ブリッジ エーシア ジャパン
認定NPO法人

ミャンマー支援募金「あきらめない未来」地震と内戦、それぞれの現場で支援を続けたい!

支援総額
92,000
30%
目標金額 300,000
サポーター
12
残り
14
2025年09月30日 23時59分 まで
夏募金キャンペーンでクラウドファンディングをおこないます。テーマはミャンマー支援です。地震と内戦、それぞれの現場で何が起きているのか率直に情報発信します。これからも活動をつづけていくためのご支援とご協力を何卒よろしくお願いします。
2025-09-16 21:42
BAJ速報(事務局長だより①)
とつぜん始まりました。BAJ速報(事務局長だより)です。ここ数日の活動状況を事務局長の新石が思い出すままに報告します。被災地で行なった子どもたち向け活動の動画もあります。

拝啓 ミャンマーとBAJを気にかけていただいている皆さま

こんにちは、事務局長の新石です。いつもご支援いただき誠にありがとうございます。

学生さんが作ってくれたストックがあるのですが、わたしが書かなければ! と思い、本日は、ここ数日の活動状況を思い出すままに報告します。

それはそうと、目標額30%までようやく届きました! ここからどう盛り上げていくか?
最後までお付き合いいただけますと幸いです。

おかげさまで夏募金キャンペーンとしてたくさんのご支援をいただいております。背中を押していただき感謝申し上げます。

「本音と建前」という議論が好きなのですが、内戦によって国内に深刻な分断を抱えるミャンマーという国で活動する上で、それは非常にセンシティブです。

どこのNGOも「ロープロファイル」=「黙ってやる」が基本になっています。しかし、黙っているだけでは「なにやってんの?」となります。このさじ加減がとても難しいです。

でも、いろいろやってみて、おもしろいと感じるのは、クラファンの活動報告だと、ふだんと異なるトーンで書けます。スイッチが入って、いい意味でゆるくなるというか「いったれ!」みたいな力が出てきます。

今度「ミャンマーに残る、あの戦争の記憶」と題した動画コンテンツを投稿しようと思うのですが、これも「いったれ!」感がないと作れないですし、学生さんの企画だって、通常ならば絶対にやりません。

なんの話をしているのか、というと、結論として「愚痴にならないように気をつけたい」なのですが、思ったところに着地できませんでした。

土曜日に理事会がありました。

ミャンマー事業の報告で議論になったのは、リスクヘッジでした。内戦が極まっていくなかで、毎日ひどい話をたくさん聞きます。そういう話に一つひとつ反応していくことは不可能です。感情的にならないよう冷静さを意識します。しかし、無意識に澱のような気持ちが蓄積してるなと感じます。それがどう爆発するのか、あるいは思わぬ形で外部から襲ってくるのか。我々の立場としては、そのなかでも、支援が必要なところに支援を届けられるようがんばるのみです。現場を持つNGOの立ち位置は相変わらず危ういままです。わかりやすくいうと、両陣営から刺されるリスクがあります。

なんでこんな状況に…と、いよいよ愚痴っぽくなっていますが、反対に良いところもあって、ミャンマーで活動する日本のNGOたちは現在、いまだかつてないくらい連帯しているように思います。わからないこと、判断に迷うこと、ちょっとしたことを、すぐに共有して相談できるようなネットワークができています。もちろん、それぞれの団体の状況は細かく見れば異なりますが、苦労がお互いに分かりすぎるほど分かるので、話していると、まさに連帯感としかいいようがない感覚に包まれます。2年前に設立30周年イベントでAMDAマインズの方とAARの方と座談会をしたことがありましたが、もう一度やってみたいなぁと思っています。

徴兵の話が理事会で話題になりました。いま各地で国軍が若者を徴兵しています。私たちが活動する中央乾燥地域でも村落部で村の若者たちが徴兵で連れて行かれてしまうケースをよく聞きます。村にはもう若者がいないという話も聞きます。

私たちの深井戸の修繕チームのメンバーたちも若者ですので、徴兵によって活動に影響がでないように「この人はプロジェクトに必要な人です」という身分保証レターを発行して持たせています(前回のクラファンでも書きました)。以前は団体独自で発行していましたが、現在は在ミャンマー日本大使館が発行してくださっています。理事会ではそんな報告も行いました。

ちなみに、中央乾燥地域の井戸修繕事業は、7月半ばに大きな事業が終わったものの、いまは村からの緊急リクエストに応える形で、月に2~3本の深井戸修繕を実施中です(この件も後日報告したいです)。

そして、最大都市ヤンゴンにある現地事務所では現在、監査チームを受け入れて、その完了したプロジェクトの会計監査を実施中です。今月中になんとかできればと格闘中。いまもPCの画面の横にエクセルが開いてます。会計書類とにらみあっております。

ラカイン州北部の破壊されたマウンドー事務所では、あいかわらず職員ががれき撤去や草刈り、清掃を進めています。と同時にローカル団体の立ち上げ準備を進めています。先ほどの分断状況のため、現状私たちの立場でこの地で活動することはきびしいと判断したためです。

どうなっていくかは分かりませんが、じたばたと動きつづけるしかありません。ラカイン州で活動するNGOや国際機関のネットワークもあって、東京の職員がリモートで参加していますが、世界的な資金不足が話題になっていました。人道支援の予算はどんどん減っている(各国の予算配分の問題でミャンマーの優先度が低くなっている)とのこと。

うーむ、やはり愚痴っぽくなってますが「いったれ!」精神で、ここだけは威勢のよい言葉を発したいと思います(傾聴支援もありがとうございます!)

明日は、学生インターンたちが事務所にきて、こないだ出かけたミャンマー料理屋さんの感想を教えてくれるそうです(これも活動報告に掲載予定)。

平和がいちばんです。

限定公開ですが、先日の被災地の僧院学校での「おもちゃと遊びを届けよう」の動画を載せておきます。平和な気持ちになります。有り難いです。

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