このプロジェクトはソニー銀行の認定プロジェクトです。
このプロジェクトは「GIVING for SDGs sponsored by ソニー銀行」の認定プロジェクトです。「GIVING for SDGs sponsored by ソニー銀行」では、寄付決済時に発生する決済手数料をソニー銀行が協賛することで、寄付者の想いがこもった大切な寄付金を全額 NPOに届けます。寄付金の社会への還元性を高めることで、寄付文化の浸透および NPOの社会課題解決に向けた活動を支援することが可能です。
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ソニー銀行様より応援メッセージを頂きました。
このたびは「GIVING for SDGs sponsored by ソニー銀行」へのご参加、誠にありがとうございます。
親と子どもへの虐待防止に関する啓発を通じ、子どもの健全育成はもとより、子どもの権利擁護を図るとともに、社会福祉の向上に寄与するという児童虐待防止協会さまの活動は、重要かつ社会的・人道的に意義のある取組であると考えています。
このプロジェクトは、虐待に対する正しい理解と予防教育を行うための「子ども支援事業」の推進していくための取組となります。
ソニー銀行では、本プロジェクトを通じて子ども虐待を生み出さない社会を実現させると同時にSDGsの目標である「No1 貧困をなくそう」「No3 すべての人に健康と福祉を」「No4 質の高い教育をみんなに」「No5 ジェンダー平等を実現しよう」「No10 人や国の不平等をなくそう」の実現に貢献できることを願っています。
認定NPO法人 児童虐待防止協会~設立から35年の道のり~
当協会は、日本ではじめて子どもの虐待を防止するために設立されたNPO法人です。
1990年、電話相談事業から始まった私たちの活動は、子どもと親に寄り添いながら、さらに家庭から地域へとさまざまな支援事業を拡げてきました。
私たちの主な支援事業




詳しくはぜひホームページをご覧ください。
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深刻化する児童虐待と、その背景にある原因
私たちが活動を続ける一方で、児童虐待という社会課題は解決どころか深刻さを増しています。
この30年あまり、児童相談所や市区町村に寄せられる虐待相談件数は年々増加し、痛ましい事件が後を絶ちません。
その背景には次のような課題があります





- 虐待のサインに気づいたときに行動できる大人がもっと増えたら?
- 子どもや保護者がSOSを出しやすい社会だったら?
- そもそも虐待が起こらないよう予防策がもっと進んでいたら?
自己責任論に追い詰められる
日本でもようやく2019年に子どもへの体罰が法律上、禁止されましたが、一般的にどこまでこのことが知られているでしょうか。
各家庭で、主に、祖母が母に子育てについて世代間伝承する時代から、共働き世帯が一般化し、性別役割分担の意識も大きく変わりました。
しかし、母親に子育ての責任を負わせる実態はあまり変わっていないどころか、地域コミュニティでの支え合いも弱くなっているのに、自己責任論はむしろ強くなっています。
子育てに悩む人は増えており、虐待するかもしれない、他人事ではないと感じている保護者が多くいる一方で、虐待事件のニュース報道を見ると、特別な家庭、特別な人が起こすイメージが広がっています。

高校生に届ける虐待予防教育「ティーンズAPCA」
当協会では、10年以上、高校生に対する出前授業、虐待予防教育「ティーンズAPCA」を行っています。
将来親になる、社会を支える次世代の若者に、子育てについて意識を変え、困難を抱える人に手を差し伸べるやさしい社会をつくる担い手になってほしい、その一歩のお手伝いをしたい。当協会では、この趣旨に理解を示してくれる学校の先生のご協力の元、虐待予防教育の出前授業を実施しています。
「虐待としつけの違い」「自分たちに出来ること」「困った時の行政サービス」など、知っておいてほしい情報を伝えたり、虐待についての正しい知識を一緒に学んでもらいます。

個別でのオンライン学習支援
また、虐待に興味をもち、探究学習や卒業レポート作成などの一環で、学びたい要望にも応え、高校生や小中学生、大学生の個別的なオンライン学習支援もしています。
受けた生徒さんから「虐待について誤解していた」「自分で調べてもよくわからなかったのでよかった」「早く知りたかった」「もっと広くみんなが学ぶべきではないか」といった声が寄せられています。

