本プロジェクトも残り3日となりました。最終日まで発信を続けてまいりますので、引き続きの応援を何卒よろしくお願いいたします!
今回は、被災者が語る、避難生活の実情をお届けします。
一時宿泊所で避難生活を送る、アタヌールさん
アタヌールさんは、地震の直後からパートナーと33歳の息子とともに、イスケンデルンのグラントプラザ一時宿泊所に住んでいます。3カ月経った今も、日々の生活を人道支援に頼っている状態です。
30年以上働いて買った家を失ってしまいました...それでも、家が墓場にならなくてよかったです。早くコンテナに移って、天候の影響を受けず、安全な生活を送りたいです。
ご覧の通り、素晴らしい生活とは言えません。他の人が原因で起こる衛生上の問題があります。トイレは使えますが、水を簡単に出すことはできません。ドアの使い方も間違っています。シャワーを使わずに、布などありあわせのもので体を洗っています。
掃除用具が本当に役に立ちました。CAREが届けた衛生キットには、シャンプー、石鹸、洗濯用洗剤が含まれていました。家族6人で分けて、1ヶ月間持ちました。今は毎日シャワーを浴びることができますが、夏場はもっと大変になると思います。このキャンプには85のテントがあり、男女2つのシャワーと4つのトイレがあります。
CAREが行う衛生キットの配布や、イスケンデルンのグラント・プラザ仮設宿泊所とハタイ広域での安全で清潔な水と移動式トイレの提供は、E.U.から資金提供を受けています。地震の影響は生活のあらゆる面で深く感じられます。地震のトラウマに加え、避難生活やホームレス生活は、人々の精神的な健康に大きな打撃を与えています。
私たちは多くのストレスにさらされているのです。心理社会的支援チームが来たとしても、何を話せばいいのでしょうか?
震災前、私は民間企業のサービスで料理を作っていました。今、一番困っているのは「無為」です。何か活動があれば、やってみたいです。コンテナでワークショップが行われていれば参加したいし、そういうものがあれば行きたいです。
ハタイ州だけでも215.000棟以上の家屋が倒壊し、取り壊しが必要であると見られています。これは、地震で被害を受けたトルコの他のすべての州の中で、最も多い数です。
震災から3ヶ月が経ちましたが、緊急の人道的ニーズは引き続き高く、対応できる内容とのギャップがあります。そのギャップをカバーし、被災者の皆さんの生活再建を後押しできるよう、どうか皆さまのお力を貸してください。
どうぞよろしくお願いいたします。