このプロジェクトに関心を寄せてくださった皆さまに、心から感謝いたします。
競馬産業では、毎年7,000頭以上のサラブレッドが生み出されます。
本来、馬の寿命はおよそ28年。
しかし競走馬の多くは5歳前後で引退を迎え、その後は肥育場へ送られ、
やがて屠殺され食肉として流通していきます。
引退後にセラピー活動や乗馬クラブ、繁殖馬などの“セカンドキャリア”を
得て生き続けられる馬は、ほんの一握りにすぎません。
たとえ新たな役割を与えられたとしても、加齢や体調の変化、施設の閉鎖などにより、
最期まで穏やかに暮らせる馬はごくわずかです。
私たちは、そうした“まだ生きられる命”に対して、
安心して暮らせる居場所をつくりたいと願っています。
毎日の飼料や医療、施設の整備・管理には継続的な費用と支えが欠かせません。
そして何より、保護された馬たちが再び人とふれあいながら生きる
「第二、第三のキャリア」を歩める社会の仕組みを広げていきたいと考えています。
まずは彼ら自身で日々の糧を継続的に得られる環境づくりが目標です。
そのための環境整備を進めるため、賛同いただける方々の御支援お待ちしております。