一般財団法人ちくご川コミュニティ財団

災害支援基金

災害支援基金は、筑後川関係地域(福岡、佐賀、大分、熊本の4県)で災害支援活動に取り組む市民団体を後押しするために設立しました。 発災時は迅速な支援活動に必要な資金や人材を確保するため、平時は地域の防災・減災力を高める取り組みを拡充するために、この基金が活用されます。
2023-07-24 10:08
子どもの居場所
発災から2週間が経ち、被災地の子どもたちも夏休みに入りました。 いつもと違う夏休みに、子どもも家庭も地域も戸惑っています。 被害が広域だった福岡県久留米市では、自宅や学校、公園など夏休みの子どもたちの居場所が失われました。

福岡県久留米市の子どもたちも夏休みに入りました。
河川氾濫や土砂崩れで甚大な被害を受けた久留米市田主丸では、小学校や保育園などが被災し再開の目処が立っていない地域もあります。
自宅、学校、公園、など子どもたちの居場所が突然失われ、そのまま長期休暇に入ってしまいました。地域内には災害ごみの集積所が複数あり子どもたちだけで自由に出かけるのは危険です。

就労や被災した自宅の片付けがある一方、我が子を安心して預ける場所を無くして途方に暮れている保護者の方も少なくありません。これから1ヶ月の長期休暇、親子でどのように乗り越えればいいのか不安という声も聞きます。
そんな中、7/22に田主丸アリーナに児童の居場所「このゆびとまれ」が立ち上がりました。
田主丸のお寺さんで私設図書館を運営している「雲の子文庫」がボランティアや地域住民と一緒に取り組んでいます。学童保育が被災して利用できなくなった子どもたちが集まっています。

塗り絵やカードゲーム、本などの遊び道具を少しづつ揃えている段階です。小学校低学年から高学年までの子どもたちが少なくとも10名は毎日利用するので、遊び道具や学習道具が不足しています。
ちくご川コミュニティ財団は、シャボン玉や縄跳びなどの寄贈を募っています↓
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昼食やおやつの提供ができるよう、食支援の準備も進められています。
ちくご川コミュニティ財団からは飲料水(2リットル6本入)を6ケースお届けしました。
ここにくる子どもたちが、心もお腹も満たされますように。
ここへ送り出す保護者の方が、安心できるように。
子どもの居場所を守ることも大切な災害支援です。

団体情報
一般財団法人ちくご川コミュニティ財団
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コングラント」で作成されています。
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