このプロジェクトは「Wings of Women powered by あすか製薬」の認定プロジェクトです。
「Wings of Women powered by あすか製薬」では、あすか製薬が広報・PRサポートを支援することで、社会課題の解決に取り組む市民団体の資金調達を応援します。あすか製薬は本プロジェクト等を通じて、ステークホルダーと協働しながら、持続可能な社会の実現に向けて地域社会の発展に貢献してまいります。
▼Wings of Women powered by あすか製薬特設サイト
https://congrant.com/jp/wingsofwomen/cf.html
▼あすか製薬ウェブサイト
https://www.aska-pharma.co.jp/
▼女性のための健康ラボMint⁺(あすか製薬運営サイト)
https://www.aska-pharma.co.jp/mint/line.html
活動・団体の紹介
当社団は東日本大震災や能登地震のような自然災害や大規模な事故の被災者に対し、その生活支援、心理的・精神的支援及びその他各種の支援活動を行うとともに、被災企業に対する経営支援等の活動を行うことにより、被災地域の復興を支援することを目的としています。
活動の背景、社会課題について
当社団は東日本大震災や能登地震のような自然災害や大規模な事故の被災者に対し、その生活支援、心理的・精神的支援及びその他各種の支援活動を行っております。新型コロナウイルス感染症を受けて2021年6月にこども食堂を始めました。2024年からは本格的にフードバンク事業を開始しました。皆様の善意により集まった食料物資を、ウクライナ避難民や外国にルーツのある方々の支援を行っております。今回は宮城県内をはじめ関東圏に居住しているウクライナ避難民、宮城県内に住んでいる外国にルーツのある人や外国人留学生への食料支援に係る費用を募るため、クラウドファンディングを実施します。日本には2.4万人の外国人留学生が暮らしています。ウクライナからの避難民は1900人を超えています。長引く戦争の影響で日本財団の支援も来年3月には完全終了します。外国人留学生は、ビザの関係でアルバイトに制約があり、慣れない環境の中、日々の食事にも困る方が多くいます。最近の物価高騰や急激な円安は大きな影響を与えています。
活動内容をはじめるきっかけ
当社団は、基本的に災害支援を行っている団体でございます。しかしながら、災害がない平常時には、現在仙台市(毎月2回)塩釜市(毎月1回また長期休みには3回ほど臨時開催)利府町(毎月3回)子ども食堂とひとり親世帯を対象とした食料配布、外国にルーツのある人々に対して食料品の支援を行っています。当社団が子ども食堂や食料品の支援を始めたきっかけは、新型コロナウイルス感染症という疫病の影響をアメリカの様に災害に準じるものと捉えました。新型コロナウイルス感染症の影響で失業や収入の減少で生活に困窮する人達が増える中、子供への支援や地域で居場所を作る事が重要だと判断したからです。

トップページにある子ども食堂の画像ですが、認定NPO法人 全国こども食堂支援センター・むすびえが2021年に開催した全国こども食堂絵画展 ―おしえて!みんなのこども食堂― において、当社団の子ども食堂に遊びに来ていた子供が応募して賞をとった作品です。本人の承諾の元、当社団主催の子ども食堂の看板に使わせていただいております。
活動内容の詳細、実績について
2022年2月に起こったロシアによるウクライナ侵攻。2025年10月現在でも、ウクライナから我が国に避難して来られた方は1900名ほどいます。現在でも【 住まい・生活物資(衣服、食料、衛生用品等)・教育・就労・生活費(寄付・助成金含む)・心のケア 】が不足しております。日本財団による渡航費や住環境整備費・1人当たり年100万円の生活費の支援金は、来日してきた日にもよりますが、2026年3月には完全に終了します。当社団はウクライナからの避難民支援として、2022年5月より今日まで米や野菜・粉ミルクその他食料品・消毒薬やマスクなどの日常消耗品だけでなく、ノートPCや移動の際に必須な自転車を提供して支援をしています。。2022年6月には東京で開催されたイベントでは、100名ほどの方々に対して当社団は、コメ60キロ、そば30キロ、1Kgパスタ55個、鯖缶55個、大豆缶15個、フェイスタオル20枚ほどを用意しました。
現在でも、宮城県内に避難しているウクライナ避難民をはじめ外国にルーツのある人々に対して毎月支援活動をしています


