関西・大阪21世紀協会

若手音楽家たちが企画する演奏会に元ウィーンフィルのコンサートマスターを招き共演するプロジェクト

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支援総額
1,810,000
90%
目標金額 2,000,000
サポーター
148
終了しました
2023年08月08日 23時59分 まで
才能あふれる関西の若い音楽家たちが自らの演奏の場をつくるために編成した「スーパークラシックアンサンブル」に、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の元コンサートマスター、ライナー・キュッヒル氏が加わって、同じ舞台で共に演奏する。 こんな、奇跡のような演奏会が今年7月に開催されます。 キュッヒル氏は、45年の長きにわたり、ウィーン・フィルのコンサートマスターとして20世紀を代表する巨匠たちと共にウィーン・フィルの音楽を作ってきた歴史の生き証人ともいうべき存在。世界を目指す卓越した若手演奏家たちと、円熟の域に達したキュッヒル氏との共演は、決して忘れられない公演となるでしょう。 その実現のためには、皆さまからのお力添えが必要です。この度、その実現にむけてクラウドファンディングにチャレンジさせていただくこととなりました。何卒、皆さまからご支援を賜りたく、心よりお願い申し上げます。

この演奏会がとても「特別」である理由

 コロナ禍の2021年、関西で活躍する若手ヴァイオリニスト・堀江恵太の呼びかけで、国際的な水準の若手音楽家たちが結集し、編成された「スーパークラシックアンサンブル」。今年7月に行われるその第6回自主企画公演に、堀江の師であるウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の元コンサートマスター、ライナー・キュッヒル氏を招き、関西の若手演奏家たちと共に同じ舞台で演奏することとなりました。

 キュッヒル氏は、45年の長きにわたり、ウィーン・フィルのコンサートマスターとして活躍され、その間、バーンスタイン、カラヤン、クライバー、ベームなど、20世紀を代表する巨匠たちと共にウィーン・フィルの音楽を作ってきたまさに歴史の生き証人ともいうべき存在です。そのキュッヒル氏が、関西の音楽シーンを将来担うであろう才能豊かな若手音楽家たちと共演することは、彼が長年世界の最高水準において培ってきた音楽に触れるまたとない機会となり、はかり知れない意義をもたらします。世界に向かって羽ばたこうとする若手演奏家たちと、円熟の域に達したキュッヒル氏との共演は、その場に居合わせたすべての人を魅了する決して忘れられない公演となるに違いありません。

 この特別な意味を持つ演奏会は、若い演奏家たちがすべて自ら企画し、資金を集め、交渉し、実施するもので、その実現のためには、皆さまからのお力添えがどうしても必要です。この度、その実現にむけてクラウドファンディングにチャレンジさせていただくこととなりました。何卒、皆さまからご支援を賜りたく、心よりお願い申し上げます。

「スーパークラシックアンサンブル」とは

 スーパークラシックアンサンブルは、コロナ禍の中、ヴァイオリニストの堀江恵太が、自分たちで演奏の機会をつくろうと、主に関西を拠点に活躍する同世代の新進気鋭の弦楽器奏者たちに呼びかけ、2021年4月に発足した弦楽器による室内楽アンサンブルです。
 吹田メイシアターを拠点に1年に2回のペースで、これまで5回の主催公演を開催してきました。毎年4月に行う演奏会は、吹田市文化振興事業団との共催で開催しています。
 特色は、あえて指揮者を置かず、メンバー同士による活発なディスカッションにより曲作りを行っていること。また、公演の企画、プログラムの構成から会場のセッティング、資金集め、当日の運営まで、すべて自分たちで行っていることです。

 今回、キュッヒル氏と共演するのは弦楽器奏者25名と管打楽器13名の計38名。ソリスト、室内楽奏者、オーケストラのリーダーなど、関西で活躍する若手を中心としたメンバーです。
当アンサンブルは弦楽オーケストラですが、キュッヒル氏の「せっかくならメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲(ホ短調)を」との強い希望により、特別に管打楽器奏者も加わります。後半はキュッヒル氏にコンサートマスターとして入っていただき、ベートーヴェンの交響曲第7番を演奏いたします。

