みなさんは、マグロはお好きですか?
静岡県焼津市は「さかなの街」として有名ですが、多くのマグロは南太平洋・インド洋などで獲られます。
漁船でもインドネシアやフィジーなどの外国人船員が多く働いています。
水揚げされたマグロは、焼津の工場で働く日系ブラジル人・フィリピン人などによって加工されています。
日本人の食卓は、外国人によって支えられているのです。
日本語が全く話せない状態で来日した子供は、短期的な日本語指導を経て、地域の小中学校に通います。
友達と遊んだり、学校生活を送るための「生活言語」は、1~2年で習得できますが、読み書きなど教育を受けるための「学習言語」は適切な指導の下でも5~6年かかると言われています。
私たちは、2014年からこのような子供たちの学びをサポートし、彼らの居場所(サードプレイス)を提供するために、毎週土曜日の集住地区での教室と、長期休みごとに市内外から多くの子供を集める「しゅくだいひろば」という活動を行っています。
またここでは、大人と共に、中高生・大学生が「先生」として、子供たちに勉強を教えます。
学生は活動を通して「人に教えることの難しさ」 「母語で学べる環境がいかに恵まれているか」また「人の役に立てるためにどうしたらいいか」等ということを学びます。
もし、私たちの活動を「ステキだな」」と思ってくれたら、応援お願いします。