ほくりくみらい基金
公益財団法人

能登の地で最高のパフォーマンスを!アートで感じる喜怒哀楽

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支援総額
217,000
72%
目標金額 300,000
サポーター
25
残り
39
2026年01月31日 23時59分 まで
復旧が進んでもこころは置き去りのまま──。 能登の“見えない被害”に向き合う支援に力を貸してください! 2026年4月、被災された方、能登の方、応援してくださる方を対象に、七尾市でアートイベントを無料開催します。

本プロジェクトについて

このプロジェクトは、公益財団法人ほくりくみらい基金の「プロジェクト応援寄付」の公募助成で採択された「一般社団法人to-art」が実施するものです。
いただいたご寄付は、ほくりくみらい基金を通じて、実施団体(一般社団法人to-art)に助成されます。また、領収書(寄附受領証明書)は当財団から発行されます。

復旧が進んでもこころは置き去りのままー。
能登の“見えない被害”に向き合う支援に力を貸してください!

2026年4月、被災された方、能登の方、応援してくださる方を対象に、七尾市でアートイベントを無料開催します。

震災から、もうすぐ2年。 能登は一見「日常」が戻りつつあります。
しかし、現地で寄り添ってきた私たちには、その日常の下にある深い静かな痛みが見えてきました。

「生活は戻った。でも、心はぽっかり穴が空いたままなんやわ」
「誰にも言えんわいね…ほんとは、しんどいんや」

そんな声を私たちは何度も聞いてきました。表には出ない、誰にも語られない──
孤独、喪失、諦め、虚しさ。その感情は、涙として流されることも、 叫ぶこともできず、 ただ 心の奥に滞留したまま動けなくなっています。

本来、人はー喜び・怒り・哀しみ・楽しさー
喜怒哀楽をありのままに感じながら生きる存在です。

悲しんでいいし、怒っていい。前を向いても、立ち止まってもいい。
どんな感情も「ここにいていい」と思えることが、人間らしさだと私たちは考えます。

だからこそ能登で、安心して喜怒哀楽を心と身体で感じるアートイベントを無料で開催したいと思いました。

生きることは喜怒哀楽を感じること。

心と身体で感情を味わうひとときが、能登の「こころの復興」をそっと後押ししてくれると信じています。

皆さまのご寄附が、その一歩を支える力になります。どうかお力をお貸しください。

イベント内容

□テーマ:こころ復興プロジェクトー 能登で感じる喜怒哀楽 ー               

□目的:アートを通じて今の自分の心にある感情に触れる
   一人ひとりが感じる感情を分かち合う場所をつくる                   

□内容:メインイベント
   葉拓書道家の桜鱗(おうりん)さんの書道パフォーマンス    
   お坊さんによる絵本のよみきかせ
 
   その他                       
   アートセラピー
   ココロデザイン展(個展ブース) 
   感情に触れるワークショップ(複数出店します!)
   キッチンカー出店
   交流スペースを開設

書道パフォーマンス

桜鱗さんからのメッセージ

2024年元旦の震災の経験から、新たに生まれた死生観。
死を近くに感じたからこそ、生きること、生み出すことを渇望し、自らの命の在り方を模索する自分がいました。
そして、書道家としてこんなにもエキサイティングな人生を生きられる喜びを感じながら、日々を送る “今” があります。
葛藤も苦悩も幸せも、全てが生きているからこその醍醐味。

感じる全てが生きる証です。
感性を揺さぶるようなパフォーマンスを皆様にお届け致します!


葉拓書道家【桜鱗 Ourin】WEBサイト:https://ourin-shodo.jimdofree.com/

お坊さんによる絵本のよみきかせ

江尻さんからのメッセージ

前回の「喜怒哀楽展」では、「喜」「怒」「哀」「楽」をテーマに絵本を選んでよみきかせを行いました。
「喜」・「楽」をテーマに『にじいろのさかな』という作品を読みました。
虹色の魚が、ある出会いのなかで深い喜び、楽しさに気が付き、孤独が溶けていく…。

また「怒り」について『ムカムカドッカーン』という絵本の読み聞かせをしました。
この作品は、フランスの小学校などに置かれ、子どもたちに怒りの感情について伝えるための絵本として永く読まれ続けているそうです。1日中、嫌なことが続いた少年の体から
「怒りのバケモノ」が生まれて…といった怒りに翻弄される少年と、それを見守る父親の物語。

