2025年9月末に発生したマグニチュード6.9の地震に続き、11月には台風25号がフィリピン・セブ島を直撃し、記録的な豪雨と洪水によって甚大な被害をもたらしました。
家屋が流され、奨学生の中にも自宅を失った子どもたちがいます。事務所周辺でも行方不明者の捜索が続き、島全体が深刻な危機に直面しています。
DAREDEMO HEROでは、これまで進めてきた「地震被災地支援」を基盤に、今回の台風被災者支援へと活動の範囲を拡大します。
食料・水・医療品などの緊急支援に加え、被災した学校や地域への教育・生活支援を通じて、人々が再び安心して暮らせる環境を整えていきます。
皆さまからお預かりするご寄付は、セブ島全域で被災した人々の命と生活を支えるために大切に活用させていただきます。どうか、立て続けに災害に見舞われたセブ島の人々に、希望と再生の力を届けるために、ご支援をお願いいたします。
2025-10-23 19:01
【Kal-anan小学校再訪:子どもたちの学びと笑顔を守るために】
Kal-anan小学校に寄贈した7基のテントの設置が完了し、現地を再訪しました。
発災から3週間以上が経ちますが、セブ市を含む多くの地域ではいまだに授業が再開されていません。被災地の学校でもプリントでの学習が続いていますが、プリンターの故障や用紙不足により教材を印刷できない学校が多くあります。
そこで今回、2つの学校にプリンターを寄贈しました。また、日本から届いたおもちゃを配布し、子どもたちと遊ぶ時間を持ちました。地震の恐怖を今も抱える子どもたちにとって、安心して笑い合える時間が何より大切です。
被災地では未だにテント生活を続ける人も多く、復興には時間がかかります。DAREDEMO HEROでは、子どもたちの学びと心のケア、地域の再建を支える活動を続けていきます。



