活動・団体の紹介

2025年7月に設立した政治団体「葛巻徹と花巻から市民社会を実現する会」の代表の葛巻です。できたばかりの団体なので、まず最初に私の活動を紹介させてください。
1977年岩手県花巻市生まれ。花巻市立宮野目中学校、岩手県立花巻南高校、福島大学経済学部を卒業後、10年以上サラリーマン(営業・管理職)として勤務しました。このときはまだ社会や政治に関心を寄せたことはありませんでした。
私が初めて自分の仕事以外に、社会に興味を持ったのは2004年27歳の時に長女が生まれた時でした。まだ小さく温かい赤ちゃんの娘を胸に抱いたとき「この子が生きる社会の為に、何か自分でもやれることがないか?」と思ったのです。
そして地元消防団での活動や岩手県議会議員立候補者高橋博之氏の選挙活動を経験させていただき、「一人一人の小さな希望が集まればやがて大きな力になる!」という確信を得て、地元花巻で下記の活動を行いました。
○花巻ええじゃない会(2007年~ 現在は解散)
地元の仲間達と飲み会をすると「花巻には面白いもの・ことがない」という話になり、だったら自分達でやろうと設立。24時間100キロウォークや、デパートの屋上での盆踊り大会、はしご酒などの「花巻で面白いこと」のイベントを実施。NPOの活動をボランティアで開始しました。
○NPO法人花巻市民活動支援センター(2007年~ 現在は理事)
NPOの活動が「社会に応援されていない」ことを感じ、同団体に入会。行政との協働セミナーや、NPO向けの交流会などを実施。花巻市内のNPOや、コミュニティ組織への支援を行っている。
○花巻青年会議所(2008年~2012年、2015年~2016年)
市内高校生との協働で、現花巻市公認キャラクターである、「フラワーロールちゃん」の開発・普及に関わる。花巻市内の青年経済人と一緒に事業を行い、多くの学びを得た。年会費をサラリーマン時代のボーナスで支払っていた為、脱サラ後一時退会。2015年に再入会を果たし、2016年は理事として青少年委員会の委員長をして卒業。
2011年3月東日本大震災が発災。岩手の沿岸でも未曾有の被害があり、地元花巻からの復興支援としていわてゆいっこ花巻の設立に関わる。事務局として主に後方支援を担当。
花巻市民活動支援センターのような、中間支援NPOが岩手県内で10数団体あり、平時からのネットワークが築かれていた。そのネットワークが中心となり、2011年4月にいわて連携復興センター設立(9月NPO法人認証)。私もサラリーマンを辞め、事務局長として専任の職員に(2016年から代表理事)なる。岩手で復興支援に取り組むNPOの皆さんに、ノウハウ、情報、ネットワークなどの活動資源をコーディネートして、組織、事業の発展のお手伝いをしてきました。
○必要な機能は自分達でつくる!花巻・岩手・東北に必要な事を仲間達と一緒につくってきました。
・いわてNPO災害支援ネットワーク(2016年~)
・日本ファンドレイジング協会東北チャプター(2017年~)
・一般社団法人みちのく復興・地域デザインセンター(2019年~)
・3.11から未来の災害復興制度を提案する会(2020年~)
2011年以降は、岩手・東北というエリアで活動をしてきましたが、花巻での活動も続けてきました。消防団、花巻市民活動支援センターの他は下記の活動をしております。
・宮野目小学校PTA 神輿実行委員長・PTA副会長
・キラキラみらいクリエイションを設立し、「こどものまちはなまき」を実施(現在解散)
・花巻市倫理法人会モーニングセミナー委員
・葛諏訪神社氏子総代
私はこれまでサラリーマン時代はボランティアで、2011年以降は職業として「まちづくり」に取り組んで参りました。そこで得た、ノウハウやネットワークなどを花巻のまちづくりに活かしたい。また様々な立場の方が政治にチャレンジするような社会を目指していきます。
活動の背景、社会課題について
若者をはじめとする現役世代の政治への関心が薄れていることは(衆議院議員選挙における20代の投票率の推移:昭和55年63.13%:令和6年34.62%)、政治参加の機会が少なくなることにより、将来へ向けた民意が反映されにくい状況にあります。物価高騰をはじめ、過疎化や少子高齢化、年金や社会保障など様々な問題が叫ばれる中、政治への関心が少ないことは将来の生活に不安を抱える要因にもなりかねません。
職業政治家や資産家など限られた人だけが政治をするのではなく、多様な経験、職歴、ポジションの候補者がチャレンジすることができる環境があることで、より多くの市民へ政治の関心を喚起することや、既存政治家の気づき、政策のバリエーションが豊富になることなどがのぞめます。「どうせ自分なんか関係ない」「投票に行ったってなにも変わらない」そうした嘆きが多い中、希望を持てない現状です。
そして、今の社会の仕組みや習慣は、新しい取り組みに対して難しいと私は感じています。特にも、現役世代は貯蓄に回す余裕もなく、仕事や生活でいっぱいです。ローカルの市民の意思を持った行動を全国で支え合うようなモデルをつくり、全国でノウハウを共有します。
もう一つ大きな問題は政治がどうしても「自分達とは関係の無い所で行われている」という感覚があることです。大きな政策を実現する際などは、全国的な政党等がもちろん必要なのですが、そういった組織や組織人だけが政治をするのでしょうか?「普通の市民」に近い立場が挑戦する土壌を日本にもつくっていきたい。
活動内容の詳細、実績について
私たちは、市民の意思を持った行動が応援される社会=市民社会を目指して政治活動を行っておりますが、まだ設立2カ月程の団体です。代表である葛巻を始めとする、チームメンバーのこれまでのまちづくりや経済活動の実績を基に活動をしていきます。今後の活動については、下記のような活動を予定しております。
○会が目指すビジョンについて伝える活動
市民の意思を持った行動が応援される社会とはどんな社会なのか?それを皆さんに伝えるべく、対話や、情報発信を行っていきます。会を知って頂く為に、辻立ちも行っていますので気軽にお声をおかけ下さい。
○花巻を良くする政策やアクションプランを対話でつくる
広く市政を考えると、私どもの専門性が少ない分野も多くあります。花巻市内外の様々な人・組織と対話を行い、政策やアクションプランをつくっていきます。対立より共生が我々のゴールです。
○当会から推薦する公職の候補者の選挙運動
今後、当会から推薦する公職の候補者の選挙運動のサポートを行います。地方における、挑戦しやすい選挙のモデル化を目指します。