外国にルーツのある子供たちへの支援開始は以下の通りです。
子ども食堂開催にはボランティアの方々の協力がなくしては成り立ちません。ボランティアから「フィリピンから来られた方が日本人との間に生まれた子2人をひとりで養っている。生活が厳しいから食料支援をしてほしい」という要請がありました。現在、当社団は仙台市内で開催しているこども食堂では保育園と共同で食堂を開催しています。保育園から「保育園に通っている子供にも外国にルーツのある子がいて生活が厳しいので食料支援をしてほしい」という要請がありました。また、海外からの留学生が社会勉強の一環として子ども食堂のボランティアに来てくれます。その方々も「ビザの関係でバイトをする時間が限られるので生活が厳しいので支援してほしい」という要請がありました。

代表者メッセージ
今回のクラウドファンディングを活用して外国にルーツのある人やウクライナ避難民、外国人留学生への食事支援に係る費用を募るため、クラウドファンディングを実施します。特にウクライナ避難民への支援は、宮城県内に居住している人達だけでなく、関東圏に住んでいる人々に対しても実施します。

当社団は現在、こども食堂やフードバンクで得た物資の一部を、宮城県内に避難しているウクライナ避難民と外国にルーツを持つ家庭に対する食糧支援をしています。こども食堂の運営を始めて1年程経過した頃にロシアによるウクライナ侵攻が発生しました。新型コロナウイルス感染症・ロシアによるウクライナ侵攻に伴う石油や穀物などの物価高騰・その後の急激な円安は、日本人に限らず生活に困窮している家庭に非常に大きな影響を与えています。特にウクライナからの避難民をはじめ外国籍や外国にルーツを持つ方々は、物価高騰の影響を受けております。

外国にルーツを持つ子どもの保護者の中には、日本語の壁などから就労状況が不安定になり、失業と就業を繰り返し工場のアルバイトなどで子どもたちを養う家庭は珍しくありません。貧困・困窮あるいは十分な収入のない不安定な状況は、外国にルーツを持つ子どもたちにたくさん影響を与えています。昼夜働く親に代わって幼い兄弟の世話をするために学校に通わなくなる。親の失業によって高校進学を諦めて、働いて家族を支える子どももいます。

外国にルーツを持つ子どもたちの場合は、外国人保護者や本人が、日本語を十分に理解していない場合があるため、必要な支援や情報が得られないといった事例があります。
現在、毎月宮城県内のウクライナ避難民5世帯15人、フィリピン人3世帯9名、海外からの留学生10人ほどに対して食料支援をしています。今後増えてくることが予想されます。外国にルーツを持つ子どもをはじめ在留外国人の生活支援をより充実させるために、クラウドファンディングを実施することにしました。

外国にルーツを持つ子どもたちについて話題になると、彼らの親による違法行為や彼らが抱えている課題がよく取り上げられます。確かに日本に住む以上は、違法行為を許してはいけません。しかし、適切な支援環境や教育機会が提供されれば、日本と海外という複数の社会文化に適用することができる貴重な存在です。
海外で生まれ育ち、成人前後に来日する留学生と大きく異なる点は、外国にルーツを持つ子どもたちは、その家族の生活基盤が日本に根付いていると同時に、日本国内で幼少期から日本の基礎教育を受けていることから、日本文化や社会事情に精通しています。日本側に根付いた視点でも活躍することが可能です。
外国にルーツを持つ子どもたちとその家族は、いつか「帰国する人」ではなく、ともに地域や社会を作り上げる仲間であると同時に、日本社会の未来に新たな力を与えてくれる人たちです。
寄付金の使い道について
ご寄付でいただいた資金は、食料購入費、文房具の購入等に使わせていただきます。現在、日本には2.4万人の外国人留学生が暮らしています。外国人留学生はアルバイトなどで制約があり、慣れない環境の中、日々の食事にも困っている方が多くいます。当社団では、クラウドファンディングで集まった資金を元に食料や日常品の提供支援を通じて、留学生の孤立を防ぐ支援を行います。

いただいたご支援を使って、外国人が安心して生活する事ができる快適な環境をつくることができます。当社団は、私たちのサポートによって日本のことを好きになってもらえれば、結果として今後もより多くの外国人が日本に来てくれることにつながるはずであると信じて活動しています。ありがとうございました。



