私たちが向き合う深刻な課題
~夢を持つことができない、路上の子どもたち~
幼い時から学校に通えず、路上で仕事をせざるを得なかった子どもたちは、本来子どもが享受すべき経験や体験から排除されてきました。
また、自身の周りに路上生活以外の選択肢を提示してくれるロールモデルがいません。
そのため、路上以外の生活の選択肢を想像できず、将来の夢を持つことができない状況に置かれています。
見えた希望の向こうに潜む、夢を打ち砕く大きな壁
認定NPO法人アイキャンが運営する「子どもの家」での生活や、路上生活から脱出して自身でビジネスを運営するカリエメンバーとの関りを通して、夢を持ってもいいんだと子どもたちは思えるようになってきました。
しかし、フィリピン政府は施設での生活を原則3年以内と推奨しており、施設から退所後は、頼りにできる大人もおらず、政府からの支援も不十分です。
家族の元に戻れたとしても、家族を支えるために再び路上で働かざるを得なくなる恐れがあります。
そのため、ようやく持てるようになった夢を、子どもたちは再度諦めることを強いられてしまいます。
アイキャンは諦めない
「子どもの家」の子どもたちが、退所後も夢を諦めずに、自分の夢を追い続けられる社会をつくるためには、子どもたち自身が社会で生きていく力を身につける必要があるとともに、路上の子どもたちの選択肢を社会に増やす、政府のサポートを充実するなどの取り組みが必要です。
その大きな目標を叶える第一歩として、
今回、「子どもの家」の子どもたちが、社会で生きていくために必要な知識や力(お金の管理、計画を立てること、社会保険の仕組みなど)を養う研修を実施します。
そのためには、年間約80万円(研修費や教師の雇用費等)の継続的な収益の確保が必要です!
日本にいても、できることはある!
毎月寄付するマンスリーパートナーになることで、「子どもの家」の子どもたちの「未来」を応援することができます!
新たなマンスリーパートナーが50名集まることで、「子どもの家」の子どもたちが、夢を諦めくてもいい社会をつくるための第1段階の目標を達成できます。
あなたが、毎日のおやつ代(1日あたり100円)をマンスリーパートナーとしてのご寄付に回す行動を取ることで、生まれた環境によって夢を諦めざるを得ない子どもがいない社会に近づくことができます。
一人ひとりの力では達成が難しい目標でも、みんなの力を持ち寄れば、大きな力になり、社会を変えることができると、私たちは信じています。
児童養護施設「子どもの家」を退所した子どもたちが、夢を諦めなくていい社会をつくるために、アイキャンとともに活動しませんか?
活動・団体の紹介
認定NPO法人アイキャンは、一人ひとりが本来持つ力を十分に発揮でき、それぞれの「できること」を持ち寄って、課題の解決に向けて行動できる社会の実現を目指す国際協力NGOです。1994年に設立され、フィリピンを訪れた一人の会社員が子どもたちの置かれた現状を目の当たりにして、「何かできることがあるはず」という思いから始まりました。人々の「ために」ではなく「ともに」という価値観を大切にして活動しています。
寄付金の使い道について
児童養護施設「子どもの家」で生活する子どもたちが、社会で生きる力を育むために必要な研修費、スタッフ雇用費(研修担当)に充てます。