一般財団法人ちくご川コミュニティ財団

子どもの多様な学びの場を保障する基金(たまきちゃん)

少子化が進む日本で、学校に行けない・行かない子ども(不登校の子ども)が急増しています。不登校の子どもたちにとっての選択肢に民間運営の「フリースクール」等がありますが、月謝などの経済的負担が壁となり、学びの場に居場所が持てず社会から孤立するケースが少なくありません。 ちくご川コミュニティ財団は、筑後川関係地域で多様な学びの場を保障することを目指して基金を立ち上げました。この基金で、フリースクール等利用者の子どもを対象とした給付型奨学金事業を運営します。 このプロジェクトに加わる西日本新聞社(福岡市)は九州トップの発行部数を誇るブロック紙で、教育や多様な学びに関する報道を続けています。基金に関する情報を地域に届けるために報道します。
2024-08-18 14:16
【寄稿掲載】たまきちゃんを機に お兄さん・お姉さん基金誕生へ
いつも「子どもの多様な学びの場を保障する基金(たまきちゃん)」を応援いただきありがとうございます。西日本新聞への寄稿「みんなのたまきちゃん」第5回目が8月18日朝刊くらし面に掲載されました。 今回のタイトルは「冠基金で想いを次世代に」。 昨年度のクラウドファンディング寄付者のお一人、福岡市の生田裕子さんが、学校に行けない・行かない子どもたちをさらに後押しするために「冠基金」を創設することになりました。

学校に行けない・行かない子どもたちの多様な学びを守るための基金「たまきちゃん」の進捗や私たちの想いを紹介する寄稿「みんなのたまきちゃん」が、8月18日の西日本新聞朝刊くらし面に掲載されました。
今回のタイトルは「冠基金で想いを次世代に」。弊財団理事の庄田清人がペンを持ちました

昨年度実施した、基金設立のためのクラウドファンディングは200名の方にご寄付いただきました。寄付者のお一人、福岡市在住の生田裕子さんから「たまきちゃんと同趣旨で私たち夫婦の名前をつけた冠基金を設立したい」というご相談をいただいたのです。
私たちは生田さんを訪問し、クラウドファンディングへの御礼をお伝えするとともに冠基金設立の準備を始めました。

冠基金とは、寄付者が「社会でお困りごとを抱えた人の役に立ちたい」という想いを形にするために創設する基金のことです。設立した基金を原資に、助成事業や奨学金事業を運営することで、必要な方へ必要な支援を届ける仕組みです。基金には好きな名称(冠)をつけることができます。個人の方も、法人の方も設立いただけます。
ちくご川コミュニティ財団は、地域に根ざしたコミュニティ財団として、個人では果たせない想いを基金という形にして社会に残していくという役割があります。
寄付者様と話し合いながら、専門的知見から基金の設計、設立後の管理運営、感謝と報告を行います。寄付者様の想いをしっかりと形にします。

生田裕子さんが立ち上げられるのは「生田幸平 裕子基金」(いくたこうへい ひろこ ききん)。ご逝去された夫の幸平さんとご自身のお名前から名付けられました。
基金は、たまきちゃんのお兄さん・お姉さん的な存在にする方向で検討しています。フリースクール等を利用する中学生以上の子どもを対象とした奨学金事業です。

8月11日の西日本新聞でも、生田裕子さんがたまきちゃんへのご賛同を機に、冠基金立ち上げを目指されているという記事が紹介されました。記事は下記リンクからご覧いただけます(一部有料です)。
https://www.nishinippon.co.jp/.

近いうちに、たまきちゃんに、お兄さん・お姉さん基金が誕生します。
奨学生として育った子どもたちが社会に羽ばたくことを願って、基金設立準備を進めています。
たまきちゃんとあわせて、皆様に今後とも見守っていただけると嬉しいです。

団体情報
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