プロジェクトの概要
2025年3月23日、愛媛県今治市で発生した山林火災は、乾燥した空気と強風に煽られ、広範囲に飛び火しました。火災は西条市にも及び、平成以降、県内で最大規模の延焼被害をもたらしました。
この災害によって被災された方々の生活再建支援はもちろん、失われた森林の再生、そして地域全体の復興に向けた長期的な取り組みが必要となっています。
私たちは、この災害からの復興を支えるため、「今治・西条 山林火災復興基金」を立ち上げ、皆さまからの寄付を募ります。

今治・西条の山林火災の現状
【3月26日現在】
・23日に発生した火災は延焼が続き、焼けた面積は417ヘクタール。
・飛び火で建物が合計9棟全焼。
・今治市と西条市のあわせて3848世帯7494人に避難指示。
・2018年の豪雨災害以来の「災害救助法」の適用
地域からの声
西条市では3つの障害者施設の利用者・職員、約150名が東予総合福祉センターに避難。
「体を動かすリハビリができないのでストレスがたまる」という言葉も。精神障害の利用者が多いので、長期的に避難所生活が続くことが不安だそうです。
また、笠松山周辺の住民からは「2008年の火災で丸裸になった笠松山は17年かけて緑を取り戻しつつあったが、今回の火災で再び燃えてしまった。やっと復活してきたのに」と落胆していました。

寄付金の使い道について
皆様からお預かりしたご寄付は、山林火災の被災者や被災地への支援活動を行う県内NPO等に対し資金助成を行うための原資として活用いたします。
例えば
・被災者の生活支援活動(炊き出し、マッサージ、買い物支援、メンタルヘルスケアなど)
・被災地の復興活動(植樹、清掃活動、清掃道具の購入、産業支援など)
・防災・減災活動(消火設備の増強、防災研修の充実など)
また復興期においては自然環境保護の観点からも
・火災被害地域以外の山火事等防止のための森林保全やその啓発事業
・自然環境保護のための事業
などにも柔軟に使っていけると良いと考えております。
クレジットカード手数料や運営費(後述)を差し引き、50万円が集まるごとに総額約45万円の助成プログラム(約3-10団体・地域/事業の採択を想定)を実施できます。
今後、可及的速やかに助成情報を公開し、公募・審査を経て助成先を決定いたします。
◇クレジットカード決済手数料、運営費について
寄付額から以下の通り、クレジットカード決済手数料および運営費へ割り当てます。
・クレジットカード決済手数料 3.4%(クレジットカード決済の場合)
・運営費:寄付総額の15% (災害の復旧・復興活動の支援事業にかかる報告書作成・印刷費、事務局交通費、人件費等としての活用を想定しています。)
3/29追記 GIVING 100 by Yogibo について
https://congrant.com/jp/yogibo
GIVING 100 by Yogibo に採択されました。これにより決済手数料の負担が軽くなり、多くの寄付金を活動支援に使えることになりました。
(公財)えひめ西条つながり基金について
えひめ西条つながり基金は、2022年4月に401名から4,285,252円の寄付を預かり、西条市を持続可能なまちにするために設立された四国初のコミュニティ財団です。同年12月に愛媛県より認定を受け、公益財団法人となりました。また、令和7年度より西条市内に限らず、愛媛県内のすべてのエリアで地域課題解決をすべく、助成事業を行っています。


助成内容や活動内容は当財団のHPをご覧ください。
HP:https://escf.jp/
◇団体情報
住所:愛媛県西条市大町1663 サカエマチHOLIC内
電話:0897-47-6943
Mail:info@escf.jp
H P:https://escf.jp/