人間」に関する仕事をしている)、これは英国芸術評議会が劇場の全国調査をした結果として、「優れた劇場」を定義した言葉です。私たちアーラもこの言葉を大切にしています。
アーラのビジョン
すべての人が”違い”を価値として受け入れ、自分らしく幸福に共生できる社会の実現

アーラのビジョンは、すべての人が”違い”を価値として受け入れ自分らしく幸福に共生できる社会の実現です。違う価値観、文化、考え方に出会ったときに、その違いによって分断や、孤立、争いといったものが起こる社会になっていますが、違うことを前提に、お互いを尊重し、気持ちに寄り添いながら、より高次元の新たな価値を共に創造する社会をアーラは目指しています。文化芸術を活用し、地域の課題に向き合い、共生社会に向けた新しい価値創造を続けていきます。
寄付金の使途・税制優遇について
今回、皆様からいただいた寄付金は「まち元気EXPO」の費用負担に充当させていただき、今後もアーラまち元気プロジェクトを更に広げていきたいと思っております。
(公財)可児市文化芸術振興財団は、2011年6月1日付で「公益財団法人」の認定を受けました。そのため2011年6月1日以降の当財団へのご寄付は、税制上の優遇処置「寄付金控除」の対象になります。
個人の方の場合、寄付額が2,000円以上であれば、確定申告を行うことで寄付金控除が受けられます(年末調整では申告できません)。寄付金控除については、次の2つの方法があり、どちらか有利な方法を選択できます。
(1)所得控除 …(合計寄付金額 – 2,000円)=寄付金控除額(その年の所得から控除)
(2)税額控除 …(合計寄付金額 – 2,000円)×40%=寄付金控除額(その年の所得税から控除)
なお、 控除額には一定の上限額があります。また、どちらが有利な方法になるかは所得などによって異なります。詳しくは最寄りの税務署にお問い合わせください。また、住民税控除については、各都道府県、各市区町村によって異なります。詳しくはお住まいの自治体にお問い合わせください。