関西・大阪21世紀協会

バルカン室内管弦楽団「World Peace Concert」京都公演へのご支援のお願い

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支援総額
15,000
0%
目標金額 5,000,000
サポーター
2
終了しました
2023年12月24日 23時59分 まで
音楽に国境があってはいけない!2007年、民族紛争の舞台となってきたバルカン半島の平和を願う日本人指揮者・栁澤寿男氏による呼びかけで設立されたバルカン室内管弦楽団。この秋、セルビア放送交響楽団、ベオグラード国立歌劇場、サラエボフィルハーモニー、ブルガリア放送交響楽団などバルカン半島各地の首席奏者ら30名の精鋭が来日し、平和を願うコンサートを京都フィルハーモニー室内合奏団との共演で開催します。  私たち京都フィルハーモニー室内合奏団は、京都を拠点に一人ひとりがソリストとして活動する個性派揃いの室内楽オーケストラです。メンバーは「音楽の力で平和の祈りを世界に届けたい」との想いでこのプロジェクトに取り組んでいます。  この公演を成功させるには、みなさまのご支援が必要です。そのためクラウドファンディングに挑戦することとなりました。ぜひともみなさまからの温かなご支援をお待ちしております。

音楽に国境があってはいけない!

 度重なる民族紛争の舞台であったバルカン半島の平和を願い、京都フィルハーモニー室内合奏団のミュージックパートナーである栁澤寿男氏によって、2007年に設立されたバルカン室内管弦楽団。この秋来日するのは、セルビア放送交響楽団、ベオグラード国立歌劇場、ベオグラードフィルハーモニー、サラエボフィルハーモニー、コソボフィルハーモニー、マケドニアフィルハーモニー、アルバニア放送交響楽団、プルガリア放送交響楽団など、バルカン半島各地の首席奏者ら30名の精鋭たち。まさにバルカン半島の音楽界の「ドリームチーム」とも呼ぶべき彼らが、京都にて京都フィルハーモニー室内合奏団との共演で「World Peace Concert in Kyoto 2023」を開催いたします。

World Peace Concert in Kyoto 2023

 コンサート「World Peace Concert in Kyoto 2023」 は、国や民族、宗教の壁を越えた「世界市民」として平和を願う、まさに世界的な文化都市である京都にふさわしい演奏会です。 
今、バルカン半島の東に隣接するウクライナでは、第二次世界大戦以来といわれる悲惨な戦争が続いており、砲弾やミサイルの攻撃で街が破壊され、多くの人々が家や家族を失い、子どもを含む多くの人々の命が犠牲となっています。過去に数々の民族紛争の舞台となってきたバルカン半島でも、戦争によって多くの人々が犠牲となりました。
 日本人の指揮者・栁澤寿男氏は、音楽の力で平和の祈りを人々に届けたいとの思いから、紛争の絶えないバルカン半島の音楽家たちに「音楽に国境はあってはいけない!」と声をかけ、それに応じた旧ユーゴスラビア諸国のオーケストラの首席奏者たちによって2007年、バルカン室内管弦楽団が編成されました。
 音楽には、国境を超えて人々の心を癒し、ひとつにする力がある。私たち京都フィルハーモニー室内合奏団も今回来日するバルカン室内管弦楽団も同じ思いです。この演奏会World Peace Concert in Kyoto 2023を通して、一人でも多くの方々とこの思いを共有し、世界から紛争が無くなる日が来ることを願ってやみません。

京都で開催することの意義 ―「平和」を願う京都の理念

 京都は、平和、安心、安全を意味する「平安」を建都の精神とし、武力によらない、学問・芸術・宗教・人権の都市、ものづくりの都市、精神文化の拠点と、まさしく文化首都として発展してきました。
 京都市は、この平安の精神を引き引継ぎ、昭和32年に「平和都市宣言」を、昭和53年に「世界文化自由都市宣言」を行い、全世界の人々が人種、宗教、社会体制の違いを超えて平和のうちに自由に集い、自由な文化交流を行うことを理想として掲げており、一貫して平和が都市の理念として位置づけられています。
 クラシック音楽ファンのみならず、このコンサートを聴く全ての人が、紛争の中で音楽を育んできたバルカン室内管弦楽団の演奏に触れることで、彼らが私たちに発するメッセージを受けとることになるでしょう。それは、祈りの場である神社仏閣が多い京都であるからこそ、大きな意味を持つものであると考えています。
 「音楽に国境は必要ない」「紛争などさらにあってはならない」。国・民族・宗教の枠を超えた世界市民の一員として、このコンサートでみなさんとともに平和の祈りを世界に届けたいと思います。
 また、コンサートには、これから世界を担う多くの子供たちにも聴いてもらおうと、25歳以下を対象にした格安チケットも設定しています。