ライナー・キュッヒル氏のご紹介

 1950年オーストリア、ワイドホーフェン・アン・デア・イプス市生まれ。11歳でヴァイオリンを始め、14歳にてウィーン国立音楽アカデミーに入学。
 67年よりソロ活動を開始し、ウィーン・フィルをはじめ、ウィーン響、ドレスデン国立歌劇場管弦楽団、NHK交響楽団等のオーケストラ、並びに指揮者ではアバド、ベーム、バーンスタインらと共演。同時に数々のリサイタルや録音を行いました。71年ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、ウィーン国立歌劇場管弦楽団のコンサートマスターに就任し、同年ウィーン・フィルの仲間とキュッヒル弦楽四重奏団を結成。82年ウィーン国立音楽アカデミー(現ウィーン国立音楽大学)教授に就任。85年ザルツブルグ州知事より金功労勲章受章。88年オーストリア共和国より学術、芸術に対するオーストリア名誉十字勲章受章。92年バッキンガム宮殿にてチャールズ皇太子、ダイアナ妃主催のショルティ80歳の誕生パーティにて御前演奏。94年オーストリア共和国に対する功績として共和国より大名誉勲章を受章。95年ジュネーブにおける国連50周年記念式典および98年長野冬季オリンピックにて世界代表コンサートマスターを務めました。
 2001年ウィーン・フィル創設以来、現役のコンサートマスターとしては初めてウィーン国立歌劇場の名誉会員に選ばれました。10年川崎市より市の名誉国際親善大使に任命。同年11月日本政府より旭日中綬章受章。
16年8月31日をもって45年間務めたウィーン・フィルハーモニー管弦楽団およびウィーン国立歌劇場管弦楽団のコンサートマスターを退任。17年4月、NHK交響楽団ゲスト・コンサートマスターに就任。
現在、ウィーン国立音楽大学正教授。キュッヒル・クァルテット、ウィーン・リングアンサンブルリーダー。その他、ソロのほか、審査員を務めるなどの多方面にわたり活発に活動をしていらっしゃいます。

このプロジェクトを立ち上げた堀江恵太のご紹介

 このプロジェクトを立ち上げたスーパークラシックアンサンブルのリーダーを務める堀江恵太は、2023年4月に関西フィルハーモニー管弦楽団のアソシエイト・コンサートマスターに就任するなど、関西でいま最も注目を集めている若手ヴァイオリン奏者の一人です。

 堀江は、2004~2011年に「佐渡裕とスーパーキッズ・オーケストラ」に参加し、指揮者の佐渡裕氏から「仲間と一緒に奏でる音楽の楽しさ」「音楽を体全身で表現すること」「全身全霊で取り組むこと」「感謝を忘れないこと」など音楽家として学ぶべき大切なことを教わりました。

 大阪府立北野高校卒業(123期)後、京都市立芸術大学を首席で卒業。ウィーンに留学し、ウィーン国立音楽大学修士課程をライナー・キュッヒル氏のもと最優秀で修了。第6回横浜国際音楽コンクール大学生弦楽器部門第1位、第19回高槻音楽コンクール一般の部第1位などを受賞。日本センチュリー交響楽団などと共演。2013、14年度公益財団法人青山財団奨学生。2020、22年度「アーツサポート関西」助成者。

 ヴァイオリンを北淳子、松田淳一、ギオルギ・バブアゼ、レオニード・ソロコフ、ライナー・キュッヒルの各氏に、室内楽をヨハネス・マイッスル、アヴォ・クユムジャンの各氏に師事。これまでにウィーン・プロアルテ管弦楽団、シンフォニア・アルシスOSAKA、群馬交響楽団、関西フィルハーモニー管弦楽団にコンサートマスターとして出演。兄妹ピアノ三重奏「堀江トリオ」や弦合奏「スーパークラシックアンサンブル」など、本人が力を注ぐ室内楽に情熱を燃やしながら取り組んでいます。

コンサートの概要

日時:2023年7月3日(月)17時開演 (16:15開場)

会場:吹田市文化会館 メイシアター 大ホール

 

