災害支援基金は、筑後川関係地域(福岡、佐賀、大分、熊本の4県)で災害支援活動に取り組む市民団体を後押しするために設立しました。
発災時は迅速な支援活動に必要な資金や人材を確保するため、平時は地域の防災・減災力を高める取り組みを拡充するために、この基金が活用されます。
2023-10-10 21:19
発災から3ヶ月
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福岡、佐賀、大分を襲った7月の記録的大雨災害から3ヶ月が経ちました。夏から秋へ、季節が移り変りました。
被災地の一つ、福岡県久留米市では、今も被災者の方々を支援する団体が久留米市内外から駆けつけています。自治体の災害ボランティアとは別の、災害支援の専門的な知識と経験のある市民団体による災害ボランティアです。
ちくご川コミュニティ財団の「災害支援基金」へのご寄付はこうした市民団体に活用され、被災した方々への必要な支援に結びついています。
災害支援基金は現在、第2次助成事業の公募申請を受け付けています。応募要項はこちらからご覧ください↓
第1次助成では3団体に総額250,000円の助成をしました。
各団体の活動により、被災者の方々へ必要な支援を届けることができました。助成団体のご紹介はこちらから↓
私たちが協働している特定非営利活動法人 #YNF は、被災された住宅を1軒1軒訪問して、生活再建の聞き取り調査をしています。災害支援を専門とするYNFの皆様だからこそ気づくこと、生活再建の歩みを進めることがあります。
YNFでは被災された方の声を拾い、必要な支援に繋ぐ仲間として活動する訪問ボランティアを募集しています↓
甚大な被害を受けた地域の一つ、久留米市田主丸町の竹野校区では10月21日に、地域の方々が「夏を取り戻そう!」と企画したイベントが開催されます。
夏の思い出を災害に奪われた子どもたちが、今も被災と向き合う大人たちが、どうか笑顔になりますように。
この3ヶ月間で、ちくご川コミュニティ財団の災害支援基金へのご寄付、学用品や飲料水など支援物資の提供、Amazonみんなで応援プログラムを通した物品寄付など、被災地へあたたかいご支援をお寄せいただいた皆様に、心より御礼申し上げます。
私たちはこれからも、筑後川関係地域で「人の役に立ちたい」という想いと活動をつなぐプラットホームとして、地域に寄り添ってまいります。引き続き見守っていただけますと幸いです。