第63回岸田國士戯曲賞を受賞した劇作家・松原俊太郎氏と、これからの演劇界を担う若手として注目される舞台作家・小野彩加と中澤陽の二人によるスペースノットブランクが京都に集まり、コミュニケーションを主軸とした新しい舞台芸術創造の価値を探究します。
これまでも、それぞれ大きく異なる形態を実践しながら、戯曲と上演の関係性を探究し続けてきた両者。今回は「戯曲の執筆」と「上演の構築」の二つの創造行為を同時進行させることを試みます。舞台芸術創造に於ける「劇作家」「演出家」「出演者」という、それぞれの「関係性」の再構築に挑戦する今回のプロジェクトの果ての上演は、観客の皆様の既知と、誰も見たことのない未知との間を、軽やかに往還するような公演となるでしょう。
この度、その実現に向けてクラウドファンディングにチャンレジさせていただくこととなりました。何卒、皆様からご支援を賜りたく、心よりお願い申し上げます。
2023-10-23 07:41
ダンサー・振付家の児玉北斗さんより応援メッセージをいただきました。
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クラウドファンディングの実施にあたり、2023年9月、京都芸術センター フリースペースにて上演した『ダンスダンスレボリューションズ』の出演を務めた、ダンサー・振付家の児玉北斗さんより応援メッセージをいただきました。
ジャンルや領域、世代のギャップをものともせず、様々なアーティストとの協働を重ね意欲的な創作活動を続けるスペースノットブランクとの創作プロセスは、そういった枠組みにどこか息苦しさを感じている私にとってとても意義深いものでした。これからは国境も飛び超えて縦横無尽に活躍の場を拡大していくことを期待しています!
ダンサー・振付家
児玉北斗 Hokuto Kodama
ダンサーとしてヨーテボリオペラ・ダンスカンパニーなどに所属、マッツ・エックらの作品で主要なパートを務めた他、振付家としても『Trace(s)』(2017年)、『Pure Core』(2020年)などの作品を発表し高い評価を得る。また研究者としても舞踊美学の領域で活動し、2021年からは芸術文化観光専門職大学(兵庫県豊岡市)の専任講師に着任。ダンスの実践・研究・教育に多角的に取り組んでいる。