活動・団体の紹介
子どもたちにスポーツを通して健全育成を行うべく令和4年4月にNPO法人として設立し、主に札幌を拠点に北海道全域で活動中です。
今までスポーツをしたことのない『未経験』の子どもたちと、まだ様々なスポーツ団体に加入していない子どもたちに向けて、スポーツの楽しさを知ってもらい実際に体験してもらうことで、スポーツを始めるきっかけを作っていく、今までにないスポーツイベントを企画開催し活動を行っております。
そして、多くの子どもたちとその保護者の皆様がどんどん『スポーツスタート』していくという実績を積み重ねております。
これからも、子どもたちへ今までにない新しい『カタチ』のスポーツイベントを提供していきます。
活動の背景、社会課題について
私たちは2024年の能登半島地震直後から「がんばれ!ドリームキッズ能登っ子応援!能登の子どもたちにスポーツの力で元気を!」を初めとして、能登地方の少年少女たちにスポーツの力で笑顔と元気を取り戻してもらう支援活動を行なってまいりました。
そして2024年4月に、前回のクラウドファンディングで皆さまから集めた義援金及び野球用品を直接、石川県学童野球連盟に渡してきました。連盟を通して能登圏内にある3つの少年野球チームへ寄贈することができました。
その際、石川県学童野球連盟のみなさんに被災地の学童野球の状況についてインタビュー形式でお聞きすることができ、下記のようなお話がありました。
被災地では、野球場の整備も未だ整わず野球がしたくても十分にできない子どもたちや、また試合がしたくても試合会場までの道のりが危険な状態で行きづらかったり、まだ生活環境が整っていなくて野球の試合や練習ができる余裕や時間が子どもにも保護者にもない、という現状を聞きました。
また、4月23〜25日にかけて能登半島地震のボランティア活動に行ってきた際に目の当たりしたの現地の状況は『復興』とは程遠く、たくさんの被災者の方々が未だ困難な避難生活を続けており、住宅の中はとても人が住める状況ではなく、屋根瓦は崩れ、道路は陥没し、崖崩れが起こっていました
特に衝撃的だったのは、子どもたちがスポーツを楽しむはずの野球場や運動場の駐車場が被災ゴミの置き場となっていました。
子どもたちが震災前のように「スポーツを今まで通り当たり前に楽しむこと」ができる日が遠く感じられました。
このように石川県学童野球連盟のみなさんの学童野球の現状をお聞きしたり、現地の様子を目の当たりにして、このままでは能登の子どもたちが野球をやりたくてもやれず、野球への情熱の行き場を失い、これから未来ある子どもたちの野球やスポーツへの飛躍のチャンスを閉ざしてしまうことになるのでは、と危惧いたしました。
そこで、今回の輪島地区の野球少年少女たちを北海道札幌市に招待し、野球の試合や練習ができる場と札幌の子どもたちとの交流の場を作り、再び野球への情熱を取り戻してもらう機会を作ることを決意しました。
活動内容の詳細
能登半島地震の影響により輪島地区の少年野球の少年少女たちは、未だ十分な野球の練習や試合ができない状況が続いています。
そこで輪島地区の野球少年少女たちに『笑顔』を取り戻してもらうべく、北海道札幌市に子どもたちを招待し、北海道の少年野球の子どもたちとの交流するとともに、野球の試合や練習ができる場を作り、再び野球への情熱を再び取り戻してもらう機会を作ることを決意しました。
この交流激励会を通して能登の子どもたち一人一人に声援を送り、そして野球がつなげる人と人との輪が、子どもたちの希望・未来へと繋がっていくと考えています。
寄付金の使い道について
具体的には、
- 2025年1月11日 ①能登の子どもたちと札幌少年野球10区代表チームとの交流激励会
- 2025年1月12日 ②札幌つどーむで行われるワールドプレミアU12の交流戦に招待参加
を考えており、今回の寄付募集は①の交流激励会開催のための援助をお願いしたいものになります。(ワールドプレミアU12大会はパイオニアライオンズクラブ主催。旅費はパイオニアライオンズクラブ様がご支援。)
代表者メッセージ
この度、令和6年能登半島地震災害により、犠牲となられた方々にお悔やみを申し上げますとともに、被災された方々並びにそのご家族、関係者の皆様に心からお見舞い申し上げます。
私は少年野球指導者を15年間しております。現在も子どもたちに指導を続けておりますが、今まで多くの子どもたちから明日に繋がる元気と感動を貰いました。そしてその保護者の皆様からのも沢山のご支援を頂きました。
今、子どもたちにおけるスポーツ環境は時代と共に大きく変わって来ていると感じてます。
私は今回の能登の子どもたちも環境が大きく変わり新しい『カタチ』に向かって一歩づつ進んで歩み始めていると思います。
私たちはNPO法人を立ち上げ、これまで多くの子どもたちに向けて新しい『カタチ』のスポーツイベントを発信して、子どもたちの可能性を最大限に引き出し、子どもたちの夢を実現できるように支援してきました。
今回の能登半島地震の被害にあった子どもたちのためにもスポーツの力で明日への希望を持って貰いたく今回のプロジェクトを立ち上げることにしました。
私どもはまだまだ小さな団体です。しかしながら、私たちが出来ることをの思いでこれまでも様々なことを実現してきました。私たちと共に『出来る事を!出来る人が!出来る時に』をモットーに北海道から全国へ支援活動の輪を広げていきたいと思っております。多くの皆様からのご支援を賜りますようお願い申し上げます。