
こども時代からの「罪を憎んで人を憎まず」
わたしにはなぜか逆風が吹くと思っていましたが、
ただ人とは違う方向に歩いているだけだったかも知れない、と最近よく思います。
昔から負けん気は強いし、意見をはっきり言う子どもだったから、決してかわいい子どもではありませんでした。
親や先生の矛盾を探してた記憶があります。
だけど、人の好き嫌いがはっきりしているんじゃなく、幼い頃から物事の良し悪しや、自分が賛同できるか否かで意見を言ってきたような気もします。
そのせいか基本的に心底嫌いな人や苦手な人はいないのに、
田舎の学校のコミュニティには馴染めず、少し苦手でした。
いつも「多数派」の意見と異なる意見を持つ「少数派」であることや、
好きなものがみんなと異なること。
恐怖を感じるときは「大人のチカラ」に対してではなく、
年齢によって「対等に扱われない」こと。
大人になってからは、「女性」「シングルマザー」であるが故の「無意識の偏見」に、
ひるまず平気で反論すること。
そして嫌がらせされても平気でいること。
ちょっと人とは違う、「変わり者」だったのかも知れません。
「罪を憎んで人を憎まず。」
それは子どもの時からずっと変わっていない部分だと思います。

ひたすらに生きるのに必死だった15年間
シングルマザーとなって耐えられない出来事を耐え抜いた15年間。
堪忍できないことを堪忍した15年間。
「これ以上、生きていけない」と真っ暗な将来を嘆き、息子を連れていくべきか、残していくべきか、自問自答を繰り返した日々。
学歴もキャリアもお金も何も武器を持たない人間が子を育てることへの重圧。
明日食べるものがない不安。
子どもの将来を応援できない苦しみ。経験させてやれない不甲斐なさ。
がんばってるとか、一生懸命とか、そんな偽善的でありふれた言葉ではなく、ただひたすらに生きるのに必死でした。
二度と明日が来なければいいと願う一方で、
今日より少し幸せな明日がくればいいと願っていました。
がんばってるね!と認められたい一方で、
何がわかんだよ!と捻くれてもいました。
人生を大きく変化させた「出逢い」
傷つけられることを恐れるがゆえに、先手必勝で相手にかみつき、敵をつくり、我が子を命がけで守る野生動物のように生きてきました。
そんなわたしを変えたのは、「出逢い」です。
人生が大きく変化するほどの出逢いが、剥き出しの牙をおさめ、肩に背負う数々の苦労やコンプレックスを一緒に背負ってくれました。
最初の岐路は、東日本大震災をきっかけに支援法人に所属したこと。
公益財団法人 国際開発救援財団(FIDR)の山田町事務所の一員になりました。
ここで出逢ったのが、その時のチームリーダーです。
聡明で快活な女性で、優しさと厳しさを兼ね備えた憧れの女性像となりました。
(でもどこかおっちょこちょいです)

FIDRの活動は主に「地域開発」であり、
「支援」という枠にとらわれず、地域の方々が主体となることを軸に活動しています。
現在、わたしが「地域開発(地域再生)」を意識していることの軸は、FIDRの軸が礎となっています。
FIDRへは、一番生活が苦しいときに「最後のチャンス」として応募しました。
「もうこの地域で生きていけない」と悲観していた頃です。
そしてFIDRとの出会いは、山田町民との出会いでもありました。
町のみなさんと出会い、語り、知り、絆を深めることで、少しずつ傷も癒えていったのです。


そして、公益財団法人 共生地域創造財団で奥田知志理事長(日本バプテスト連盟東八幡キリスト教会牧師、認定NPO法人抱樸理事長、公益財団法人共生地域創造財団代表理事)に出会いました。そしてここで、「一人ひとりに向き合う」ことを学びました。
● もっとも命を大切にすること
● 出会った方に偏った支援を小さく、かつ継続的に行うこと
上記の2つは、現在独立したBlessUでも個別支援の軸となっています。
わたしには、FIDRで培った「地域開発支援」の軸と、
共生財団で培った「個別支援」の軸と、「2つの武器」があるのです。