「喜び」「楽しみ」は、良いこととして捉え、「怒り」「哀しみ(悲しみ)」は負の感情として、あってはならないこと、消してしまいたいことに捉えがちですが、人間ならば誰もが、この「喜怒哀楽」を抱えて生きています。怒り、哀しむ自分も大切な自分なんだということを感じてもらえたら…。そう思ってこの絵本を読みました。

好きな自分も、嫌いな自分も本当の自分で、大切な自分。

絵本のよみきかせを通じて、子どもや大人とそんなことを感じ合っていければと願っています。

今回の喜怒哀楽展では、絵本の展示も行います。子どもたちは、ぜひ手に取って絵本に触れ、声を出して読んだりしながら絵本と遊んでみてください。
大人の皆さんも、子どもの頃に読んだ絵本との再会に、懐かしさを感じていただければと思っています。

実施体制・寄付金の使い道について

本プロジェクトは、一般社団法人 to-art のメンバーを中心に、地域のみなさんの協力を得て実施します。

【実施体制】
・スタッフ 4名(企画・全体運営・進行管理)
・アルバイト 2名(受付・運営補助・駐車場誘導)
・出演者・講師(書道パフォーマンス、絵本のよみきかせ、音楽、各種ワークショップ)

少人数ですが、心理・福祉・アートの専門性を生かし、丁寧に運営します。

【寄付金の使い道】 
ご寄附はすべて、能登の方々に「こころの復興」を届けるために大切に使わせていただきます。

<イベント運営費>
・会場使用料・設備費
・音響・照明・舞台準備などの機材費
・運営スタッフの活動協力費(人件費)
・アルバイトスタッフの謝礼

<アート・表現プログラム費>
・出演者・講師の活動協力費(交通費・準備費・適正な謝礼等)
・ワークショップで使用する材料費
・パフォーマンスの制作費(書・音楽・演出等)

<広報・参加支援にかかる費用>
・広告宣伝費(チラシ・WEB、SNSコンテンツ制作)
・備品の購入・レンタル費
・高齢者や子どもなど、参加が難しい方へのサポート費

いただいた寄附は、以上の目的以外には使用いたしません。

あなたの寄付で出来ること

能登声援コース 3,000円
 大きな声でなくていい。
 “ここにいるよ”という小さな灯りが、能登の心にそっと寄り添います。

能登大声援コース 5,000円
 もう一歩、そっと背中を押す支援。
 会場づくりや安全な運営に、確かな力を届けてくれます。

喜びいっぱいコース 10,000円
 アートに触れた瞬間に生まれる小さな喜び。
 その喜びが、能登のまちに広がるための大切な支えになります。

 ・怒ってもいいよコース 15,000円
 心の中にある“抑えてきた感情”に寄り添うための支援。 
 安心して感情を表現できる場づくりに直結します。

哀しみは続かないよコース 30,000円
 深い喪失や孤独に寄り添い、静かにそれを受け止める文化事業を継続する力になります。

 ・楽しみたくさんコース 50,000円
 この企画全体を支える“要”の支援。
 能登に、もう一度「楽しむ」感覚を取り戻す文化の種まきとなります。

活動の背景、社会課題について

私たちは発災直後から現在まで、七尾市中島町で心に寄り添うボランティア活動を続けてきました。
震災から約2年。道路やインフラは整い、地域には「頑張ろう能登!」という前向きな空気も広がっています。

けれど、その陰で――
笑顔の裏に、深い寂しさや孤独を抱えている人がいる。
そんな現実に、私たちは気づき始めました。

前を向くことが「当たり前」「がんばらなければいけない」
そうした雰囲気そのものが、実は被災された方を苦しめているのではないか。
そう感じたのが、この活動の原点です。

おばあちゃんとの出逢いが教えてくれたこと

活動の中で、一人のおばあちゃんに出会いました。
家を失い、畑を失い、大切な家族とも別れ、それでも懸命に毎日を生きている方でした。
お話を深めていく中で、涙を流しながらこう話してくれました。

「ほんでも、楽しいことがないとつまらんからね。残されたもんは生きていかんなん」

そして最後に、静かにこう言いました。

「まあ、こんなもんや」

前向きとも、あきらめとも言えない言葉。
そこには、口に出せなかった本当の苦しさ、誰にも見せられない深い哀しみがありました。

そして、
「哀しみを感じてしまうと崩れてしまうから、感じないようにしている」
そんな切実な思いを感じました。 

自分の感情を表すことができず、心だけが置き去りになってしまっている。
“こころ”だけが復興から取り残されているのです。

言葉にできない哀しみや孤独が確かに存在している。
私たちは、それを見過ごしたくはありませんでした。

見えない心の被害──口にできない苦しさが積み重なっている

「能登は優しや土までも」という古くからの言い伝えがあります。その言葉の通り、 つらさがあっても、相手のために笑顔をつくる―そんな姿を何度も見てきました。

しかしその優しさゆえに、誰かを気遣い、自分の痛みを隠し、弱音を飲み込んでしまう。
その結果、 “前へ進む” という言葉の陰で、心が置き去りになっている人がたくさんいるのです。 

