【多文化共生社会】【相互理解】【ことば=日本語】
さまざまな理由で日本を訪れる外国の人々が増えています。縁あって、日本で暮らすことになった人々もたくさんいます。日本もいずれ、自分たちのそれとは異なる文化や歴史を持った人々と共に暮らしていくことがあたりまえの社会になっていくことでしょう。 国や、民族や、宗教、あらゆる違いを超えて、理解しあい、認めあい、お互いを尊重する「多文化共生社会」です。そのために大切なことは、国と国ではなく個人レベルでの交流だと考えます。
「地球学校」は、人と人がまず知りあい、お互いを理解することから出発したいと思います。 そのためにいろいろな出会いと交流の機会を作っていきます。そこで、自分とは異なる考えや価値観に接し、新たな発見をしたり、自分を見つめなおす機会になるだろうと考えるからです。 また、お互いの文化や習慣を学びあい、理解しあう場ともなるでしょう。それは日本人同士も同様です。世代差、地域差、あらゆる違いを認めあい、尊重する相互理解の姿勢です。
相互理解に欠かせないのはコミュニケーション、そして、ことばです。日本で暮らす外国人が困難に感じる筆頭は日本語だと言われています。地球学校には、日本語学習の場があります。ぶつかりつつも多様な価値観を認め合える多文化共生社会に向けて、地球学校は日本で暮らす人々を言葉の面から応援しています。