一般財団法人ちくご川コミュニティ財団

災害支援基金

災害支援基金は、筑後川関係地域(福岡、佐賀、大分、熊本の4県)で災害支援活動に取り組む市民団体を後押しするために設立しました。 発災時は迅速な支援活動に必要な資金や人材を確保するため、平時は地域の防災・減災力を高める取り組みを拡充するために、この基金が活用されます。
2023-07-25 22:25
ご支援の輪で前進
7/31で発災から3週間。 おかげさまで支援の輪が広がり、災害支援基金は目標金額に到達、物品寄付も相次いでお寄せいただいております。少しづつですが、必要な方に必要な支援を届けることができるようになりました。 この1週間の様子を、お届けいたします。

7/25、ようやく九州北部が梅雨明けしました。全国で一番遅い梅雨明け宣言です。
この日私たちは、飲料水を寄付するため久留米市大橋町にある大橋保育園にいました。

巨瀬川近くの大橋保育園は、園内が1メートル以上浸水しました。当時は臨時休園のため園児や職員は無事でしたが設備はほぼ使えなくなりました。
浸水で床がめくれ上がった教室に、泥だらけのピアノが佇んでいました。
園児たちの歌声に合わせてまた音色を響かせたい、と訴えているようでした。

7月26日の西日本新聞朝刊筑後版に災害支援基金の記事を掲載いただきました。
この記事を見てご支援をくださった方もいます。嬉しいです。

Amazonみんなで応援プログラムを活用して「ほしい物リスト」で物品寄付のお願いを始めました。田主丸の子どもの居場所からニーズがあったなわとびや絵の具道具、大橋校区コミュニティセンターからニーズがあった台車などをリストアップ。
匿名の方を含め、たくさんの方々からお寄せいただきました。ギフト設定からメッセージカードが同封されていることもあり、物資とともに現地へ届けました。
物品寄付はこちらからお願いいたします→https://amzn.asia/7DW5x4Q

久留米市は浸水や土砂災害を受けた住宅の被害件数(推計値)は3700棟と発表しました。
巨瀬川の氾濫などで広範囲が浸水した市東部の被害が甚大で、田主丸町1500棟、善導寺町400棟、大橋町200棟と全体の半分強を占めました。市北部の北野町と市中心部の鳥飼地区は各500棟でした。調査中のため今後も件数が増加することが見込まれており、2018年以降、久留米市で相次ぐ水害被害では最大規模になりました

国はこの大雨災害を「激甚災害」に指定し、農地や公共土木施設などの復旧費用を支援する意向を明らかにしています。

息の長い支援活動が必要です。引き続き、応援よろしくお願い申し上げます。


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このページは寄付・ 会費決済サービス
コングラント」で作成されています。
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