代表者メッセージ


「そんな事したって変わるわけないだろ」「いいか、選挙は後ろ盾と組織だぞ」私を心配して地元で良識のある方はそう諭してくださいます。それでも今チャレンジしなければならない。なぜなら、皆さんの力が結集されれば、その意志と行動で世の中を変える事ができるんだ!そう考えるからです。
私は、これまで、東日本大震災をはじめとする被災地での復興・まちづくりに関わらせて頂きました。人口が減少し、経済が縮小する中で「これが正しい」という答えを誰かが持っているという状況ではありません。市民ひとりひとりが考え、意思を持って行動していくことが必要です。行政はいわばそういう声を聞いて、市民の活躍を応援する事が必要になってくると考えています。
これまでのまちづくりの中で、国、県、市町村の行政、首長、議員の皆さんや、NPO、企業の皆さんと地域や社会の課題解決に取り組んできました。決して「政治」のプロではありませんが「まちづくり」のプロです。今後人口減少や、経済の縮小が日本全体として進んでいく中で、役所・議会・市民の役割を徹底していかなければなりません。
私も市民活動や、ソーシャルワーク、防災、復興支援については深く取り組んで参りましたが、専門性の少ない部分もあります。様々な機関・組織・個人が総力戦でまちづくりを行っていける地域・社会を目指します。
この政治活動を始めて2カ月程度たちます。本当に現役世代が政治にチャレンジする事の難しさを感じています。政党や、専業の政治家の役割は大きいですが、そこだけが政治をする、そこにだけ任せるというのは、地域で暮らしていると違和感を覚えます。私だけの力では、新しいまちづくりは難しいです。是非皆さん、お力をお貸しください。私もこのプロセスで学んだことは、皆さんにお返ししていきたいと思ってます。一緒に新しいまちづくりのプロセスをつくって行きましょう!
この取り組みはその地域の方たちだけでは、成し遂げる事はできません。皆さんに寄付という形で応援して頂き、大きな力とさせて頂きます!そしてこのチャレンジのプロセスと結果を皆さんにもお返しし、他の地域でのチャレンジの応援とさせて頂きます。日本に応援の循環をつくりたいです!
市民が主体となって一人ひとりが応援されるような社会に向けてどうぞ共にアクションをお願い致します!
寄付金の使い道について
寄付金は、政治団体「葛巻徹と花巻から市民社会を実現する会」の政治活動として使わせて頂きます。具体的には、広報における、SNS、動画配信、印刷物、のぼり、チラシ、名刺などのツールや、事務所家賃です。また、当団体の候補者の選挙活動についても使用させて頂きます。
寄付しやすいクレジットカード決済もありますが、銀行口座への寄付振込も可能です。
政治資金規正法にはいくつかのルールがあり、そちらを遵守して運用して参ります。寄付に進むとそのチェックリストがありますので、チェックボタンを押しながらご確認お願いします(お手数おかけしますが、ご協力よろしくお願い致します)。
○主なルールになります(お申込み時に、チェックボックスにてご確認お願いします)。
・企業、団体による寄付は認められません。
・外国人(日本の国籍を有しない自然人)からの寄付は認められません。
・年度内に一つの政治団体に寄付できる個人の寄付上限は150万円になります。
・50,001円以上の寄付者は、政治団体の収支報告書に氏名・住所等が記載されます。
・50,000円以下の寄付については収支報告書には氏名・住所等が記載されませんが、受領するその他政治活動団体が把握する必要があります(匿名寄付の禁止)
・政治家が選挙区内に住所のある団体や人に寄付をすることは禁じられています。


通常、首長選挙等になると1000万以上使うという事もあるようですが、私たちはICTや工夫を駆使して、今回皆さんから頂いた寄付で取り組んでいきます!
皆さんからの応援が多ければ多い程、様々な資源を活用する事ができます。ネクストゴール挑戦を目指してよろしくお願いします!