 しかしながら、最近の円安の影響で、演奏者やスタッフの渡航費などの高騰に見舞われ、チケット収入だけでは、どうしても費用が足りません。そのため、今回、クラウドファンディングによって皆様からのご支援を集める取り組みにチャレンジすることとなりました。この秋のバルカン室内管弦楽団の京都公演をぜひとも成功させたく、皆様からのご支援をお願い致します。

バルカン室内管弦楽団とは

 2007年、バルカン半島の民族共栄を願って日本人指揮者栁澤寿男によって設立。2009年5月17日、ミトロヴィッツァにおいて、国連開発計画、国連安全保障部隊、警察などの指導の下、コソヴォ紛争後初となる多民族合同オーケストラの歴史的コンサートが実現。以降、バルカン室内管弦楽団は多民族間文化交流の貴重な音楽の架け橋となってきました。民族の「共存共栄」、国や民族、宗教を乗り越えた「世界市民」を願ったWorld Peace Concertと称するコンサートを年に一、二度行うため、栁澤寿男とバルカン室内管弦楽団は世界中を旅しています。
 これまでに、ウィーン、サラエヴォ、ベオグラード、ジュネーヴ、ニューヨーク、東京などでコンサートを開催しているほか、ジュネーヴ国連欧州本部総会議場での平和祈念コンサートも開催しています。また、諏訪内晶子 (ヴァイオリン)、パスカル・ロジェ(ピアノ)、ペーテル・ヤブロンスキー(ピアノ)など国際的なソリストとも共演し、アルバニアでは国連開発計画の指導のもと、ロマ民族の子供たちとも楽譜のない即興音楽の共演も果たしています。バルカン室内管弦楽団はバルカン半島各地のクラシック音楽界をリードする奏者を中心に組織されていますが、クラシック音楽というジャンルが、戦後復興のなかで未だ大変な地域も含め、急速なクオリティーアップを図っています。

コンサート「World Peace Concert in Kyoto 2023」概要

■出演:  バルカン室内管弦楽団/京都フィルハーモニー室内合奏団
■開催日: 2023年11月24日(金) 開演18:30
■会場:  京都市呉竹文化センター(京阪・近鉄「丹波橋駅」西口下車すぐ)
■チケット: 一般(前売・税込)4,000円/ユース(25歳以下)1,000円
       ※当日券500円増、全席指定席
       ※ユースをお求めの方は当日年齢が確認できる証明書が必要です。
       ※未就学児に入場はご遠慮ください。
■チケット販売: 京フィルチケットセンター:075-212-8744
         Web申し込み ticket@kyophil.com
         京都市呉竹文化センター:075-603-2463
         イープラス:https://eplus.jp/(Web/アプリ/Famiポート)
■お問い合わせ: 京都フィルハーモニー室内合奏団 075-212-8275 
コンサートWEBサイトはこちら

<プログラム>
●ペチリ(コソボ作曲家)/スピリット・オブ・トラディション
●イベール/室内管弦楽のためのディヴェルティメント
●ドヴォルザーク/弦楽セレナーデ ホ短調 作品22
 ※コンサートマスター:ジャンフェル・ジャフェリ
(ザールブリュッケン・カイザースラウテルン・ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団次席)

主催:バルカン室内管弦楽団日本公演2023実行委員会
   京都フィルハーモニー室内合奏団
助成:一般社団法人東京倶楽部、アーツサポート関西
特定助成:独立行政法人 国際交流基金
<特別協賛>株式会社龍角散
<協賛>(50音順)株式会社木屋製作所、株式会社晋遊社、第日本除虫菊株式会社、中日輪船商事株式会社ほか
<京都公演協賛>京都信用金庫
<個人協賛>(敬称略)西河洋一、岩崎節子、井田純一郎、横山英子ほか
<後援>指揮者栁澤寿男後援会、指揮者栁澤寿男諏訪後援会
<京都公演後援>京都市、京阪電気鉄道株式会社、公益財団法人 京都市国際交流会、一般社団法人 京都伏見十六会

