葛巻徹と花巻から市民社会を実現する会
任意団体

ローカルから変える!市民主体の政治参加を花巻から生み出すプロジェクト

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支援総額
700,000
23%
目標金額 3,000,000
サポーター
35
残り
25
2025年09月30日 23時59分 まで
岩手県花巻から市内、岩手、東北、日本全国の皆様にお願いです! 政党等の政治勢力の後ろ盾もない、政治家家系でもない、資産を持っているわけではない、無い無い尽くしの40代の普通の一般市民のチャレンジです。 現在、若者をはじめとする現役世代の政治への関心が弱まり(衆議院議員選挙における20代の投票率の推移:昭和55年63.13%:令和6年34.62%)、政治参加の機会が少ない状況では、、民意はなかなか政治に反映されませんし、苦しい生活も上向いていきません。  政党に所属する政治家や資産家など限られた人だけが政治をするのではなく、多様な経験、職歴、ポジションの候補者がチャレンジすることができる環境があることで、より多くの市民へ政治の関心を喚起することや、既存政治家の気づき、政策のバリエーションが豊富になることなどがのぞめます。  普通の市民が地方で政治へ参画するモデルを岩手県花巻市から全国の皆さんと一緒につくりたい。このチャレンジを共に達成させて下さい。
2025-09-05 13:35
魂の応援メッセージを頂いております(高橋博之さん)
私が今の活動をはじめるきっかけとなったと言っても過言ではない高橋博之さん 博之さん個人からメッセージを頂きました! プロフィール 1974年、岩手県花巻市生まれ。青山学院大卒。 代議士秘書等を経て、2006年岩手県議会議員に初当選。翌年以降の選挙では2期連続のトップ当選。震災後、復興の最前線に立つため岩手県知事選に出馬するも次点で落選、政界引退。2013年NPO法人東北開墾を立ち上げ、地方の生産者と都市の消費者をつなぐ、世界初の食べもの付き情報誌「東北食べる通信」を創刊し、編集長に就任。2015ポケットマルシェ設立(現雨風太陽)、代表取締役に就任。 2023年12月18日に東京証券取引所グロース市場に上場。 東日本大震災を機にNPOとして設立された後、株式会社化し、岩手県花巻市に本社を構えています。同社は「インパクトIPO」として、社会性と経済性の両立を目指しています。

 盟友の葛巻徹が来年1月に行われる選挙に出馬すると表明しました。高橋博之は全力で応援することにしました。なぜか。その理由を説明しておきます。

 彼と出会ったのはもう20年も前になります。当時、最年少岩手県議会議員だった僕は毎朝2時間、まちかどに立って演説をしていました。あるとき、演説を終えて後片付けをしていると、ひとりのずんぐりむっくりした男が僕の前にやってきました。それが葛巻徹でした。聞けば、それまで休日はパチンコ三昧の普通のサラリーマンだったのが、子どもが生まれたのがきっかけで、なんとなく社会や政治に関心を持つようになり、その延長線上で僕に興味を持ち、思い切って声をかけてくれたということだったと記憶しています。

 選挙が目前だったので、僕はラッキーと思い、そのまま選挙活動に引き込み、以来、一緒に政治活動や地域活動に汗を流すようになりました。そして東日本大震災が起こり、彼は意を決して脱サラし、被災地復興に東奔西走。やがて地元の花巻でまちづくりに身を投じ、官民をつなぐ新しい公共の分野で経験を積んできました。というのが彼のこの20年間の大まかな歩みです。

 「お任せ民主主義」の観客席の一番奥で頬杖ついて傍観していた普通の男が、恐る恐るグラウンドに降り、やがてフィールドの中でプレーするようになり、ついにはピッチャーマウンドに立つ覚悟を固めた、ということなので、僕としてはこんなにうれしいことはありません。なぜなら、県議時代から今に至るまで、僕が一貫して社会に伝え続けているメッセージは、「観客席からグラウンドに降りよう(他人事から自分事へ)」です。それを地で行くような生き様をしてきた彼を今では仲間としてリスペクトしています。

 とはいえ、最初にこのことを告げられたとき、正直、耳を疑いました。葛巻徹を知っている人はみんなうなづいてくれると思いますが、岩手を代表するゆるキャラの彼は、頭のてっぺんから足のつまさきまでスーパー事務局長的存在です。みんなをぐいぐい引っ張っていくタイプでもまったくなく、弁が立つわけでもない。人知れず裏方に回り、舞台で脚光を浴びる演者のために黙々と作業しているような男です。首にタオルを巻いて、愚痴一つこぼさず。その葛巻徹が市長?と、まるで想像できませんでした。

 しかしその後、1ヶ月間、早朝に歩きながらスマホの画面越しに彼と対話を重ね、考えを改めました。自分が考えていたリーダー像はもう古いんじゃないかと。振り返ってみれば、知事選に落ち、落ち武者のようにして被災地を放浪していた僕が、次の舞台へのきっかけをつかんだのは、葛巻徹がつないでくれた異世界への縁でした。

 都市と地方の分断をビジネスの力で解決したい、という意思はあっても、そのとき持っていた限られた自分のネットワークでは実現可能な方法は見つけられませんでした。でも、彼に大都市のビジネスパーソンという僕にとっては新しい異質な世界とつなげてもらったことでその道は開かれたのです。実際、まさにその出会いが土台となり、その後の「東北食べる通信」、「ポケットマルシェ」、「雨風太陽」と、僕の意思は次々と形になっていきました。葛巻徹がそのとき引き合わせてくれた大塚泰造はNPO東北開墾の理事に始まり、今も雨風太陽の取締役として大きな力になってくれています。

 僕だけじゃありません。岩手の被災地をはじめとする復興の現場や、日常のまちづくりの現場で、僕のようにくすぶっていた人たちの意思は、行政・住民、行政・民間、都市・地方などの異質な世界をブリッジする彼の”つなぎ”によって、一つひとつ花開いていきました。最初の一歩を踏み出す勇気がなかった人の意思、社会に届かない小さな声を張り上げ続けてきた人の意思、自信を持てずに地団駄を踏んできた人の意思たちが。つまり、葛巻徹は様々な背景を持つ名もなき人たちが、観客席からグラウンドに降りられる環境を整備し続けてきた名グランドキーパーなのです。

 社会が縮小し、行財政資源が枯渇していくこれからの時代、自治体は「ひとつの大きな円」という統治システムで市民生活を支える発想から進化し、市民活動という「無数の小さな円」がたくさん生まれ重なっていくダイナミズムをいかに生み出せるかが問われることになるでしょう。一人ひとりができること、やりたいことを持ち寄って、つながりを生む。行政は、住民の「こうやりたい」をかなえるための環境を整え応援していく。関係人口も含めた背景の違う人たちが一緒に取り組むことで深み、厚みが生まれる。そして地域社会に活力が生まれてくる。

 そんなこれからの自治体の役割、地域やまちづくりのあり方について、葛巻徹とあれこれ話していたら、気づけば、確かにグランドキーパーな彼こそが、これからの時代のリーダーに相応しいんじゃないかという気持ちになりました。以上の理由で、今回の花巻市長選挙、僕も観客席からグラウンドに降り立ち、当事者として葛巻徹と一緒にがんばることをここに宣言します。黄色いおじさんの挑戦、どうにかするぞ!

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