虐待予防教育「ティーンズAPCA」を受講した高校生の声

自分がされていないから関係ないのではなく、自分がしないようにするためにも知っておくことは大切だと思った。たくさんの虐待されてる子たちに幸せになってほしいと思う。

体罰だけだと思っていたけど、心理的や育児放棄も虐待に含まれると知った。身近で困っている人や自分も困ったら189番に電話しようと思った。
虐待少し当てはまっている気がして複雑な気持ちになった。

初め子どもの虐待は自分に関係のないことだと思ったけど、私たちの周りにも虐待にあっている人がいているかも知れないから関係のないことではないと思ったし、知っていかないといけないものだと思いました。

自分の身の周りに虐待は聞いたことはないけどもしそうなった時どうすればよいのか分からなくなってしまう自分がいるような気がして良い授業になったと思う。

自分は全く関係ないと思っていたけど、将来自分が親になった時のために聞けてよかった。無意識に痛めつけないようにしたい。

よくニュースなどで耳にするネグレクトなどの意味をよく理解できました。よくある、忙しいから子どもをよく見れないという人も、虐待になると初めて知りました。
クラウドファンディングで私たちが実現したいこと
今回のクラウドファンディングでは「ティーンズAPCA」事業をより推し進めるための運営費を集めたいと思っています。
35年続いている当協会は、長年の活動を通じて地域社会や関係者とつながり、ノウハウを蓄積してきました。
しかし、連携先は公的機関も多く潤沢な予算は望めず、実質、無償で行っている事業も少なくありません。
「ティーンズAPCA」事業についても、現在は学校や学生個人から依頼があった場合にのみお受けしており、私たちが目指す「大人も子どもも虐待に対する正しい知識を持っている社会の実現」には程遠いというのが現状です。
今回のクラウドファンディングでいただいた寄付は、団体の運営費にあてさせていただき、その中から「ティーンズAPCA」事業にかかる下記の費用を捻出したいと考えています。

35周年記念バッジ
協会創立35周年を記念いたしまして、児童虐待防止全国ネットワーク様とのタイアップによる「35周年記念オレンジリボンバッジ」を製作いたしました。

これまで協会の設立・運営にご尽力いただいた方々への感謝と、虐待問題に対する今後一層の強化を図る私たちの決意の証です。
10,000円以上ご支援いただいた方には返礼品としてお贈りします



活動の維持と継続、新たな事業を展開、挑戦していくためには、皆様のお力がぜひとも必要です
育ちあい、認めあい、補いあって子ども虐待を生み出さない社会
起こってしまった虐待に対応するだけでなく、子どもが健やかに育ち、親も支援者も孤立しない、虐待を生み出さない社会を一緒に目指しませんか!

