2025年9月末に発生したマグニチュード6.9の地震に続き、11月には台風25号がフィリピン・セブ島を直撃し、記録的な豪雨と洪水によって甚大な被害をもたらしました。
家屋が流され、奨学生の中にも自宅を失った子どもたちがいます。事務所周辺でも行方不明者の捜索が続き、島全体が深刻な危機に直面しています。
DAREDEMO HEROでは、これまで進めてきた「地震被災地支援」を基盤に、今回の台風被災者支援へと活動の範囲を拡大します。
食料・水・医療品などの緊急支援に加え、被災した学校や地域への教育・生活支援を通じて、人々が再び安心して暮らせる環境を整えていきます。
皆さまからお預かりするご寄付は、セブ島全域で被災した人々の命と生活を支えるために大切に活用させていただきます。どうか、立て続けに災害に見舞われたセブ島の人々に、希望と再生の力を届けるために、ご支援をお願いいたします。
2025-10-04 10:05
セブ島沖地震・ソーラーライト配布のご報告
昨日の夜遅く、185個のソーラーライトを、路上や広場で寝泊まりを余儀なくされている被災者の皆さまに届けました。
通常であればセブ市から車で約3時間の道のりですが、道路の損壊に加え、多くの支援車両による大渋滞が発生し、現地に到着するまでに8時間以上を要しました。
配布先のテント群は真っ暗で、多くの人々がろうそくを灯して夜を過ごしていました。しかし火災など二次災害の危険が大きいため、ソーラーライトは安全を守るうえで非常に重要な支援物資となっています。
配布を終え、スタッフがセブ市に戻ったのは深夜0時を過ぎていましたが、全員無事に帰還いたしました。
皆さまからの温かいご支援のおかげで、この光を届けることができました。心より感謝申し上げます。引き続き、必要とされている支援を被災地へ確実に届けてまいります。



