反貧困ネットワーク
一般社団法人

困窮した移民・難民のいのちをつなぐ〜反貧困ネットワークの支援活動を続けるために、あなたの力が必要です

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日本にはいま400万近い外国人が住んでいます。その中には難民としての背景を持つ人も少なくありません。世界では紛争や災害、迫害が絶え間なく起きていて、故郷を追われた人は1億人をはるかに超え、現在も増えています。 長く貧困問題に取り組んできた私たち反貧困ネットワークにも近年、そんな移民・難民からの助けを求める声が、ひっきりなしに寄せられるようになりました。 病気になったのに医者にかかれない。家賃を払えず住居を追い出されそうになっている。不当な理由で解雇され仕事がない。お金がない。食べるものがない。寝るところがない。 だれもが安心して暮らせる社会を実現したい。そう考える私たちは、彼らのSOSに応えようと昼も夜もなく支援に奔走していますが、外国人支援の経費がかさみ続けたことで多額の赤字を抱えることになりました。このままでは支援が続けられません。 人によっては、外国人なんか助けなくてもいいだろうと言うかもしれません。しかし、行き場もなく食うや食わずの人を、肌の色がちがうから、日本語を話さないからといった理由で見過ごしてしまう社会が果たしていいと言えるでしょうか。私たちは、それが日本人であろうと外国人であろうと、困っているすべての人たちと手を取り合って歩んでいきたい。 ぜひとも、反貧困ネットワークの活動にお力を貸してください。

反貧困ネットワークは、リーマンショックを背景に、日本で広がる貧困問題を可視化することにより、貧困問題を社会的・政治的に解決し、人間らしい生活と労働の保障を実現させるために、2007年10月1日に、貧困問題に取り組む多様な市民団体・労働組合・法律家・学者・諸個人が集まり結成されたネットワークです。
「年越し派遣村」やさまざまな提言活動などを通じて、日本社会の貧困問題に一石を投じてきました。

【コロナ禍のち、物価高】周縁化された人びとの困窮は深刻さを増しています

新型コロナウイルス感染症の拡大により、日本社会で多くの人びとが困窮状態に陥り、長期化が想定されたことから、仕事や住まいを失った人びと、日常生活が困難に陥った人びと、日本国籍を持たない人びとへの駆けつけ支援を通じて、いのちをつなぐ活動を継続しています。
わたしたちが日々、支援現場で対応している困窮者の置かれた状況は非常に深刻です。
長期的な物価高も重なり、目を覆いたくなるような状態が続いています。

反貧困ネットワークでは「国籍や在留資格にかかわらず、日本人でも、ナニジンでも、ここ(日本)に生きている人として、貧困状態に置かないことを目指し」、住居・生活・医療・教育支援を続けてきました。

わたしたちが運営する個室シェルターには11世帯の非正規滞在、在留資格のない外国籍の人びとが暮らしています。
その多くは「仮放免」という極めて不安定な立場に置かれており、働くことも、医療を受けることもできない状況を強いられています。
現在、反貧困ネットワークの支援費の3分の2以上が、生活に困窮している移民・難民などへの給付・居住支援となっています。

反貧困ネットワークのとりくみ

困窮した外国籍を持つ人びとへの支援として、反貧困ネットワークは住宅支援や生活支援など、幅広いとりくみを行っています。

住宅支援

反貧困ネットワークの個室シェルター26室のうち11室に、仮放免などの事情から働くことができない外国籍困窮者が暮らしています。当然、これらの方がたから得られる家賃収入はなく、水光熱費もすべてわたしたちが負担しています。
また、シェルターに入居している外国籍の方を中心に、社会との接点のなさや無力感から、尊厳をむしばまれることがないよう、地域での協働作業や居場所づくりも進めてきました。

居場所交流事業「おとなりカフェ」 *現在、臨時休業中

難民が社会と関わり、自立するきっかけをつくろうと、反貧困ネットワークは2023年10月にチャリティカフェを立ち上げました。
わたしたちが事務所を構える西早稲田、東京DEWのシェアキッチンで、主に難民申請中の外国人シェフがランチを振る舞う、通称「おとなりカフェ」です。

25年秋に100回目を迎えたおとなりカフェ。
いままでシェフを務めたのは、アジア・アフリカを中心とした10カ国出身の16人。
世界のおいしい料理を食べることで難民を支えられると評判になり、デリバリーも含めたお客さんの延べ人数は5000人に達しようとしています。
食事代は外国籍困窮者の生活支援に充てています。

「いつか自分の店を持ちたい」と新たな目標ができたシェフがいたり、お客さんからの「おいしかったよ」といった言葉で「自分は孤独じゃないと思えます」とうれしそうに語るシェフもいます。

食を通じてさまざまなお客さんと交流する中で、イベントに呼ばれて料理を振る舞ったり、自らの体験や思いを人々に語ったりと、おとなりカフェを起点に多くの難民が活動の幅を広げています。

仮放免高校生奨学金プロジェクト

わたしたちが支援しているのは、日本で生まれたり、幼少期に来日したりして義務教育を終え、公立高校に在籍していても、「不法滞在者」とされ、高校無償化の対象外とされている、在留資格がない仮放免の高校生たちです。2025年12月時点で、のべ53人になります。
このプロジェクトは大人の支援をするなかで、その子どもが、授業料を払えず高校中退を迫られていることを知り、始まりました。
公立高校の授業料に相当する奨学金として、月1万円を大学生チューターが手渡しています。
高校生の在留資格がないがゆえの悩みに耳を傾け、進学にあたっては大学や専門学校のオープンキャンパスに同伴するなど、年齢が近い「お姉さん、お兄さん」として仮放免高校生たちに寄りそっています。 

2025年3月には13人が高校を無事卒業し、専門学校や大学に進学しました。この春から短大に進学したひとりは、以下のように作文を書いてくれました。

困っているすべての人たちと、手を取り合って歩んでいきたい

正直にお伝えします。このままだと支援が続けられません。

「なら、日本人の支援に限定すればいいじゃないか」と言われるかもしれません。
でも、わたしたちには、「公園や駅で野宿状態にいる人を目の前にして、たとえば肌の色が違うから通り過ぎる」ということは、どうしてもできません。

公的支援の利用を検討しようにも、困窮している多くの外国人はその制度の対象外とされています。
それを放っておけば、ある人は寒い夜に凍えていのちの危機にさらされ、またある人はご飯を食べることができずに飢えてしまいます。
それは、仕方がないことなのでしょうか?

わたしたちは、それが「日本人」であろうと「外国人」であろうと、困っているすべての人たちと手を取り合って歩んでいきたいと願っています。

ただ、反貧困ネットワークが外国籍者の困窮者支援を本格的に開始して5年、財政的には極めて厳しい状況に追い込まれています。このままでは支援が続けられなくなることもまた事実です。
支援を継続していくためには、みなさまの協力が必要です。

寄付のつかいみち

いただいたご寄付は、
・シェルター維持費・家賃支援費などの住宅支援費
・生活支援費
・医療支援費
・仮放免高校生奨学金プロジェクト
などの外国籍をもつ困窮者支援の経費に充てさせていただきます。

なお、2024年度の実績に鑑み、外国籍を持つ困窮者への支援活動を続けていくためには、3000万円程度のご寄付が必要だと見込んでおります。

ビデオメッセージ(順次、アップします)

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