特定非営利活動法人CAPセンター・JAPAN

今年も、子どもの安心と安全を守る活動への ご賛同・ご支援をどうもありがとうございました!

コロナで対面のワークショップを中心にした活動がすくんだ2020年。 事業の手法を変更しながら、どんな状況にあっても活動を止めない!と走り続けた2021年。 そして、まだまだコロナの不安を抱えながら、皆さまにご支援いただき、他団体との連携や協働を進めながら、着実に歩みを進めた2022年が終わろうとしています。 しかし、おとなが不安な状況のなかで、子どもの育ちに必要な安定した時間・場所が奪われ、助けを求めている子ども、助けを求めたくても声をあげられない子どもたちが増えていることを感じています。 「コロナだから」という言葉の陰で以前からあった「子どもだから」という子どもの力を信じないアプローチが、強化、固定化されてはいないだろうか。そんな思いを強くしています。

応援してくださった皆さまへ

2021年は、多くの個人・団体の皆さまから年間を通して1,459,856円のご寄付を賜りました。

皆さま、本当にありがとうございました。

いただいたご寄付で、「子どもの声を聴けるおとなを増やす」ことを目的に実施する「子どもへの暴力防止のための基礎講座」の学生受講費用の一部、また、地域のCAPグループの支援や、子ども支援団体との協働を進めることができました。「CAPをもっとたくさんの人に知ってもらわないと!」という声も多く寄せられ、励まされながら歩みを進めた1年でした。新たに100人近い方々とつながることができました。

2023年に向けて

さて、2023年4月から「こども家庭庁」が設置され、「こども基本法」が施行されます。

子どもの権利をベースに予防教育の活動を行うCAPとしては、これらが現実のものとなることはたいへん喜ばしいことと受け止めていますが、当事者である子どもたちにとって使えるしくみや法律になっていくのだろうか、子どもの周囲にいるおとなは「子どもの権利」についてどう理解しているのだろうか、そして、子どもたち自身が「自分には権利がある。権利行使の主体者である」と知る機会が保障されるのだろうかなど、まだまだ課題山積と感じています。

長年のCAP活動実践の中で、子どもたちが自分に権利があることを知って

「うれしかった」

「元気が出た」

「自分の権利を守れるようにやってみる」

「これまで、人の権利をとっていたかもしれない…」

「お友だちの力になりたいと思う」

と自分事として権利を捉え、問題解決力を発揮していくことを私たちは知っています。

その実感をおとなの皆さんにもお伝えし、「子どもが自分の大切さを実感する社会」の実現をめざします!

今後とも、CAPセンター・JAPANの活動にご協力・ご支援のほど、お願い申し上げます。

 

すべての子どもが“安心・自信・自由”に!

 

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