2025年12月現在、私たちShake Handsの、『公共施設に生理用品を無償設置をし、困っている人を助けたい』という活動を応援してくださる全国の皆様からの問い合わせは述べ840件を超え、実際に寄贈品を送ってくださるまでに至った件数も600件を超えております。
特に『生理の貧困』という言葉がメディアでも頻繁に取り上げられていた、2021−2022年のコロナ禍には寄贈件数は400件以上あり、印西市内の公共施設に無償設置するのに十分な量の生理用品が届いていました。(写真は2021年5月の寄贈品と、先月の寄贈品です)


しかし、除々に寄贈品が送付されてくる数も減り、近頃は寄贈品の少ない月は助成金や補助金を用いて購入しながら、活動の継続をしてきました。
今回のプロジェクトは、購入資金を増やすためでもあり、『生理の貧困』はコロナ禍だけにある問題ではなく、今も続いている問題であるということを皆様に知っていただくきっかけとしたいと思っていました。
そこで、以前寄贈品を送ってくださった方にも私たちの活動報告と今一度の支援のお願いのメールをすることにしたのですが、初めはとても葛藤がありました。
私の中で、すでに寄贈品をくださった方に、更に寄付金をお願いするというのはご迷惑になるのではないか?という思いがあったからです。
しかし、メールが届いた方の中から、何人もの方が、「不要だと思ったものを役立ててほしいと送ったものだったが、変わらず活動していてくれて嬉しい。」と、再び支援してくださり、プロジェクトに弾みをつけてくださりました。
始まりは、数年前にした寄贈品の送付にあたって数通のメールのやり取りでしたが、確実にそこには「誰か困っている人に役立ててほしい」という寄贈者の方の思いがありました。そしてその思いを私たちが紡いてきた結果が現れたのだという事実がとても嬉しく思っています。
プロジェクト期間中に600名以上のすべての寄贈者さんに「皆さんの思いを今も形にしています」というメッセージを伝えていきたいです。