これは、長期的にみて心身の不調、社会参加の低下につながる深刻な社会課題です。

 人には喜怒哀楽があります。
喜びも哀しみも、怒りも、楽しさも、すべてがつながり合いながら生きる力になります。

しかし能登では今、 哀しみや痛みを感じる余裕さえないほど、前を向かなければならない現状があります。それは、とても苦しく、孤独なことです。

では、どうすれば良いのか。 私たちだからできる形で、寄り添う方法はないのかー。
私たちは、たどり着きました。

 アートは、ありのままの感情に触れる“扉”になる

アートには、言葉では言えない感情を映し出し、抱えた気持ちをそっと外に出す力があります。表現すること・創ること・感じることは、感情の扉を開く確かな手段です。

実際に能登でのワークショップでは、普段気持ちを語らない方が涙を見せたり、「やっと話せた」と言ってくださる場面が増えています。

これは必要な支援であり、効果がある支援です。 

だからこそ、能登のみなさんに心の中の喜怒哀楽を、アートを通して体感してほしい。
そう強く思いました。

前を向いている人。
立ち止まっている人。
まだ振り返ることしかできない人。
そのすべての感情に、正解・不正解はありません。 

能登の人が、強がらなくていい日があっていい。
立ち止まってもいい。泣いてもいい。笑ってもいい。
「これでいいがや」と言える場所を。
そのすべてを自然に受け止められる場所を私たちはアートの力でつくります。
必要なのは「感情を取り戻す場」です。

今の能登には、
・感情を安全に表現できる場所
・哀しみを安心して吐き出せる場所
・一人で抱え込まなくていいと感じられる場所
が、圧倒的に足りていません。

だからこそ私たちは、アートを通して感情に触れる “こころの復興プロジェクト” を立ち上げました。
人が、“もう一度生きる力”を取り戻すための、最も本質的な支援です。

そして、見えない被害にこそ支援が必要です。
あなたのご支援が、能登の方の “こころ” を支えます。
どうか、この活動を一緒に支えてください。

活動・団体の紹介

一般社団法人to-artは、アートを通じて人々の心の健康や自己表現を支援し、心豊かな社会を実現することを目指し設立しました。アート×心理学を軸として、一人ひとりがアートに触れて心と対話をすることを理念に様々な活動を行っています。

心理カウンセラーである代表理事の竹内は、カウンセリングを行う中で、感情迷子になっている人が多いことに気づきました。

自分がどう感じているのかわからないー。
怒り・悲しみをそのままに感じる人が少ないこと、喜びや楽しみをからだとこころで感じることに抵抗がある人ー。
そして、負の感情は良くないものだと思う方が多いことに疑問を抱きました。

喜怒哀楽は、人間に備わっている当たり前の感情。どうしてそれが良くないのでしょうか。

「自分がどんな感情があるのかさえ気づかない人がいるのであれば、感じる機会をつくろう!」

そして、
音楽や演劇などのアートを通して、自分の中にわき出る感情を否定することなく、五感を使ってありのままに、そのままに感じてほしい!

そんな想いから団体はスタートしました。

2025年4月、『喜怒哀楽展~山間のお寺で感情のアートに触れる~in 慶専寺』を開催しました。大変多くの方にご来場いただき、改めてアートの力を感じました。

メンバーは、心理カウンセラー、僧侶、理学療法士、社会福祉士といった個性豊かな専門職集団としてチームで活動を行っています。

アートがもたらす効果は心身の健康増進や思考力・表現力の育成、自己理解の深化など多岐にわたります。

みんなちがってみんないい。

一人ひとりが感情をありのままに感じ、心を豊かに互いに認め合える社会を目指しています。

団体ウェブサイト:https://kokoro-design-cafe.jp/to_art/

スタッフ紹介

前回の喜怒哀楽展の様子

2025年4月、喜怒哀楽展~山間のお寺で感情のアートに触れる~in 慶専寺 開催。
山間のお寺で、ライブペイント、絵本のよみきかせ、喜怒哀楽を感じる体験型ワークショップ、トークセッションを開催し、多くの方にご来場いただき大好評でした。

