世界でも特に豊かな森が広がるボルネオ島。
ここにはオランウータン、テナガザル、マレーグマ、サイチョウなど、貴重な動物たちが暮らしています。
しかし違法取引や森林伐採により、毎年多くの動物が住処を失い、人間に襲われたり、違法ペットとして囚われることもあります。
現地の保護センターで救助された動物たちは、治療を受け、森で生きる術を学び直します。
けれども、保護だけでは不十分です。森に帰るための“練習の場”が必要であり、一方で森に戻れない仲間には安心できる“終の棲み家”も欠かせません。
そこで私たちは、檻ではなく水路で森を区切り、人工の「島」として動物たちが自由に暮らせる環境を整える「命をつなぐ島」プロジェクトを進めています。
皆さまのご支援で、この島を完成させ、野生動物に再び自由を届けたいのです。