「ぼくには一生、勉強するチャンスは来ないと思う。」
路上で雑巾を売る9歳のアロン(仮名)の言葉です。
学校へ向かう同年代をうらやましく思いながら、今日も空腹のお腹を押さえて橋の下で眠ります。
学校に行けない理由は、鉛筆1本、ノート1冊が手に入れられないこと。
それだけで、学ぶことを諦めざるを得ない子どもたちがいます。
しかし、学用品の提供に加えて、復学手続きのサポート、家庭との対話、そして子どもたちに学ぶ意欲を促す「路上教育」をすることで、
アロンのような子どもの未来を、確かに変えることができます。
フィリピンでは6月から新学期が始まります。
この瞬間を逃せば、次のチャンスは1年後――
どうか、子どもたちの未来をつなげてください。
2025-07-16 11:26
活動報告会を開催 ~事務局長がフィリピンの「リアル」な声と現状をお伝えしました~

先週、2024年度のフィリピン事業報告会をオンラインで開催し、35名の方にご参加いただきました。報告会では事務局長の福田より、路上の子どもたちが置かれた状況や、その子どもたちに対するアイキャンの活動とそれによる変化などについて、実際の声や写真、動画を交えながらお伝えしました。参加者の方からは「路上で生活している子たちの立場になって考える貴重な機会になった」「活動を通して子どもたちが自分の可能性に目を向けられるようになっていっている点が印象に残った」などの感想がありました。
私たちには、全ての子どもが置かれている厳しい環境を変えるだけの力はありません。しかし路上教育に参加した子どもたちは、自らの状況を客観的にとらえ、それをどう乗り越えるかを自分で考えるなど、強さやたくましさを見せてくれます。子どもたちとともに明るい未来を実現させられるよう、引き続き活動への応援をよろしくお願いいたします!

10,000円寄付コース
金額10,000円 |
・お礼のメール
・寄付金領収書
・アイキャンからの感謝のお手紙
・元路上の子どもが描いた絵のポストカード
※郵送物はいずれも2026年1月の発送を予定しております。

10,000円寄付コース
金額10,000円 |
・お礼のメール
・寄付金領収書
・アイキャンからの感謝のお手紙
・元路上の子どもが描いた絵のポストカード
※郵送物はいずれも2026年1月の発送を予定しております。