活動・団体の紹介
『様々な形の親子が特別視されることなく生きやすい社会をつくる』ことを理念とし、神奈川県横浜市を中心に活動をしています。
里親子養子縁組親子が気兼ねなくあそび、親子共に繋がれる場・境遇を知っている者に子育て相談ができる場として『あそびにおいで[ことさんち]』を月に1度開催。そして、老若男女誰でも【おもちゃ】と【あそび】で繋がれる場所作りとして『あかちゃんの会とおもちゃの広場』を月に1度開催しています。
また、様々な形の親子の存在と良さを知っていただくことが当事者が関係を隠さなくとも暮らせ特別視無く自然に受け入れる社会となると考え、『いろいろなかたちの親子展』としてパネル展や地域イベント出展などの啓発活動を行なっています。
活動の背景、社会課題について
母子(父子)家庭が少しずつ社会で受け入れられるようになってきました。が、里親・養子縁組家庭はまだまだ自然な受け入れ環境となるにはほど遠い日本社会です。
そんな状況の中、虐待などが原因で自分の家庭では暮らせない子どもが増え、養育里親が必要とされています。また、子どもを育てられない人も子どもを育てたい人も増え、養子縁組をする人がいます。どちらも将来を担う子どもにとって、より良い親子関係です。これからは、同性同士のカップルや不妊で悩むカップルなど、様々な形の親子がさらに増えると考えられます。
特別視されることのない社会作りのためには、多様な親子の存在と良さ・各制度を身近に感じてもらい知っていただくことからひとつずつの活動が必要であると考えます。
正しく知ることから社会が特別視をしなくなり、親子ともに生きやすい社会となります。子どもは自分の境遇を悲観や隠すことなく自信を持って生きていけます。親(託した親も託された親も)は公言が容易くでき、より子育てがしやすく援助を受けやすくなります。『多様な』が増えている現代社会。多様な親子のあり方にも注視していく必要があり、ゆくゆくは少子化対策にもつながる活動事業と考えるため、活動をしています。
活動内容の詳細、実績について
2022年4月より里親子・縁組親子のためのあそび場[ことさんち]を月に1~2回定期開催(毎回6~15組程度参加)
2023年4月より『あかちゃんの会とおもちゃの広場』を月に1~2回定期開催(毎回8~12組程度参加)
2023年11月 都筑区民まつりにて活動宣伝と里親制度啓発のため出店
2024年2月より『里親制度お話会』を開催(年2~3回を予定)
2024年8月 横浜市都筑区役所にて活動宣伝と啓発活動のため『いろんな親子のパネル展』開催
他、定期的にマルシェなどに出店・パネル展開催を行う
代表者メッセージ
『親子で楽しめる』ことを大切にしています。『たのしい』から場に来るようになり自然とつながりもできてきます。多様な親子の場所を作る活動・様々な『親子』の形と良さを伝える活動をしながら、[様々な形の親子]が特別視されることのない生きやすい社会を目指しています。
寄付金の使い道について
横浜市だけではなく市外へとゆくゆくは全国で[ことさんち]を開催し、より広域でのつながりの場を作っていきたいと考えています。現在里親関係については自治体単位や個々の斡旋団体での活動となっているため、その繋がりや協力の場となることも必要です。
先々にはカフェや食堂を併設した拠点を持ち、様々な形の親子が気軽にいつでも出入りのできる場を作り、さらに様々な活動を可能にしていきたいとも考えています。
寄付金は現在の活動資金と将来の活動資金として活用をさせていただきます。(場所代・材料費・人件費・広報費など)