京都フィルハーモニー室内合奏団

1972年に結成。2022年度に創立50周年を迎える。
一人一人がソリストの個性派揃いのプロの合奏団。定期公演、特別公演、室内楽コンサート、子供のためのクラシック入門コンサート等を主催すると同時に、各地ホール・教育委員会・鑑賞団体・テレビ・ラジオ・芸術祭等に多数出演している。「クオリティは高く、ステージは楽しく」というポリシーを持った京フィルは、クラシック音楽の他に様々なジャンルの音楽もセンスある編曲を施して演奏し、多くの聴衆を魅了している。
国内外の演奏家や指揮者と共演する一方、狂言、文楽人形、津軽三味線、尺八等の日本の伝統芸能とのコラボレーションや、俳優、タレント、落語家、漫才師等の異分野との共演も積極的におこない、”挑戦する室内オーケストラ”と大好評を博している。
また創立以来、活動の柱としている学校音楽観賞会では延べ3000校、190万人以上の子どもたちに楽しい音楽を届け続けている。
京都市のパートナーシップ事業とタイアップするなど、積極的に聴衆の育成拡大に力を注いでいる。

2000年に特定非営利活動法人(NPO)となる。
2002年10月イタリアツアーで好評を博す。

平成2年度  藤堂音楽賞受賞
平成14年度 京都新聞大賞文化学術賞受賞
平成27年度 第3回ウィーン・フィル&サントリー音楽復興祈念賞受賞
平成28年度 佐川吉男音楽賞奨励賞受賞 / 公益社団法人 日本オーケストラ連盟準会員
2014年4月から2019年9月30日まで音楽監督に齊藤一郎氏を迎えた。
2020年4月からミュージックパートナーとして指揮者栁澤寿男氏が就任。

京都フィルハーモニー室内合奏団

いただいた寄付の使いみち

このコンサートの実現のために、みなさまからお寄せいただいた寄付は、下記のようなコンサートの準備に関わる費用に使わせていただきます。
バルカン室内管弦楽団出演料、京都フィルハーモニー室内合奏団出演料、指揮者出演料、旅費交通費、宿泊費、練習宿泊費、ホール使用料、附帯設備費、客席案内等スタッフ代、チケット販売手数料、チケット印刷代、チラシ印刷代、プログラム印刷代、練習場代、広告代、楽器運搬代など

このプロジェクトに寄付をすると税の優遇措置が受けられます

アーツサポート関西は公益財団法人関西・大阪21世紀協会が行う取り組みであるため、このプロジェクトに寄付をいただくと税の優遇措置が適用されます。個人と法人のいずれにも適用されます。たとえば個人が3万円を寄付して「税額控除方式」で税金の還付を受ける場合、11,200円が寄付者に戻ってきます。詳しくはこちらをご参照ください。

寄付をしていただく際にご確認いただきたいこと

■このプロジェクトは、アーツサポート関西の2023年度公募助成で選ばれた団体が行う活動です。
■いただいた寄付は、公益財団法人関西・大阪21世紀協会への寄付となり、税の優遇措置が受けられます。詳しくはアーツサポート関西ホームぺージ「税の優遇措置について」をご覧ください。
■プロジェクトを行う団体には、いただいた寄付から必要経費10%を控除した金額をアーツサポート関西から助成金として支払います。クレジットカードをご利用の場合はカード手数料分も控除されます。
■プロジェクトが目標額に達しない場合でも集まった寄付金を助成金として支払います。それにより事業規模が縮小されることがありますので、予めご了承ください。
■やむを得ない事情により、プロジェクトが中止となった場合、寄付金は返金せず、アーツサポート関西が行うほかの芸術・文化支援活動に活用します。
■寄付者のご連絡先については、当方の個人情報保護の基本方針に則り、プロジェクトを行う団体からのお礼のお手紙やメール等をお送りするため、当方から団体にお伝えさせていただきます。プロジェクト団体へのご連絡先の開示を希望されない場合は、寄付申込みページの備考欄に「個人情報の共同利用不可」とご記入いただきますようお願いいたします。

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