「みんなのバリアフリーコンサート」とは
障がいのある方もない方も、赤ちゃんもお年を召した方も一般の方も学生さんも、誰でもみんなが一緒の空間で楽しめるコンサートを企画したい。そんな思いで始まりました。席や場所を区切ることもなく、途中で泣いても声を出しても大丈夫。出入りも自由。そこは、出来ることを自由に表現するための場です。
立場や年齢を超えて、国境も越えて、一緒にステージに立ち、何も気にせずに、一人一人が、歌い、踊るコンサート。心を解放させて、自由に楽しめるコンサートをしたい、なんの垣根のない、何でもありの真の意味での「バリアフリー」なコンサートを、みなさんと一緒に実現したいと考えています。
音楽は(芸術は)垣根なく、みんなが平等に繋がることができるもの。コンサートを通して、色々な人との繋がりを深め、理解し合うきっかけが生まれるはずです。
「皆さんが笑顔になり、一緒に楽しめる空間・時間を実現したい」との思いで、フルート奏者の齋藤友紀さんが中心となって始めたバリアフリーコンサートをぜひとも関西でも開催したいと考え、大阪在住のオカリナ奏者田中理子が、2023年東大阪文化創造館で第1回を開催。翌年(2024年)第2回をクロスパル高槻で開催しました。
今回は、大阪開催の3回目。大阪府高槻市で200名の参加を目標に、開催することになりました。
この「みんなのバリアフリーコンサートinおおさか」の実現にむけて、ぜひとも、みなさまからの応援をお待ちしております!
第3回「みんなのバリアフリーコンサートinおおさか」の特色
コンサートは今回で3回目となります。2024年の会場は150名定員のホールで、ほぼ満員のお客様でしたが、2025年は安全面を考えて、より定員の多いホールで計画をしました。特に、障がいを持った方の参加が多いことなども考慮し、また、当日でも気軽に参加してもらおうと、余裕のある計画を考えています。
過去に2回コンサートを開催して、いかに多くの障がいをお持ちの方が、音楽を楽しみたいのになかなかコンサートなどに参加できない状況にあることを知りました。
特に精神障害の方などは、ホールに入れてもらえない、車椅子の方は、決まった場所でしか観覧出来ないなど、色々な経験をされたと聞きました。私たちは、そういったことがないように、可能な限り、スタッフを多く置き、どんな障がいをお持ちの方でも、参加して頂けるように配慮します。
また、バリアフリーとは、障がいをお持ちの方々に限らず、子どもでも、お年寄りでも、海外の方でも、みんなで一緒に楽しむこと。そのためのさまざま工夫や配慮をして、開催したいと考えています!
開催の概要
■日時 2025年6月28日 13:30~
■会場 高槻市立生涯学習センター(高槻市桃園町2番1 高槻市役所 総合センター内)
■出演 ゲスト・プロ奏者:齋藤友紀(フルート)、金益研二(ピアノ)、川口真人(ベース)、橋本一芳(パーカッション)/その他演奏者:一般の参加者。演奏者(昨年は、車いすの三味線奏者「TAKAAKI」さん
今後の展開として、関西全域に広げたい
この活動は、鳥取県倉吉市、東京都港区、徳島県と、全国に広がっています。
私たちは、関西圏でのこの活動を広げて行く役割を担っています。
2024年の2回目のコンサートには兵庫・京都・奈良からの参加もあったので、
大阪だけでなく、関西全域に、活動を広げて行きたいと思います

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昨年の第2回コンサートに参加いただいた方からの声
昨年、クロスパル高槻で開催した第2回「みんなのバリアフリーコンサートinおおさか」には、ほぼ満員となる150名近くの方々にご参加いただき、みんなで歌ったり、踊ったりと、楽しい時間を一緒に過ごしました。いただいた感想の一部をご紹介します。
″素敵なコンサートをありがとうございました。
自閉症の娘と鑑賞させていただきました。
娘は手拍子をしたり、踊ったり、ずっと笑顔で楽しんでいました。
お話はできませんが、小さい頃から歌を歌ったり楽器を奏でたり、音楽が大好きなので、一度、高槻市の市民会館で開催された小さい子ども向けのファミリーコンサートに連れていきました。ですが、じっと座ることが難しく係の方から退出を言われてしまいました。
バリアフリーコンサート、なんて素敵な機会なんでしょう。ありのままの姿で音楽を楽しむ娘を見て心から嬉しく思いました。本当にありがとうございます。”

「チーム・YUKI」プロフィール
「障がいがある方もない方も、赤ちゃんもお子さんも、どなたでもどうぞ。大声や泣き声も大歓迎。出入りも自由。何も垣根のないバリアフリーなコンサートをぜひ皆さん一緒に楽しみましょう!」というコンセプトのもとにコンサートを展開するフルート奏者齋藤友紀とその仲間たち。すでに学校公演や依頼コンサートなどで大人気の高い音楽性ととびきりの楽しさを合わせ持つ唯一無二のステージを展開しております。演奏リクエストも編成リクエストも可能なオーダーメイドの楽しいひとときをぜひ!何でもぜひご相談ください。

