2023年10月以来、イスラエル軍とシーア派組織ヒズボラとの攻撃の応酬が続くなか、レバノンでは、9月23日には首都ベイルートや東部も含む各地への大規模空爆が開始され、10月1日にはイスラエル軍がレバノン南部へ地上侵攻を開始しました。戦況が悪化して、戦火が中東全域に広がることが大変心配される状況です。
レバノン保健省の発表によると、10月3日（現地時間18時時点）での死亡者は1,974人、負傷者は9,384人にのぼり、約100万人が国内避難民となっています。学校は休校になり多くが避難所となっています。私たちが支援をしてきた障がい者の教育施設も避難所になりたくさんの障がい者家族が避難してきています。また南部や東部のパレスチナ難民キャンプでは80%以上の住民が避難して、北部やベイルートの難民キャンプに流入し、道路上で寝ている人がたくさんいます。
今後も情勢の悪化や被害の拡大が予想され、避難民の増加や避難場所の不足、衛生状態の悪化、医療支援の不足、食料や物資の不足が懸念されています。また、子どもたちの教育や心理面でも長期的な影響を及ぼすことが心配されます。
子どもたちと家族のための緊急支援にご協力をお願いいたします。
レバノン緊急支援にご協力をお願いします！
