特定非営利活動法人フードバンク山口

「もったいないをありがとうへ」のサイクルを回し続けるために、力を貸してください。

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NPO法人フードバンク山口は、個人や企業などからこれまで約206トンの食品を受入れ、必要な方にお届けしてきました。(2017年~2023年3月末時点) 食品ロス削減と経済的な不安を抱える方々への食支援に、フードバンクの担う役割は日増しに大きくなってきています。 206トンもの食品を責任持って循環させるためには、スタッフを雇用したり、保管場所の維持管理にも費用がかかります。 「もったいないをありがとうへ」のサイクルを回し続けるために、運営資金のご寄付をお願いいたします。

わたしたちの目指すこと

フードバンク山口は、これまでに約206トンの食品を必要な方々にお渡ししてきました。

わたしたちの目的は
①事業所や家庭から発生している食品ロスを削減すること
②生活困窮者世帯への食支援を行うことにより、食の格差を是正すること  です。
そしてこれらの取り組みを通し、持続可能な社会の構築に寄与してくことを大きな目的としています。

わたしたちの活動について

食品ロスとは、「本来食べられるのに、捨てられてしまう食品」のことです。

日本の食品ロス量は、約523万トン(うち、事業系食品ロス量:279万トン、家庭系食品ロス量:244万トン)です。(農林水産省/令和3年度推計値)

日本人の1人当たりの食品ロスは1年で約42kgで、これは1人当たりが毎日お茶碗一杯分のご飯を捨てていることになります。

山口県の食品ロス量は、年間約5.5万トンです。(山口県/令和3年度推計値)

フードバンク山口では、これまで約206トンの食品を受入れ、登録団体364団体(スクールソーシャルワーカー含む)に食品をお渡しししてきました。(2023年3月末時点)

「もったいない」が「ありがとう」になるまで

〈フードバンクポスト〉

山口県内114ヶ所(2023年8月時点)に設置されているフードバンクポストには、「買いすぎて食べきれない」「頂き物だけど好みが合わない」など、主にご家庭にある食べきれない食品を寄付していただくためのものです。

スーパーや公共施設等にポストが設置してあり、お店の営業時間内であれば、いつでもポストに食品を入れていただけます。
ポストに寄付いただいた食品は、担当のボランティアさんが回収・運搬を行い、各ステーションで賞味期限の確認やナンバリングをする入庫作業を行います。
ステーションの開所日に福祉団体、こども食堂、スクールソーシャルワーカーなどの登録団体の方々が訪れ、食品を持ち帰り、必要なご家庭にお届けされています。

〈フードドライブ〉

ご家庭にある食べきれない食品を、学校・職場・イベント会場などで集め、フードバンクや福祉施設等に寄付する活動です。
フードバンク山口では、2022年度に山口県全19市町をホームタウンとするプロサッカーチーム 
レノファ山口FCの全ホーム戦でフードドライブを実施しました。
また、フードドライブを実施される団体へのサポートとして、フードバンクポストの貸出しや、食品を集める際の注意事項等の案内を行っています。

〈こども応援宅食便〉

みなさんは、給食のない長期休みに痩せてしまう子どもたちがいることをご存じですか?

楽しいはずのお休み、早く終わってほしいと願う子どもがいます。

フードバンク山口では、そんな子どもたちに食品を届ける活動を子どもたちの長期休みに合わせて行っています。

宅食便は県内のソーシャルワーカーや主任児童委員を主な仲介者として申込みを受付け、ご利用家庭に宅配便でお届けしています。

宅食便では、ボランティアさんと一緒に企業や個人から寄付いただいた食品を梱包し、発送作業まで行います。

お届けしたご家庭から、お礼のお手紙やメッセージをいただき次の活動への活力になっています。

登録団体のみなさまから、

「フードバンクさんの食糧支援がきっかけで、食生活を見直す機会になり、学校の成績も向上したというご家庭もあります。」

「フードバンクの食料を通して、その日を頑張って生きていける方がいらっしゃるので、本当に心から感謝しております。」

といった声も届いています。

寄贈いただいた食品がどのように使われているのか、「もったいない」から「ありがとう」につながっている『ありがとうwebsite』からご覧いただけます。

フードバンク山口の「もったいないをありがとうへ」の食のサイクルは、こんな風に回っていて、どこかが欠けても成り立ちません。

代表者メッセージ

理事長 今村 主税

 「食用につくられた食品の3分の1が食べられずに廃棄されている」「こどもの6,7人に1人は貧困状態にある」。現在の日本において、このような現実があるのをご存じでしょうか?実感として捉えにくい数字ですが、これが現実のようです。

 私たちは、この現実をできるところから変えていくためにフードバンク活動を始めました。
活動をする中で食べものの力は空腹を満たすだけでなく、生きる活力を生み出し、人の心を豊かにすることを実感しました。

 一昔前はご近所でおすそ分けが日常的にされていましたが、都市部ではご近所づきあいも少なく、ご近所で食品を分け合うようなことも少なくなり、自治会などのコミュニティも衰退の傾向にあります。
フードバンクはそんな社会を「大きなおすそ分け」の活動を通して、食品ロスの削減と格差の縮小、地域のつながりを取り戻す活動です。
私たちは、フードバンク活動を通して、みんなが幸せに生きられる持続可能な社会の構築を目指しています。

私たちの活動は皆さまのご協力なしには実現できません。継続的な皆さまのご支援とご協力をお願い申し上げます。

食品の受け入れ、保管や物流、地域への支援活動には費用がかかりますが、皆さまからの寄附金によってそれが可能になっています。一口でも多くの寄附をいただけると、より多くの人々に支援を届けることができます。皆様の口コミや紹介によって、私たちの活動がより多くの方々に知られ、支援が集まることを期待しています。

私たちのフードバンク活動がより多くの人々の笑顔と希望につながるよう努めてまいります。皆さまとともに歩みを進められることを大変心強く思っております。どうか、引き続き私たちの活動にご支援とご協力をいただけますよう、心よりお願い申し上げます。

寄付金の使い道について

年間50トン以上もの食品を責任もって循環させるために、専従スタッフによる管理や保管場所の維持が必要です。

わたしたちの活動の多くは、寄付で支えられています。

また宅食便では、食品を梱包・配送するための梱包資材や配送費も必要です。

フードバンク山口の支出はほどんどが事業に係る費用に使われています。

現在山口県外からの食品寄贈受入も進めており、より多くの食品を経済的困難を抱えているご家庭に届けられるよう、ネットワークを広げています。

「もったいないをありがとうへ」のサイクルを回し続けるために、運営資金のご寄付をお願いいたします。

団体情報
特定非営利活動法人フードバンク山口
このページは寄付・ 会費決済サービス
コングラント」で作成されています。
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