「ライブペイントに見入って心が無になった」
「こどものころ、母に読んでもらった絵本があった。亡き母を思い出した」
「怒ったり悲しんだりするのは当たり前の感情なのに、ないものにしていた」

など、参加された皆さんお一人おひとりがご自身の心に矢印を向けてくださいました。

民族楽器(ディジュリドゥ、シュルティボックス)とライブペイント
民族楽器(ディジュリドゥ、シュルティボックス)とライブペイント
桜鱗さんの書道ワークショップ
桜鱗さんの書道ワークショップ
絵本で感じる喜怒哀楽ブース
絵本で感じる喜怒哀楽ブース
ハーブティーワークショップで感じる喜怒哀楽
ハーブティーワークショップで感じる喜怒哀楽
トークセッション『アートと心理』
トークセッション『アートと心理』
喜怒哀楽展~山間のお寺で感情のアートに触れる~in 慶専寺 チラシ
喜怒哀楽展~山間のお寺で感情のアートに触れる~in 慶専寺 チラシ

前回の喜怒哀楽展WEBサイト
https://kokoro-design-cafe.jp/to_art/kidoairakuten/

代表者メッセージ

一般社団法人to-art代表理事の竹内佳代です。

大学院で臨床心理学を学び、心理カウンセラーとしてカウンセリングをしてきました。
主に箱庭療法やアートセラピーといったイメージを扱うカウンセリングをする中で、アートの持つ治癒力の高さを幾度も経験してきました。

表現すること、創作をすること、アートに触れること。これらはすべて自分の心との対話です。自分は今どんな気持ちなのだろう?私はなぜ悲しいのだろう?と、感情にフォーカスして自分の心と対話をする。その方法としてアートはとても優れていると思います。

アートは自分自身を知り、心を救う。その可能性を信じて3人の仲間とともに設立しました。
能登では今でも自分の気持ちに素直になれずに苦しんでいる方が多くいます。

心と身体で感じるアートを通じて一人ひとりが自分に正直であってほしい。

最高のパフォーマンスを能登の地でみなさまにお届けしたい!
あなたの応援が能登のみなさまのこころの復興の一助になります。
どうぞよろしくお願いいたします!

応援メッセージ

今後の展望

 プロジェクト終了後は、喜怒哀楽展の継続的な開催、講演会の実施などを予定しています。喜怒哀楽展は、「地域の皆さんがアートを通じて、それぞれの感情を分かち合う場所」としての機能も果たしていきたいと考えています。また、精神的な健康やウェルビーイングの向上、さらには社会全体の包摂性の拡大へとつなげていきたいと考えています。

本プロジェクトについて

このプロジェクトは、公益財団法人ほくりくみらい基金の「プロジェクト応援寄付」の公募助成で採択された「一般社団法人to-art」が実施するものです。
いただたご寄付は、ほくりくみらい基金を通じて、実施団体(一般社団法人to-art)に助成されます。また、領収書(寄附受領証明書)は当財団から発行されます。

【税制優遇について】
当財団は、石川県知事より公益財団法人として認定を受けていますので、本プロジェクトへのご寄付についても税制優遇を受けられます。(当財団から発行される領収書を添えた確定申告が必要です)
また、法人からのご寄付においても税制面での優遇措置があります。
詳しくは、国税庁のページをご覧ください。
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/1266.htm

【個人情報提供について】
ご支援者様の情報は、公益財団法人ほくりくみらい基金より実施団体に共有し、今後は実施団体からも直接ご案内をお送りいたします。ご寄付のお申し込みが完了した時点で、個人情報提供について同意したものとみなさせていただきますのでご了承のほどよろしくお願いいたします。

公益財団法人ほくりくみらい基金
お問合せフォーム:https://app.jibun-apps.jp/form/f33e9f38-4a14-468c-954c-4c74f499c1a1/new
プライバシーポリシー:https://hokuriku-mf.jp/privacypolicy/

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当たり前の感情をそのまま感じるコースです。手書き御礼メッセージ、 to-artに込めた想いフォトメッセージ、SNS名前記載(希望者)
哀しみは続かないよコース
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哀しみは共感の力になるコースです。動画御礼メッセージ、to-artに込めた想いフォトメッセージ、SNS名前記載(希望者)
楽しみたくさんコース
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喜怒哀楽を心と身体で感じるコースです。動画御礼メッセージ、to-artに込めた想いフォトメッセージ、SNS名前記載(希望者)、ファンミーティング参加券(交流会ご招待♪)
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