みなさんは、いつ「児童虐待」という言葉を知りましたか?
大学2年生。
これが僕が初めて”児童虐待”という言葉を知った時でした。
みなさんはどうでしょうか。
社会に出てから、という方も多いかもしれません。
児童虐待を受けた子どもが亡くなっているニュースを聞くことはありましたが、
どんなことが行われているのかは想像もできず、
身の周りで起こっている出来事ではないと思っていました。
しかし、大学の授業で虐待について学び、児童養護施設で
身体だけでなく心も傷つけられた子どもたちを目の当たりにする中で、
児童虐待がこんなにも身近に溢れている問題なんだと知りました。
「虐待について小学生の頃から知りたかった」
「虐待について知っていれば自分の人生は変わっていたかもしれない」
これは実際に私が子どもから聞いた言葉です。
虐待によって傷つけられていい子どもはこの世にはいません。
虐待は子どもの人生や未来を奪います。子どもの人生は子どものもの。
だからこそ、虐待をなくしたい。
みなさんこんにちは。一般社団法人「Heart resQ(ハートレスキュー)」です!
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私たちは、
えがおで溢れる社会
を実現する為にMISSIONとして
子どもも支える保護者さんがSOSを発信しやすい環境を作る
ことを掲げています。
上記のMISSIONを達成するために
主にHeart resQでは3つの事業を行っています。
・児童虐待予防事業
・子どもの居場所作り事業
・児童虐待防止活動者のコミュニティ事業
私たちHeart resQについてはこちらからもご覧いただけます。
1. 児童虐待予防事業
児童虐待が起きた後の支援もとても重要ですが、Heart resQでは、
児童虐待を未然に防ぐ「予防」の取り組みを特に大切にしています。
児童虐待が起きる前に地域や社会全体が子どもたちとその家庭を包み込むような支援の輪を広げること
それが、Heart resQの目指す予防の形です。
・政策から児童虐待予防を実現する
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児童虐待を未然に防ぐためには、個人や家庭への支援だけでなく、社会全体で取り組むための政策が必要だと私たちは考えています。
Heart resQでは、行政機関と連携し、現場の声を反映した具体的な支援策を提案しています。
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現場で活動する中で得た課題や声を基に、支援が必要な家庭に早期に手を差し伸べる仕組みづくりを目指しており、政策を通じた支援体制の強化は、子どもたちが安心して育つ環境を整えるための根幹であると捉えています。
行政や地域との連携を通して、子どもも支える保護者さんも包括的に支援できる環境を作ります。
・学生を対象としたディスカッションイベントの開催
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児童虐待の予防をテーマにしたイベントを定期的に開催しています。
参加者が虐待の現状や予防策について学び、ディスカッションを通じて意識を深める場を提供しています。
特に学生や若い世代の方々に、問題を自分ごととして考えるきっかけをつくり、次世代を担う支援者や理解者を育てることを目指しています。
イベントを通じて、虐待のない社会づくりの輪を広げていきます。
・メディアやSNSでの啓発活動
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メディアやSNSを活用して、児童虐待予防の重要性を広く発信しています。
具体的には、虐待を未然に防ぐための知識や支援の方法、社会全体でできる取り組みをわかりやすく届けています。
特にSNSでは、多くの人に共感してもらえるようなコンテンツを通じて、問題への関心を高め、行動を促すきっかけを提供しています。
この取り組みが、誰もが虐待を防ぐ一歩を踏み出せる社会につながると信じています。
2. 子どもの居場所作り事業
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子どもたちが安心して過ごせる居場所づくりを目的に、無料のプログラミング教室を奈良県大和高田市「りっぷキッチン」で開催しています。
この教室は、子どもたちにデジタルスキルを学ぶ機会を提供すると同時に、日常の中で自由に集まれる居場所となるよう工夫しております。
教室を通じて、子どもたちが自然に交流し、自分の興味を広げ、地域のコミュニティを再生し、安心できる環境の中で成長できる場を目指しています。
3. 児童虐待防止活動者のコミュニティ事業
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Heart resQでは、児童虐待防止に取り組む活動者が孤立せず、継続的に支援し合える環境を提供するため、専用のコミュニティを運営しています。
このコミュニティは、活動者同士がつながり、日々の課題や悩みを共有し、互いに励まし合える場として機能しています。
孤立することなく支え合うことで、活動を続けやすくし、児童虐待防止の支援の輪を絶やさないことを目指しています。
寄付金について
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一般社団法人Heart resQは、児童虐待の防止と、子どもたちが安心して成長できる社会の実現を目指しています。
皆さまのご寄付は、児童虐待予防のディスカッションやプログラミング教室を活用した居場所づくり、SNSでの啓発活動、地域での講演活動、奈良県での政策提案など、子どもたちの未来を守るための活動に役立てられます。
さいごに
私たちは、本気で児童虐待をなくすために挑み続けています。
その先に描くのは、子どもも保護者も安心してSOSを発信できる環境。
そして、子どもと保護者が互いに笑顔を交わし合える社会です。
皆さまからいただく応援は、私たちの原動力そのものです。
その想いを全力で受け止め、全力で行動し、1人でも多くの笑顔を取り戻すために活動を続けます。
共に、日本の福祉業界を変え、未来を輝かせる力になりましょう!
心を一つに、すべての子どもたちの笑顔のために。
一般社団法人Heart resQ 代表理事 尾上 翼
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