【大学セミナーハウスの活動にご賛同の皆様へ】
美しい多摩丘陵の自然に抱かれた大学セミナーハウスは、1965年から60年にわたり、学びと交流を深める知的活力溢れる場として機能してきました。
大学セミナーハウス開館の構想には、学生宿舎に関する画期的なコンセプトも含まれていました。それは自然の中で共に生活し、共に学ぶ学生たちの緊密なコミュニティを育むことを目的とした100戸のユニットハウスの建設です。これらは単なる宿泊施設ではなく、セミナーハウスの革新的な始まりを象徴するものでした。
しかし、時代の変化に伴う利用者ニーズの変化により、現在では宿泊施設としての役割を終え、当初100戸だったユニットハウスも十数戸を残すだけとなりました。数え切れないほどの学生たちの知的交流を静かに見守ってきたこれらの宿泊施設が永遠に失われる危機に瀕しています。
そこで、開館60周年を記念し、失われゆく原風景を未来へと繋ぐため、クラウドファンディングを通じてユニットハウスを1棟だけでも復元・保存するプロジェクトを立ち上げました。
皆様には何卒プロジェクトの趣旨にご賛同いただき、ご支援・ご協力をいただきたくお願い申し上げます。