「ぼくには一生、勉強するチャンスは来ないと思う。」
路上で雑巾を売る9歳のアロン(仮名)の言葉です。
学校へ向かう同年代をうらやましく思いながら、今日も空腹のお腹を押さえて橋の下で眠ります。
学校に行けない理由は、鉛筆1本、ノート1冊が手に入れられないこと。
それだけで、学ぶことを諦めざるを得ない子どもたちがいます。
しかし、学用品の提供に加えて、復学手続きのサポート、家庭との対話、そして子どもたちに学ぶ意欲を促す「路上教育」をすることで、
アロンのような子どもの未来を、確かに変えることができます。
フィリピンでは6月から新学期が始まります。
この瞬間を逃せば、次のチャンスは1年後――
どうか、子どもたちの未来をつなげてください。