日本聴導犬協会
社会福祉法人

全国への聴導犬と介助犬育成を、一緒に支えてください

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聴導犬、及び介助犬の育成を通して、障がいのある方との「共感、協働、共生」により 「障がい者の、障がい者による、障がい者のための補助犬育成」をめざす 日本聴導犬協会の指針は、いつもユーザーの声の中に。 (1) 障がいのある方の社会参加を促進する 「訓練側の理想ではなく、障がい者のニーズにそった補助犬育成」をめざし、人と動物が共に暮らし、障がいのある方の自律と社会参加を促進する支援を使命としております。 2)動物福祉が活動の両輪 補助犬の候補犬を、主に『捨てられたり、飼い主の見つからない保護犬』から選ぶ、 動物福祉の側面も持ちます。 (3)障がいのある方の職域の拡大 ユーザーの日本聴導犬協会への積極的雇用により、障がいのある方の補助犬訓練士、補助犬カウンセラーなど使い手の声が生かせる補助犬育成事業を実践していきたいと思います。 聴導犬・介助犬ユーザーの雇用と能力の活用を常に念頭に置き、これまでに「日本聴導犬協会役員」として運営への意見の反映および「協会常勤スタッフ」としての雇用。業務委託として「PR活動」「サイト作成補助」「協会犬用コートや衣類作成」などをお願いしてきました。 これからも、障がいのある方たちとの「共感、協働、共生」を目指してまいります。

活動・団体の紹介

はじめまして。日本聴導犬協会と申します。長野県宮田村に本部を持ち、2008年からは東京支部(八王子市所在。東京都登録)と、関西事務所(兵庫県芦屋市)の3カ所での運営を行っております。
 みなさまからのご支援により、日本聴導犬協会は「保護犬からの聴導犬育成」を使命に、長野県伊那保健所の推進を受け1996年に発足しました。以来29年間、北海道から沖縄まで全国規模で、「聴導犬」を無料貸与してきました。

 2001年からは、重複障がい(聴覚と肢体障がい)の方からのご要望で、主に車椅子使用者など、身体が不自由な方の生活の補助をする「介助犬」育成を開始しました。貸与後も、「聴導犬」「介助犬」のアフターケアを無料で継続しております。
 おかげさまで、これまでの活動の結果、聴導犬の育成団体としては、日本で初めて2004年に、「訓練」と「認定」のできる厚生労働大臣指定の公益(社会福祉)法人となり、2010年から厚生労働省の所管※となりました。(※社会法人法の改正(2017年)により、厚生労働省所管ではなく、長野県の所管に移行しました)。

活動の背景、社会課題について

「聴導犬」は、耳の不自由な方にドアベルや目覚まし時計の音を知らせたり、家族を呼んでくるなど、生活で必要な音を報せることで、聴覚障がい者に安全と安心をもたらします。

 「介助犬」は、身体の不自由なユーザーさんに、落とした物を拾って手渡したり、手の届かないリモコンや電話の子機等を手元に運んだりします。ユーザーさんの生活の不便を解消し、安全な日々を送れるような補助をします。

「介助犬」のユーザーさんの障がいの種類は様々で、その度合いも異なります。「介助犬」は、個々のユーザーさんの障がいに合わせたオーダーメイドの補助犬といわれています。
 「聴導犬」「介助犬」共に、育ての基本は「愛情」「信頼関係」「ユ-ザーさんが理想とする聴導犬・介助犬育成」です「介助犬」のユーザーさんの障がいの種類は様々で、その度合いも異なります。

「介助犬」は、個々のユーザーさんの障がいに合わせたオーダーメイドの補助犬といわれています。
 「聴導犬」「介助犬」共に、育ての基本は「愛情」「信頼関係」「ユ-ザーさんが理想とする聴導犬・介助犬育成」です。

