なぜカンボジアで教育支援?
カンボジアは最も教育支援が必要な国のひとつと言われています。
今から約40年前(1975年~1979年)に、ポルポト独裁政権のもと、全ての教育を停止しました。教師の約8割が抹殺され、教科書が焼却され、校舎が取り壊されました。たった4年弱で教育が崩壊してしまったのです。
多くの知識人を含む約200万人もの人々が殺害され、ポルポトから解放された国民の約85%は14歳以下だったともいわれています。
内戦終結後のカンボジアに残ったのは「貧困」と「教育の不整備」でした。貧困により学校に行けず、学校に行けないために基礎知識が得られず収入のある仕事につけない人が多くいました。
教育再建のため世界各国から多くの教育物資の支援がありました。しかし、モノは増えても使い方は教えられず、教育の質には多くの問題が残っています。「教師の能力向上」や「教育制度の改善」といった中身の支援を行わない限り、カンボジアの教育問題の根本解決にはつながりません。
シーセフは求められているのは教育の中身だと考え、よりよい国づくりに貢献できる本質的な支援活動を行っています。
2009年に、教師の育成を行う教員養成校へベテランの日本人教師を派遣する「国境なき教師団」事業をスタートしました。学校現場で教師の質を向上させるとともに、シーセフはカンボジア教育省と一緒に教育政策大学院大学を設立し、教育政策を司る役人の再教育も行っています。学校現場での問題点はカンボジア教育省に報告し、教科書の誤謬や内容についての改善を提案しています。また、カンボジア人が自立した経済発展を行い雇用を生み出すために、若手起業家を育成する必要があると考えています。お金儲けや自分たちだけが良い、今が良ければ良いという考えで起業するのではなく、シーセフの理念に基づいた「利他の心を持ち、地球益(地球全体の利益)を目指す」という起業家精神を毎年開催されるビジネスモデルコンテストを通して育てています。

シーセフが行う5つの教育支援
・幼小中一貫校「CIESF Leaders Academy(シーセフ リーダーズ アカデミー)」(カンボジア)
※CIESF Leaders Academy スポンサーシップはこちらからお申込みいただけます。
※指定がある場合は、決済ページ備考欄にお書きください。
ご支援は毎月1,000円、毎月3,000円、毎月10,000円からお選びいただけます。
サポーターの皆様には...
・年次活動報告書を届けます
・毎月メールマガジンで活動の進捗を届けます
・クリスマスの時期にクリスマス・ニューイヤーポストカードをお送りします
カンボジアをはじめとした開発途上国を一緒に応援しませんか
シーセフは、内閣府より、公益財団法人としての認定を受けています。
シーセフへの寄付金は、申告によって、所得税、法人税、相続税、一部の自治体の個人住民税について税制上の優遇措置(寄付金控除)を受けることができます。申告に際しては、シーセフが発行した領収書を添付してください。
※詳しくは最寄りの税務署にお問い合わせください。