そしてリタワークス株式会社 佐藤さんとの出会いです。
共生財団時代に参加した、JANPIA主催のファンドレイズ研修会の講師だった佐藤さん。
おそらく、一番できの悪い参加者だったのではないか…?と思います。
出会いから3年の間、ブレスユーの独立や事業運営、組織としての基盤づくりなど、
ずっと伴走していただきました。
目標とする経営者であり、目標とするチームを持っている方です。
わたし自身は「すごい人」ではなく、
「すごい人」に出会って人生が変わったのです。
すごい人を引き寄せる才能だけはあったのかも知れません🤭
そして、すごい人に、すっごく必要な事を伝えたら、すごいことが起きたのです。

傷をえぐってでも、救いたい命がある
15年前の新米シンママの途方に暮れた若き自分に、声をかけるなら何と言おう?
手を差し伸べるなら何ができるだろう?
失ったピースにはなれなくとも、一緒に探すことはできるのか?
と自問自答と実行を繰り返して、今日があります。
シングルマザーのみなさんと出会うことは、過去の自分を見ているようで当然わたし自身も傷を伴います。自分の傷をえぐる出逢いでもあります。
でも傷をえぐってでも、救いたい命がある。
悲鳴にも似た鳴き声で、これ以上生きていけないと泣いたママ。
生きることを諦め、セルフネグレクトとなったおじいやん。
誰かに尽くし愛情を注ぎたいのに、家族を失ったおばあやん。
生きづらさに苦しさや辛さが怒りと変化した女性。
法人設立からここに至るまで出逢った、たくさんの方の顔が浮かびます。



「孤立や貧困を断ち切る新しい”家族”の形をつくる」
リタニティハウスから始まった次の挑戦
現在実施中のクラウドファンディングは私の人生初の挑戦となります。
NPOにアレルギーを持つ岩手・山田町において、
この挑戦はエベレスト級に高い山。そして道のりは険しい。
だけど、これまでの人生の険しさと違って決して苦しくはないし、今は困難を楽しんでいます。
今まで、どんな逆境にも自分の足で立ち上がってきたし、向かい風にも逆毛を立てながらズンズン歩いてきました。頼れるのは自分だけだと思っていました。
けど今はひとりじゃない。
今は、背中を押してくれる人や、向かい風を防いでくれる人、乱れた逆毛を直してくれる人もいる。
こっちだよ!って手招きしてくれる人もいる。
ひとりじゃないって幸せだ。
それは「守られている」という安心感ではなく、
自分らしさを表現し、挑戦することを楽しむことができるから。
さらに高い山に登ったり、山頂からヤッホーと叫んだり、山に隠れて見えなかった向こう側の景色に感動したり。
その時間や景色を共有できる仲間がいることも、
その姿を全力で応援してくれる息子たちがいることも、
わたしは世界で一番幸せだと感じます。
今はもうひとりじゃない。
わたしがそう思えるからこそ、
ママさんたちにも、
そう思える仲間と瞬間をお裾分けしたい。
春から社会人になることに悩んでいる次男、
受験や将来に漠然とした不安を感じている姉似の姪、
考えや価値観が人と違うことに苦悩する私によく似た姪、
子どもとの将来像を描けずにいるシングルマザー、
お金では決して買えないことに苦労するシングルファザー、
老いることを恥じて甘えられずにいる高齢者。
みんなみんな、わたしは会いたい。
災害や、誰かに貼られた「弱者のレッテル」を剥がしにきてください。
一緒に剥がして、一緒に傷を治しましょう。
どうか、このクラウドファンディングをきっかけに、私と、ブレスユーとつながってください。
「リタニティハウス」という名のホームに、帰ってくる人たちの笑顔にぜひ会いにきてください!



クラウドファンディング挑戦中
・プロジェクト名:母たちが立ち上がる!岩手の沿岸部被災地から始まる地域再生。孤立や貧困を断ち切る新しい”家族”の形をつくりたい。
・期間:2025年2月20日(木)~4月15日(火)
・目標金額:500万円
・クラウドファンディングページはこちら👉https://congrant.com/project/b...

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