労働者協働組合コモンウェーブ
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すべての子どもたちに、希望と安心を。「おたがいさま」で支え合う地域を、一緒につくりませんか?

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誰かの「困った」をみんなで支えるーー 私たち非営利法人「特定労働者協同組合コモンウェーブ」は、 “おたがいさま”で支え合える地域づくりをめざして、活動しています。 貧困、養育放棄、不登校、発達障がい、外国籍…様々な生きづらさを抱え、孤立してしまう子どもたちがいます。未来への希望を見出せず、自分自身の存在意義さえ見失ってしまう子どもたちも少なくありません。 私たちは、そんな子どもたちに寄り添い、未来への扉を開くための様々な活動を行っています。 ★フリースクール「子どもの学び舎ワンダーYOU」: 学校に行きづらい子どもたち、多様な学びを求める子ども たちのための、安心できる居場所。 ★中高生の居場所「ティーンズカフェ」: 家庭や学校以外の、自由に自分らしく過ごせる場所。食事の提供や学習支援、eスポーツ教室も開催。 ★子ども地域食堂「ぽかぽかキッチン」: 乳幼児から高齢者まで、多世代が交流できる温かい食卓。 ★ひとり親家庭へのフードパントリー&どうぞの棚: 食料品や日用品を届け、経済的な負担を軽減。 ★チャレンジキッズ:小中学生のための自然体験活動 ★放課後等デイサービス: 個々のニーズに合わせた支援を提供。 これらの活動を通して、子どもたちが自分らしく安心して過ごせる居場所を提供し、未来への希望を育む自立支援に努めています。

生きづらさを抱える子どもたち:見えないSOSに、私たちはどう応えるか

「子どもの7人に1人が貧困、ひとり親家庭では2人に1人が貧困状態にある」──これは、私たちの社会が抱える厳しい現実です。様々な困難を抱えながらも、誰にも頼れず、「自分には価値がない」と思い込み、孤立してしまう子どもや若者たちがいます。

子どもたちの現実

Aさん(中学2年生、外国籍、ひとり親)
他県からの転居、学校での孤立、母親からのプレッシャー…中学2年生のAさんは、家にも学校にも居場所を見つけられず、毎日お昼も食べずに、WIFIが届く集合住宅の駐輪場でタブレットを見ながら時間を潰していました。Aさんのように行き場をなくし、街をさまよう子どもたちがいます。

Bさん(通信高校生、不登校経験、ひとり親)
 リストカットの跡が残る通信高校生のBさん。弟さんも不登校。ひとり親で多児を抱え、仕事と育児に追われる母親は、自身の病と経済的な苦境に直面していました。経済的にも精神的にも追い詰められ、休む暇もないひとり親家庭が、静かにSOSを発しています。

コモンウェーブの居場所づくり

私たち「労働者協同組合コモンウェーブ」は2022年10月の設立以来、1人でも多くの未来ある子ども・若者たちが自分らしく生きていくことができるようにと願って、様々な居場所事業や子育て支援事業を展開しています。

不登校生の居場所「子どもの学び舎ワンダーYOU」

学校に行きづらい子・多様な経験や学びをしたいと考える子どもたちのためのフリースクールです。

三重県では、ひきこもりの25%が不登校経験者と言われています。長期化する前に、安心して過ごせる居場所など、社会との繋がりを作ることが何よりも大切と考えています。ワンダーYOUでは、義務教育期間中の子どもたち、特にひとり親家庭の子どもたちが安心して通えるよう月謝を低く設定しており、利用者負担だけでは運営費を賄いきれず、皆様からの支援に支えられています。
自己否定感を抱え孤立する子どもたちを一人でも減らし、それぞれの“強み”を活かして社会に貢献できる人へと育ってほしい──その強い想いから、スタッフ一同、全力で事業を継続しています。

中高生の居場所「ティーンズカフェ」

当組合が拠点とする三重県鈴鹿市には、中高生が無料で気軽に集える場所がほとんどありません。そこで私たちは、家庭や学校以外の「第三の居場所」として、毎週水曜日の夕食付き「ティーンズカフェ」をオープンしました。

「困窮家庭で、いつもお腹をすかせている中学生がいる」──そんな声から、温かい食事の提供を始めました。

ボードゲームや漫画を多数取り揃えるほか、学習支援、音楽塾、eスポーツの教室も併設し、経済的事情であきらめることのないよう、子どもたちの「やりたい!」という気持ちを応援しています。

ひとり親家庭へのフードパントリー&どうぞの棚

体調不良、介護、そして容赦ない物価高騰…ひとり親家庭の経済的・精神的負担は増すばかりです。私たちは、WAM助成や地域からのご寄付を得て、毎月第3土曜日に約50世帯のひとり親家庭に食料を届けています。

多世代交流の場に!みんなの食堂「ぽかぽかキッチン」

毎月第3土曜日の夕方に開催している「ぽかぽかキッチン」。親一人子一人で過ごすことの多いひとり親家庭の子どもたちが、異年齢の子どもたちと遊び、みんなで食卓を囲み、片付けをする──まるで大家族のような温かい空間です。

活動の様子

日々の活動の様子はSNSで発信しています。ぜひご覧いただき、私たちの活動に触れてください。

ご支援の使い道について

皆様からいただいたご寄付は、フリースクール「子どもの学び舎ワンダーYOU」、中高生の居場所「ティーンズカフェ」、みんなの食堂「ぽかぽかキッチン」といった子ども・若者の居場所である施設「ぽかぽか広場」の維持費(賃貸料・光熱費あわせて約20万円/月)に充当させていただきます。その他、すべての子ども・若者たちの支援事業の継続のために大切に活用させていただきます。

困難な状況にある子どもや若者たちが「いつでも遊びに来られる場所」「困った時に頼れる人」として私たちが存在し続けるために、皆様からの温かいご支援、ご協力を心よりお待ちしております。

代表理事メッセージ

地域全体で子どもたちを見守り、支え合うことで、今苦しい境遇にある子どもたちも未来に希望をもって生きていってほしい――。その強い願いから、私たちは「労働者協同組合」という組織を選択しました。

労働者協同組合は、地域の困りごとを解決するために、自分たちで出資をして仕事をつくり、経営について皆で話し合いながら、共に心豊かに働いていこうとする組織です。働く人それぞれの得意・特技を活かし、誰もが安心して暮らせるまちづくりに持続的に取り組んでいきたいと考えています。

私たちの活動を通して一人でも多くの子どもたち、若者たち、そして一人で頑張っているお母さんたちに少しでも“安心”を届けることができたら幸いです。

皆様からのご支援ご協力に心より感謝申し上げます。

労働者協同組合コモンウェーブ
代表理事 山浦 久美子

よくある質問

Q. 領収書はもらえますか?
A. はい、希望された方に領収書を発行しております。
領収書をご希望の方は下記連絡先までご連絡ください。

Q. 税制優遇は受けられますか?
A. 受けられません。

Q. 銀行振り込みは可能ですか?
A.はい、可能です。

Q. 寄付金の返金はできますか?
A. 申し訳ありませんが、ご寄付していただいたお金の返金はいたしかねます。

Q. 労働者協同組合とはどのような法人ですか?
A. 労働者協同組合法(令和2年法律第78号)に基づいて設立された法人で、組合員が出資し、それぞれの意見を反映して組合の事業が行われ、組合員自らが事業に従事することを基本原理とする組織です。(厚生労働省ホームページより抜粋)

団体情報
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