世界がパンデミックに陥って間もない2020年7月、美術家の山口和也がロームシアター京都メインシアターで行ったたったひとりの画家による舞台作品「BLACKOUT/WHITEOUT」。無人の客席を前に、初日に行われた闇の空間「BLACKOUT」、二日目に行われた光の空間「WHITEOUT」の2日間にわたり、うまれくる衝動を18枚のキャンバスに刻みました。この度、山口は、クラシック音楽の殿堂として知られるザ・シンフォニーホールで再び「BLACKOUT/WHITEOUT」に挑もうとしています。その序章として、3月13日に、ザ・シンフォニーホールの舞台において、ロームシアターでうまれた作品を、ホール全体に響きわたるそれらを生み出した「音」とともに、1日限りのステージ上の展覧会「絵画というリサイタル@ザ・シンフォニーホール」を開催します。