本日6/16誕生日を迎えました。10年前にカンボジアで命の尊さを実感し、看護師となり、昨年ASHAに参加。現在ネパールの山村で、CHW養成と新生児蘇生トレーニングの二つのプロジェクトに携わり、地域の母子や患者さんを守る“見えないインフラ”を育んでいます。CHWは妊婦健診を促し定期訪問で体調不良者を医療へつなげ、蘇生研修は学びによって生まれたばかりの命を救う力を広げています。
一方、日本で訪問看護をする私は、制度の改定で支援が減り、受診が遅れた患者さんを看取る悔しい経験をしました。“誰かが守ってくれる”が当たり前でなくなった今、国際協力は他人事ではありません。遠いネパールの挑戦は私たちの未来とも地続きです。支援が届かない現実を目の当たりにしても、現地で懸命に歩むCHWたちの姿が私の背中を押し、再び前を見る力をくれます。
だからこそ私は歩みを止めず、誕生日を誰かのために使うバースデードネーションを始めます。いただいたご寄付はCHW活動費や教材・医療資器材の整備に活用し、あなたの“おめでとう”をネパールの笑顔へ変えたい——一人の小さな行動が未来を動かすと信じています。どうか力を貸してください。