応援メッセージ
認定NPO法人ホームスタート・ジャパン 代表理事 森田圭子さま


こどもへの虐待がどういったものなのか多くの大人も実はあまりその内容や影響をよくわかっているわけではありません。そういうことに出会った時にどうしたらいいかということなども教えてもらったことはないのが今の社会ではあたりまえです。
さらに、こどもたちは自分の周りのあたりまえにあることについて、どういう意味があって、そしてそれがどう長く自分の人生に影響して行くのかなどほとんど誰にも教えてもらえないのが普通です。どのこどもにとっても普段の生活の中で自分に起きてきたことは当たり前のことで、ノーと言っていいことだというようなことでも、わからずに(わかっていたとしてもどうしていいかわからずに)受け入れてしまうものです。そして、ノーと言っていいのかどうかという判断は、大人によっても違ったりするので、こどもにとって余計にわかりにくいものです。
だからこそ、若者が、大人になる前に、安全に配慮された中で児童虐待について学ぶこと、そしてその周りにいる大人たちも共に一緒に学ぶことの意味は大変大きいと思います。何より困ったことが起きたときに、周りにつながって、信頼できる人に出会い、相談をすることの大切さを、信頼できる人と、安心な環境の中で学ぶことは、予防になるだけでなく、生涯にわたってその人の生き抜く戦略として大事なものになるだろうと思います。
今回認定NPO法人児童虐待防止協会様がティーンズ向けの子ども虐待の予防教育授業を展開されるためにクラウドファンディングを展開されることを私は応援しています。
このような教育を誰もがこども時代に当たり前に受けられることに意味があると思っているからです。現代の子育ては、幼い頃から親以外の大人や地域の人との繋がる機会が少なく孤立しがちな中にあります。人ではなく、スマホやAIにアドバイスをもらい、それで何とか乗り切る場面は以前と比較して格段に多くなっています。そして、自己責任を問われる世の中で、人に相談したり、頼ったりするのはどんどんやりにくくなっている世の中です。受援力と言われる、助けてもらう力がどんどん下がって行っている、と支援の現場で聞こえてきます。
そんな大人たちの背中を見て育ってきているからこそ、こどもへの教育がいま必要、と思います。大人になる前にこのような教育の機会が得られることがそれぞれの人生において大きな意味をもっていくのではないかと期待しています。
そのきっかけとなるこの予防教育が行われること、そしてその声が拡がることを期待して、今回のこの企画を応援したいと思います。
【森田圭子さま プロフィール】
NPO法人わこう子育てネットワーク 共同代表
さいたま市親の学習ファシリテーター養成トレーナー
2000年から埼玉県和光市で「ひとりの子育てからみんなの子育てを」を掲げ、子育て広場、プレーパーク、家庭訪問型子育て支援ホームスタートなどの子育て家族の支援とまちづくりに取り組む。2008年からは、さらに深まる子育ての孤立予防のために全国に家庭訪問型子育て支援をひろげるホームスタート・ジャパンの活動に参加、2021年からは代表理事として、コロナ禍を経て孤立が深まる全国の子育て家庭へ地域のボランティアが訪ねるホームスタート普及に注力している。
NPO法人M-STEP 理事長 平田えりさま


はじめまして。
NPO法人M-STEP理事長の平田えりです。
私たちの活動は、子連れ再婚家庭(ステップファミリー)や子連れ恋愛や子連れ再婚を考える、ひとり親家庭のみなさんの生活のサポートを全般に行っています。
近年、虐待件数が多くなっている一方で、子連れ再婚家庭や、子連れ恋愛中での虐待事件も多く、ニュースで取り上げられることが多くなってきました。
養親からの虐待、親子さんの交際相手や元交際相手からの暴行などの見出しをみる度にドキっとします。
「また、尊い命が奪われた・・・」、「守られるべき子どもを守ることができなかった・・・」と、虐待サバイバーである私自身の心が痛くなり、何もできなかったと自責することもあります。
虐待といっても、いろいろな種類の虐待があり、ニュースになるのは、ごく一部の事件です。
認定NPO法人 児童虐待防止協会の皆さまが行っている事業での子どもたち一人ひとりに寄り添う温かさと、社会全体で支える仕組みづくり「自分の気持ちを大切にしていい」「助けを求めていい」と思える社会づくりのために、真摯に取り組まれていることに深く感銘を受けました。特に、子ども自身が自分の権利を学び、気づき、行動できるようにサポートする「ティーンズAPCA」の取り組みは、未来を変える力を持った素晴らしい活動だと思います。小さな声に耳を傾け、寄り添い続けるその姿勢に、たくさんの希望を感じています。
どうかこれからも、必要な人たちにその思いが届きますように。
これからも、子どもたちの未来を守る活動を心より応援しております。
NPO法人フェアスタートサポート 代表理事 永岡鉄平さま


こどもは「無限の可能性」とともに生まれてきてくれる貴重な存在だと思っています。
そして、私達社会は、こども達がその「無限の可能性」を一つでも多く開花できるよう育む使命を持っています。
しかし、虐待は、その「無限の可能性」をどんどん奪ってしまう残念な行為です。
そして、虐待が起きてしまう背景には、虐待を、誘発してしまう社会構造があると考えます。
虐待をしてしまった人を責めるのではなく、虐待が起きてしまう構造を理解し、どうすれば虐待を未然に予防できるか、虐待が無い社会を実現できるか、ここに注力されている児童虐待防止協会の存在は貴重です。
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