活動内容の詳細、実績について

① 候補犬選びや子犬購入、育成(フード代、医療費、犬具、健康保険代、候補犬とユーザー希望者さんとの合同訓練費用など)、認定、実働、引退後(高額医療費負担)など、誕生から終生までの育成費用
② 10頭の候補犬を訓練しても、補助犬になれるのは2~3割程度ですので、その分のコスト
③ 社会化中の子犬、訓練犬、引退犬やキャリアチェンジ等合計40頭前後が常時所属、その分の訓練施設維持管理費など
④ 全国各地で活躍する聴導犬・介助犬の使用者への無料貸与・無料アフターケアの実施
 以上、候補犬が貸与したのちも、年数回のアフターケアなど、補助犬が活動できる約10年間にわたり、補助犬の引退後から死ぬまでの老犬の高額医療費などを含めると1頭の補助犬への責任として350万円~400万円以上がかかるのです。たとえ、行政から委託金を得られたとしても補助犬の育成費用には、足りないのが現実です。
 期待していた政府の「持続化給付金」も、寄付金・募金の減収は対象とならないために、日本聴導犬協会のような補助犬育成団体は該当しないことになります

代表者メッセージ

無料で貸与する聴導犬&介助犬育成事業を通じて、障がいのある方との『共感・協働そして共生』が、日本聴導犬協会の使命です。もう一つの使命として「保護されたり、譲渡された犬たちの『命と才能』をいかす聴導犬育成」を創設から30年間継続してきました。
聴導犬は、聴覚に障がいのある方に生活で必要な音(ドアベル、目覚まし時計で起こす、離れている人を呼ぶ声など)を報える聴導動作で、24時間体制の安心と安全を提供します。
介助犬は、肢体に障がいのある、主に車椅子使用の方の生活の補助(落とした物を拾う、脱衣、ドアの開閉など)となる介助動作をします。
聴導犬&介助犬共に、障がいのあるユーザー様の生活への補助動作に加え、仲間としての心の支えとなり、生きて行くエネルギーにもつながっていきます。さらに、聴導犬は背後から迫る車や自転車の気配を教えて事故を回避した事例があがります。見えない障がいである聴覚障がいを、聴導犬を同伴することで周囲に伝え、自主的なお手伝いを喚起するリスクコミュニケーター(災害時の意志の伝達役)にも、注目されています。
日本聴導犬協会は、1996年から福祉と動物愛護の先進国であるイギリス聴導犬協会のアソシエートとして、英国式の福祉団体の運営と、犬の訓練方法を継承する団体です。
常に、ユーザー様のハッピーとQOL向上のために、質の高い聴導犬&介助犬育成を進めてまいります。また、2018年からは、超高齢社会の日本の一助となるよう、『シニア(65歳以上)サポート犬』の訓練指導を65歳以上の飼い主様に提供しています。愛犬に、ご自身の生活の補助(無くしたメガネを探す。置き忘れた携帯を見つける、脱衣、ドアベルを教える)をしてもらう訓練指導をさせて頂いております。
日本聴導犬協会は、聴導犬&介助犬育成と共に、できることを淡々と、着実に推し進めることで、より良い日本の構築に務めてまいります。
皆様からのご支援を、なにとぞよろしくお願いいたします。

厚生労働大臣指定法人
社会福祉法人 日本聴導犬協会
※日本聴導犬協会はADI(世界最大の補助犬育成団体の総称)による国際認定において2023年度GoldSeal(最高位)に選ばれました。

寄付金の使い道について

みなさまからのご寄付は、「聴導犬」「介助犬」育成事業のみに遣わせていただきます。
・候補犬の食費(ドッグフード、野菜、ヨーグルト、魚、肉、サプリメントなど)の購入費
・候補犬および引退犬などの獣医療費
・貸与に至る訓練費用:希望者との合同訓練費用と自宅指導費と旅費交通費。認定試験受験費用。 
・貸与後のアフターケア費用:貸与後約10年に渡る、自宅指導およびアフターケア費用など。

団体情報
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コングラント」で作成されています。
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