[曲目]

F.メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 作品64

L. v. ベートーヴェン:交響曲 第7番 イ長調 作品92 他

 

[チケット]

S席 3500円

S席(ペア) 6000円

A席 2500円

B席 1500円

学生 1000円

障がい者/その介助者 1000円

 

[出演]

ライナー・キュッヒル(ソリスト/コンサートマスター)

スーパークラシックアンサンブル特別編成

 

このプロジェクトにご支援をいただいくと、記念クリアファイルの進呈(※1)および公演へご招待いたします!(※2)

(※1) 3,000円以上の寄付が対象 
(※2) 10,000円以上の寄付が対象

ご希望の方には公演の一部をYouTubeにてご視聴いただけます
公演のお問合せ080-2528-9937 堀江ファミリーコンサート

ライナー・キュッヒル氏へのインタビュー

いただいた寄付の使いみち

今回は、公演の趣旨に鑑み、学生の方々をはじめ、経済的に余裕のない方や、ハンディキャップをお持ちの方にもご来場しやすいような価格設定といたしました。(1000円~3500円)

そのため、皆様からのご支援がどうしても必要となります。

いただいた寄付は、キュッヒル氏の出演料や渡航費/滞在費、スーパークラシックアンサンブルの出演料、会場費などに使わせていただく予定です。

また、この特別な演奏会をより多くの方に知っていただき、たくさんの方にご来場いただけるよう、様々な方法で広報をしてまいりたいと思っており、そのための費用として使わせていただきます。

メンバーを代表して堀江恵太から

ここまでご覧いただきありがとうございます。

ライナー・キュッヒル先生をお招きして、また、当アンサンブルとしては初めて管打楽器を伴う大きな編成での演奏会となります。

キュッヒル先生が動画の中でおっしゃっていたように、ご寄付いただくことは決して「当たり前」ではありません。また、佐渡裕さんが私たちに繰り返し伝えてくださったように、演奏の機会があるということも決して「当たり前」ではありません。ご支援くださる方々への感謝を忘れず、恩返しとして、私たちはなによりも音楽に全力で取り組み、クラシック音楽の素晴らしさ、作品の素晴らしさを、一人でも多くの方々に伝えていければと思っております。

改めまして、私たちの「夢の演奏会」をご支援いただけますよう、心よりお願い申し上げます。

このプロジェクトに寄付をすると税の優遇措置が受けられます

アーツサポート関西は公益財団法人関西・大阪21世紀協会が行う取り組みであるため、このプロジェクトに寄付をいただくと税の優遇措置が適用されます。個人と法人のいずれにも適用されます。たとえば個人が3万円を寄付して「税額控除方式」で税金の還付を受ける場合、11,200円が寄付者に戻ってきます。詳しくはこちらをご参照ください。

寄付をしていただく際にご確認いただきたいこと

■このプロジェクトは、アーツサポート関西の2023年度公募助成で選ばれた団体が行う活動です。
■いただいた寄付は、公益財団法人関西・大阪21世紀協会への寄付となり、税の優遇措置が受けられます。詳しくはアーツサポート関西ホームぺージ「税の優遇措置について」をご覧ください。
■プロジェクトを行う団体には、いただいた寄付から必要経費10%を控除した金額をアーツサポート関西から助成金として支払います。クレジットカードをご利用の場合はカード手数料分も控除されます。
■プロジェクトが目標額に達しない場合でも集まった寄付金を助成金として支払います。それにより事業規模が縮小されることがありますので、予めご了承ください。
■やむを得ない事情により、プロジェクトが中止となった場合、寄付金は返金せず、アーツサポート関西が行うほかの芸術・文化支援活動に活用します。
■寄付者のご連絡先については、当方の個人情報保護の基本方針に則り、プロジェクトを行う団体からのお礼のお手紙やメール等をお送りするため、当方から団体にお伝えさせていただきます。プロジェクト団体へのご連絡先の開示を希望されない場合は、寄付申込みページの備考欄に「個人情報の共同利用不可」とご記入いただきますようお願いいたします。

団体情報
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コングラント」で作成されています。
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