トリコ・Aは今年の新作脚本に、実力を持ちながら、家事や育児、介護に追われ長年新作を切望されていた脚本家・山岡徳貴子さんを迎え、新作『そして羽音、ひとつ』を上演いたします。生活をのぞき見しているようなリアルな会話劇と、人の多面性の描写を得意とする山口茜の演出によって、老々介護をする老女とそこに関わる人々が、自分らしく生き抜こうとする姿を優しく、丁寧に描き出します。 社会的に弱い立場として「見えない存在」とされてきた人々に光をあてることで、「見ないように」していた人たちに気がつき、変革のきっかけとなることを願っています。
しかし、作品を多くの人に届けるには、劇場で鑑賞できる仕組みやサポート、そして劇場に来られなくても作品を見ることができる「すべての人に開かれた公演」の環境が必要です。そのためにクラウドファンディングを実施します。何卒ご支援のほどよろしくお願いいたします。