国際会議の場では、特に欧米に本部を置く国際NGOの声が大きく、日本を含めアジアの実情が伝わらず、機会を逃していることが多いのが実情です。今回の「COP15」では、次の「生物多様性保全のための枠組み」が決定されると見込まれるなか、アジアの連携とリーダーシップ、日本の存在感が期待されています。
IUCN-J(国際自然保護連合日本委員会)では、絶滅の恐れのある生物リスト(IUCNレッドリスト)などを作る世界最大の国際ネットワークの一員として活動するIUCN加盟NGOの若手スタッフやユース団体に国際会議に参加する機会を与え、情報収集や発信、世界の専門家・団体との交流などを経験することから、次の世代へ知識や経験の継承を目指します。
今回、2022年12月カナダで開催される「COP15」に参加するユースたちへの支援をお願いいたします。