齋藤友紀(さいとうゆき)
フルート奏者。 桐朋学園大学音楽学部卒業、同研究科修了。NY ジュリアード音楽院インターナショナルマスターコース修了。チェコ・プラハでヨーロッパデビュー以来ベルリン、ロシア、コソボ、セルビアなどでソリストとしてオーケストラと共演、ドイツやイタリアなどで毎年ソロリサイタルを行う。本格的なクラシックから映画音楽やタンゴ、和楽器やシンセサイザーとのコラボなどのショープログラムまでと幅広いレパートリーを持ち 国内でのトーク付きのコンサートも大人気。地元学生や障がいを持ったアーティストとの各地でのチャリティーコンサート活動やCD も高評価を得ている。ヨーロッパと日本を中心にグローバルに活躍中。2006年度国際芸術連盟音楽賞受賞。http://www.yukisaito.com
金益研二(かねますけんじ)
ピアニスト/スーパーアレンジャー。東京芸術大学音楽学部作曲科卒業。これまでに、新垣勉、古澤巌、高嶋ちさ子、東儀秀樹、クミコ、渡辺えりなど様々なジャンルのアーティストと共演、アレンジを提供の他、自身のピアノソロライブ「音の散歩」シリーズや CDも大好評。ヤマハミュージックメディアより編曲譜面を多数出版。各方面から引っ張りだこの気鋭アーティスト。 「チーム・YUKI」の演奏楽曲はすべて氏のアレンジによるもので構成されている
http://www.kanemasukenji.com/
橋本”ハッサン”一芳(はしもと”ハッサン“かずよし)
パーカッション奏者。バンド「新しい朝」のドラム・コーラス担当。また齋藤友紀主催グループ「チーム・YUKI 」の主要メンバーとして学校公演やコンサートなどで活躍。楽しくカッコいい華麗なステージパフォーマンスで子供から大人にまで大人気。 https://www.atarashiiasa.com/
川口真人(かわぐちまさひと)
ベース奏者。2015年に齋藤友紀と出会って以来、ベース演奏のみならず様々なステージでのパフォーマンスを可能にするサウンドクリエーターとしても「チーム・YUKI」を支えている。
寄付金の使い道について
今回のコンサートでは、入場料¥2000円(障がい者・ガイドヘルパーさん・子ども¥1000円)を予定していますが、プロの演奏者に方に演奏を依頼するための経費や会場費、その他のご案内スタッフらの経費が足りません。そうした経費を補うために、みなさまからいただいた寄付を使わせていただきます。
また、クラウドファンディングで資金が多く集まれば、障がいの方の参加費を軽減したいと考えています。障がいの方の場合、出掛ける時には、ヘルパーさんの参加費も負担しなければならない場合が多く、その負担分を今回の寄付金で軽減したいと考えています。
ぜひともご支援をよろしくお願いいたします!
このプロジェクトに寄付をすると税の優遇措置が受けられます
アーツサポート関西は公益財団法人関西・大阪21世紀協会が行う取り組みであるため、このプロジェクトに寄付をいただくと税の優遇措置が適用されます。個人と法人のいずれにも適用されます。たとえば個人が3万円を寄付して「税額控除方式」で税金の還付を受ける場合、11,200円が寄付者に戻ってきます。詳しくはこちらをご参照ください。

寄付をしていただく際にご確認いただきたいこと
■このプロジェクトは、アーツサポート関西の2025年度公募助成で選ばれた団体が行う活動です
■いただいた寄付は、公益財団法人関西・大阪21世紀協会への寄付となり、税の優遇措置が受けられます。詳しくはアーツサポート関西ホームぺージ「税の優遇措置について」をご覧ください。
■プロジェクトを行う団体には、いただいた寄付から必要経費10%を控除した金額をアーツサポート関西から助成金として支払います。クレジットカードをご利用の場合はカード手数料分も控除されます。
■プロジェクトが目標額に達しない場合でも集まった寄付金を助成金として支払います。それにより事業規模が縮小されることがありますので、予めご了承ください。
■やむを得ない事情により、プロジェクトが中止となった場合、寄付金は返金せず、アーツサポート関西が行うほかの芸術・文化支援活動に活用します。
■寄付者のご連絡先については、当方の個人情報保護の基本方針に則り、プロジェクトを行う団体からのお礼のお手紙やメール等をお送りするため、当方から団体にお伝えさせていただきます。プロジェクト団体へのご連絡先の開示を希望されない場合は、寄付申込みページの備考欄に「個人情報の共同利用不可」とご記入いただきますようお願いいたします。